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レッドドラゴンの思惑とは


さっそくミアが編み出した魔法陣を使いながら魔鉱石を大きくする作業に取り掛かった

繊細な作業であるのと失敗し1度崩れると元に戻すのもまた大変なためハリーは苦戦している


ミアはずっとその作業をひとりでこなしていたがレオが共同研究として参加してくれてからスムーズに進んでいったのだ

レオは天才というだけあってミアがミスしそうなときにフォローをしたり、的確な指示をしていた

きっとハリーに対しても素晴らしいフォローをするだろう



(アースキン様から受けたレッドドラゴンの報告内容…謎の行動が気になる…)



暇を持て余したミアはハリーに見つからないようゴロゴロしながら報告書の続きを読んでいた

どうやらレッドドラゴンは飛び回っているようだがその場での旋回のようだ

レオに片翼を撃ち抜かれたため長い時間は飛べないらしい

身体の再生は早いものの翼は例外なのだろう

飛んだあと地面に降り立ち徘徊

立ち止まっては地面に何かしている可能性があると書いている

その場からレッドドラゴンが去ったあと近くの街の憲兵が確認すると、その地面にはレッドドラゴンの手形が残るのみだそうだ



(足跡ではなく手形…?手形が残るほどの衝撃を地面に撃ち込んだ?何が目的なの…?)



まだその1件しか確認されていないので情報が少ない

また報告があればまた分析するしかない



(この研究が完成するまでは事が大きくなりませんように…鱗さえ返せばきっと…)



鱗を返してレッドドラゴンがすぐに落ち着くのかは分からない

もしかしたら気が済まず戦うかもしれない

ただ今の状況より遥かに良いだろう

その為にも人為的に魔鉱石を大きくしクリスタルもどきを作る

国王であるエドワードにもこの研究はすでに共有しており、必要な魔鉱石の手配をしてくれている

期待に応えるためにも研究を進める必要があるのだ



(この身体もなんとかしないとな…)



なにもできないことで不甲斐なさを感じる

自分の魔力を込めた水晶があるので

時間を見つけて取りに行こう

自分でもその魔力を使い解析できるか試すのだ

早く元に戻って研究に加わろう



「ハリー、もう少し魔力を注ぐ量を減らせ。ゆっくりじゃないと溢れてしまい調整しづらい」



「はいっ!なかなか難しいですね…ラッセル様とミア様ってほんとすごい…」



そうは言ってもハリーは言われた通りに魔力量を減らしながら様子を見ているので筋は悪くない

レオもそれ以上は口を出す必要がなかったのか自分の分を淡々とこなす



その研究が続いて2週間、レッドドラゴンが別の場所でまた現れたとの報告があった

そこもまた、レッドドラゴンの手形が残っていた

念の為魔術師を派遣したところ

魔力の痕跡が感じられ魔法陣を使ったのではないかと新たな情報が入る




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