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今後②


「ハワードの罪状と本人へ告げる対処について話しておこう。宝具の出処を探したところハワード家で管理していたものだとわかった。」



(私が宝具を使われたと報告して1時間位しか経ってないのにもう分かったの?)




今はまだ昼前であり午後から王城へ向かう予定である

昨日レオが結界維持、レッドドラゴンの撃退を対応したため今日の午前休みをもぎ取ったらしい

その間に情報収集したというのだから天才としか言えない

そんなことを考えながらミアはソファでゴロゴロしていた



「ハワード家は魔力を封じる宝具と把握しているから魔力を封じられた件は隠すことができない。だが魔力を使えない宮廷魔術師だと分かれば貴族バカどもはこれ幸いと責め立ててくるだろう。」



たしかに箝口令を敷いたとしてもハワード家を処罰すれば経緯が漏れる可能性がある。さらにハワード家が何をしたのか、という点も疑念は生まれるだろう。



「そこでだ。1度お前は魔力を封じられたことにする。それをすぐに解決し復帰。お前の替え玉を研究室に篭もらせ、いかにも問題がないと見せる」



「にゃう〜(ほえ〜)」




なるほど

それなら貴族達も指摘しづらいし

普段からミアは研究室に篭りがちのため怪しまれることもない

その流れは納得いくものだ



だがしかしなぜ平民上がりの小娘にここまでしてくれるのだろうか?

ミアはゴロゴロしていた態勢から起き上がりテーブルに飛び乗る

文字表を使い質問をぶつける



【なぜここまでたいおうしてくれるのですか?】



聞かれると思っていなかったのかレオはやや驚いた顔をする

口元に手を当て少し伏し目がちになる

心なしか頬が赤くなっている気がする

ミアはそのことには気づかず首を傾げていたが部屋の隅に控えていたアイラは気づいていた




(あれは照れているのね!レオ様ったらいままで浮いた話が出なかったのに…!これは応援しなければ!!)



少しの沈黙のあとレオが咳払いをし

話し始めた




「…………多くの魔力を持ち繊細に扱える魔術師を守ることが国のためだ」



「にゃうにゃ〜(なるほど光栄です〜)」




(こっのバッカ野郎!!)



アイラは表情は変えないものの

気の利いた言葉も言えない雇い主に心の中で毒を吐く

いつのまにか無表情の顔に戻っているのをみて

気づかれないようため息をつく



(いつもの顔に戻ってる…先ほどミオ様に照れていたのよね?好意あるのよね?あれ?分からなくなってきた)



レオの読めない心境、ミアの鈍感さに

アイラはとりあえず考えるのをやめた






好意あるの?ないの?

イケメンの照れ顔にはミアときめかないんかい!

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