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適応障害

作者: soた

 まず第1作目と言うことで

僕の自己紹介から入らせていただきます。


 僕は関西圏にて現在働いていて、「適応障害」という病を抱えながら今を生きる一般的な新入社員です



 僕は高校卒業後すぐに就職しました。高卒は大学や専門学校へ通っている人からすれば見下されることが多いと僕は思います。高卒後すぐに就職した理由は、いとこの医療費を稼ぐためです。いとこは母子家庭で2歳から、その暮らしをして生きています。ですが2020年に糖尿病で倒れ入院したことを知ります。大慌てで病院へ足を運びますが、その時からの顔には笑顔はありませんでした。それどころか病弱な母親のことしか頭になかった様子です。だから親友の僕が「少しでも楽になれるように、もとあった楽しい家庭に戻れるように、また楽しく2人で外へ飛び出せるように」という一心で働くことを選びました。

 それから僕はバスの整備士とした職につき、検定の練習も一生懸命に頑張っていました。ですが仕事に慣れ始めて6ヶ月に仕事で大きなミスをやらかしてしまいます。とてもとても大きなミスです。先輩、上司に迷惑をかけ二度とミスはしないと自分に誓いました。しかしそんな願い虚しくミスをし続けてました。次第に会社に行くのも嫌になり、新入社員ながらも辞めたいと思うことが増えました。もう学生じゃない、ここは学校じゃない、自分に言い聞かせて必死な思いで会社へ通勤していました。自分を抑え続け、多少のストレスは溜め続けました。自分が休めば、自分の仕事の班の先輩たちが迷惑すると思って、

朝起きても重い足を無理やり動かしていました。


 そんな時、完全に僕の心を折る出来事が起こります。

僕は新入社員ながらにとは言いますが、分からないことがいっぱいで聞くしかないことも多々ありました。そして会社とは先輩に注意されなくなったら終わり、という言葉もある。先輩方の僕に対する態度は、すでにその域まで達していました。

何を言われることもなく、工具の一つも触れずに会社の更衣室の掃除ばかりさせられていました。おそらくその日あたりから

【仕事においての挫折】を身に染みて味わいました。


 自分的にも真面目に働きながらもミスを重ね、先輩を怒らせ

仕事ができず立ちぼうけ待ちぼうけの日が増えました。


 仕事を休む日も増えました。会社に行かず親にも言わず

カラオケルームで丸一日時間が過ぎるのを待つだけの毎日でした。とは言っても、挫折してから仕事を休んだのは3日だけです。その休みの間に病院へ行ったりもしました。精神科です。

 病院へ行く前の日、僕は家で倒れていました。その日は家に誰もいない日だったので、気がつくと夕方だ!なんてことが起こり自分がヤバい状態だ!と思ってました。


 そんなこんなで病院へ行くことになるのですが、言い渡された病名は【適応障害】という初めて聞く名前のものでした。

 ストレスを溜めに溜め続け、抑えきれなく倒れたのではないのかと病院の先生から言われて僕は思わず「はい」と言いました。そうじゃないと、何か病名という建前がないと自分を抑えられなかったです。どうすればいいのか分からず死ぬ選択をとっていたかもしれない。そんなレベルまで僕は溜め込んでいました。辛かったです。味方はただの1人も、いなかったです。

家を飛び出して死を選び、自分という存在を消したかったです。僕のSOSは誰にも届くことがありませんでした。

 今も僕は適応障害と戦っています。仕事を辞めるつもりもありません。というか辞めれません。辞めれば、その一線を越えようものなら、さらにひどいことが待っています。


 これは僕が19歳にして突き当たってしまった壁であり、自分との【我慢】という戦いの序章です。それ以外の回避方法を僕は知りませんので。


 3月16日付  【適応障害】

 もし僕と同じ境遇の方がいれば、是非たくさん話をしたり聞いたり相談をしたいと思っています。 

@souta__hayato という、Twitterアカウントを持っています。いつでもお待ちしております。

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