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第一話「元禄の落ちこぼれ、中世ヨーロッパに見参」

俺は元禄の落ちこぼれ武士、江戸左衛門。最近は将軍からリストラされて路頭に迷い、食うものが底を尽きた。

そんな俺はある日、やぶさめ中に暴走したトラックに激突してしまう。


ドカーン! ドカカカカッカ


「あ、あああああ!」


朦朧としてゆく意識の中で、俺は孤独で短かった生涯を走馬灯のように思い出していた。


「これは、、、死ぬなぁ」


そんな中、俺に一筋の光明が差し込む! まばゆくて辺りが見えない!


「ぐごごごごごご、グエグエッグエグエグエ! ギュガガガガガガガ……でござる!」


……それからどのくらいたったであろうか、俺はふいに目を覚ます。

そこに現れたのは、鎖国の中で日本人が忘れかけていた、中世ヨーロッパの街並みだった。


「ここは、中世ヨーロッパ風の異世界!!!!!!」


俺はかつて洒落本で異世界の物語を読んだ。それがついに現実のものとなるとは!!

そういうわけで俺は飛び跳ねていたのだが、そこに軍人風の人間が現れる。


"Hey hey hey Edo Samurai Boy. Shut up, shut up, shut up,,,"


そう言いながら奴は高エネルギー砲の照準を俺に当ててきたではないか!

俺は激昂した。


「イラッ! 俺の中世ライフを邪魔するものには死を。」


俺の刃が高エネルギー砲を反射してゆく! 軍人は高エネルギー砲に直撃!


"Oh you Tsuyoine... See you"


奴は灰になった。なんと愚かな死に様だろうか!

そんな奴の灰をみていると、横から美女が十名ほど俺を目がけてやって来た。


「キャー!!!!!! 日本のサムライってステキ!」

「イケメン侍! 私と付き合って!!!!!!」


やれやれ、こんなに一度に言い寄られると困ってしまうぜ。

俺は美女を軽くあしらいながら、どこまでも続いてゆく中世の空に、独り呟いた。


「これから、俺の異世界生活が始まる……」


彼の名は、人呼んで「異世界侍」!!



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