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鎌倉千一夜  作者: Kamakura Betty
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第22夜 紫陽花エレジー

山紫陽花が好きだったわよね

大きな花びらが少ない不完全っぽいやつ

何か地味で押し出しが弱くて

私はちっとも好きじゃない


山紫陽花が好きだったわよね 

特にこんなふうに白いやつ

よくある青い紫陽花は目障りだとも言ってた

あんなに華やかで美しいのに


山紫陽花が好きだったわよね

あなたはそうやって可憐な

無口な感じの花ばかり好んでたわ

道端のすみれみたいな小さな花ばかり


山紫陽花が好きだったわよね

私だって無口で居たかったわ

あなたに当たり散らすことなんかなく

静かにそばに居たかった…

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