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訓練、第4話だ。

ここはほとんど新規に書きました。

+aの部分も追加予定ですので、楽しみにして居ていただければ、と。


 あれから1週間、訓練を3つのグループに分かれて受けていたが、さらにそこから、生産、攻撃、防御、魔攻、治癒、この5グループに変化した。


 5グループのリーダーは


 サン、攻撃のリーダー、能力は《絶対王政》


 オウガ、生産のリーダー、能力は《豪運》


 ミツキ、治癒のリーダー、能力は《セーブアンドロード》


 コウヘイ、防御のリーダー、能力は《弱者救済》


 ミキヤ、魔攻のリーダー、能力は《飛行》と《二重無詠唱》


 それぞれに


 攻撃メンバー

 サン《絶対王政》相手に一度だけ言うことを強制する。


 キョウスケ《複製》見たものをほぼ完全に再現する。ただし一度だけ。重複無し


 コウキ《取得経験値5倍》


 ハヤト《神舞》双剣を装備した時ステータス大上昇


 リュウト《剛力》筋力ステータス極大上昇


 ソウイチ《神武》武技の威力補正上昇


 カズヤ《無敵》一日5分だけあらゆる攻撃、魔法、能力を無効化する。ここでの一日とは24時間後となる。


 アカリ《忍ぶる者》敏捷、筋力、極大上昇、又、気配を消すことができる。しかし体力、HP極大低下。


 ユキチ《未来視》保有者の危機の10秒前に保有者に危機を知らせる。


 カザト《パーフェクトイリュージョン》一日10分だけ気配、匂い、音、そのほかを他者に感知されなくなる

 防御メンバー

 コウヘイ《弱者救済》HPが低ければ低いほど防御力(体力)が上昇、また、他者にも付加可。


 ゴウマ《飢餓耐性》《急速回復》飲食の不要化、HP回復速度が極大上昇、又、休まなくても回復するが精神的な疲れ、傷は治らない。

 マユ《守護者召喚》天使ガーディアンを召喚する。天使のlvは使用者のlv×2。


 アヤ《エルフィンの加護》弓を装備時、動かない間は、気配を消すことができる。又、長距離狙撃時射程、命中精度補正極大上昇。

 魔攻メンバー


 ミキヤ《飛行》《二重無詠唱》飛ぶことができる。又、2つまでなら無詠唱で同時に魔法を使える。ここでの威力は正規の詠唱時と同等の威力。


 コウタ《風神の加護》風属性魔法使用時威力補正。又、消費MP低減。


 ナツミ《ネフティスの加護》死霊術使用時、技術補正。又、消費MP低減。


 ハルナ《ストップ・ザ・ワールド》一日停止世界内時間3分の間時を止められる。又、与えたダメージなどは解除後に反映される。

 イズミ《黙示録》禁書目録を召喚する。又、記されている禁呪の使用デメリットを無効化する。


 ルナ(ユキチTS時)《想造魔法》想像したものを創造する。


 ミサキ《ブースト》使用回数ごとに魔法、物理の威力が上昇、倍率50%、消費MP100


 ココロ《ブースト》以下同文。


 コトミ《音譜》音で魔法を作ることができる。使用時は楽器が召喚される。


 生産メンバー

 オウガ《豪運》あらゆることに対しての運が上昇、又、レアアイテム生産率も上昇。


 モエ《パーフェクトブリーダー》あらゆる動物を飼育できる。また、成長速度をも上昇させる。懐かれやすい

 ヒナ《パーフェクトブリーダー》以下同文。


 ヒナコ《製薬の極み》あらゆる薬(ポーション含む)を作るときに、器用、運、技術、性能に補正がかかる。

 レイナ《促成》あらゆる生物の成長を促成させる。


 ダイスケ《チータラ職人》チータラを作り出すことができる。又、このチータラ10gにはステータス中上昇(一日)や、回復(800ポイント)効果が付与される。


 アイリ《無限の知識》演算能力上昇。また、ワールドレコードに接続できる。ワールドレコードとはその世界の歴史、情報を収集している場所のこと。

 ヒロヤ《補完》あらゆるものを独自空間へ収納、払出することができる。


 シュウ《大富豪》カードを召喚、そのカードの数字(0~3)の倍数だけ所持金を増加させる。一日3回使用可能

 治癒メンバー

 シャルロット《回復技術補正極大上昇》


 ミツキ《セーブアンドロード》セーブポイントを指定しておくと死亡時そこから復活できる(任意)他者使用も可能。

 ルミナ《復元魔法》あらゆるものを元に戻す。


 個々の能力を調べていてわかったのだが、、、クラス全体で戦争でも仕掛けようものならこの文明と帝国の騎士達のステータスを見る限り圧勝してしまうのではなかろうか。



近衛騎士〜近衛魔導騎士(平均)

lv80

HP3000~1000

MP500~2000


筋力A~C

魔力B~S-

体力A~C-

敏捷B+~B

運C~C+


帝国の最大戦力がこれくらいなのに対してサンとかは


サン

lv30

HP5000

MP1000


筋力AA

魔力B+

体力A

敏捷A+

運B


スキル

攻撃力上昇lv10

筋力増加lv2

魔力上昇lv6

火魔法lv10

炎魔法lv3

剣士lv3


固有スキル

絶対王政




こんなのだからね。


ーーーーーーーーーーーーーーー



サン「おーい!」


そんなことを考えていたらサンが訓練場の方向から走って来た。

どうしたのだろうか?

見ていたメモ帳を閉じつつ


ユキチ「どうしたんだい?何か問題でも?」


と質問する。


サン「問題でも?じゃねぇよ!もう授業始まってんだぞ!?」


「へ?」と間抜けな声を出しつつ上を見上げるともう結構な位置に太陽があった。ありゃりゃ。これは失敬。

確か授業は10時からだった筈だ。急がないと。


ユキチ「おお、そうなのかい?これはすまないね。」


サン「さっさと連れてくる様に言われてんだ。早く行くぞ。」


サンが早く早くと急かす。

私はポンポンと背中やズボンに着いた汚れを軽く払って寝転がっていた小高い丘をサンと一緒に駆け下りた。


もちろん持っていたメモ帳は胸ポケットに仕舞ってね。


ーーーーーーーー


王城横ウロボロ学園


マリナ「〜〜であるからして!この様にするとMPの消費が抑えられるのです!」


ひ、、、暇だ。

今は目の前にいる妙齢の女性、マリナ教授の授業を受けている最中だ。

みんなは必死に聴いたり、本を読んだり、、、あ!おい!コウキの奴!寝ているじゃないか!


マリナ「ん?、、、、コラ!そこ!寝ないでちゃんと受けなさい!《雷魔法:我が呼びかけに応え、かのものに雷を!:ライトニング》!」


マリナさんの人差し指からパリパリと音を立てて雷撃が放たれる。


コウキ「んあ?、、、アバッ!!??」


軽くビクンと痙攣したのを確認すると、マリナさんが「起きましたね?」尋ねる。


コウキ「はいっ!起きました!」


ビシッと気をつけの格好をして返事を返すコウキ。マリナ教授の授業は魔法の使い方、制御の仕方を主としている。その授業の中で、さっきの様に誰かが寝たりすると、、、魔法とはどういうものか、の実験台にされるのだ。(体験談)

余談だがコウキくんは既に《雷属性耐性》というスキルを手に入れてしまっているらしい。さすがは《取得経験値5倍》というべきか、言うまいか。


そんなこんなで午前中の授業が終わった。


ちなみに、やはりと言うべきか当たり前、と言うべきかステータスの魔力値が高くても魔法の得手不得手は個人個人らしい。まあ、どちらとも得意という者もいないわけではないが。


ーーーーーーーーーーーーーーー



ヴェルツ「よし!次は外壁沿いを1周だ!制限時間は3時間!スタート!」


ミサキ「ひええぇぇえ。」


アイリ「えぇ〜。。。。」


ヴェルツ「グダグタせずにさっさと行かんか!」


昼食を挟んで午後の授業、、、というか実技。


担当は近衛騎士団騎士団長のヴェルツさんである。この人の授業の特徴はとにかくハードである事、今の様に城を囲む様にして置かれている外壁に沿って走れ(外壁の周の長さは大凡30kmほど)というものや、単純に素振り200回/4m等、様々である。一体我々魔法使い組に救いは無いのか、というレベルで戦士組と同等の量を魔法使い組にも課してくる。

そのおかげか、クラスメイト達からは鬼教官と呼ばれている。が、頑張りを認められればデレることも確認済みである。それ故に意外と嫌われてはいない。


ハヤト「こんなの《風魔法》使えば簡単に行けるのにな。」


ハヤト達数人がみんなを一気に抜いて行く。

よく見るとほんの少しだけ浮いている様に見える。多分靴裏から風を噴射させて推進力を得ているのだろう。。。。ずるい。


ユキチ「めんどくさいから《TS》。からの《暗黒魔法:我を指定の場所に:単体転移》」


クラスメイト達の列から外れて木陰に隠れるとスキルを使って幼女になってから《闇魔法》の派生型、《暗黒魔法》を使ってゴールのカーブ前に転移する。


ユキチ「《TS》」


さっさと男の姿に戻って最後のカーブを曲がって5kmほどの直線を走ってゴールする。


ヴェルツ「おお。今回もユキチが一番最初か、記録は、どれどれ、、35分か。一体どうしたらこんな記録が出るんだ?」


ヴェルツさんが時間を確認したのは太陽時計と呼ばれる物に魔法で色々と細工をしたもので、曇りであろうが雨であろうが時間を正確に測ってくれる物だ。もうわけわかんねぇな。


そして私が悠々と地面に仰向けに寝転がっていると、暫くしてからハヤト達がゴールし始めた。


ハヤト「はぁっ、、、はぁ、、、もうMPが全然なくなっちまったぜ。。」


ミキヤ「ハヤトのお陰で楽できたとはいえ、疲れたぜ、、、」


ヴェルツ「お、ハヤトよ。記録が2分も縮まっているぞ!よくやったな!」


ハヤト「ありが、とうっ、ござい、ます。はあっ、、、」


まだ息切れしている様だ。まあ、こんなの正攻法だったらほとんど無理に決まっているからね。

これぐらいのズルは、、、努力はしてもいいと思うしね。


イズミ「っ、、、、、、はぁっ。。。」


ハヤト達に続いてイズミがゴールした。そういえば彼女も《闇魔法》持って居たっけ。

多分同じ手を使ったのかな?

少し邪推しておく。まあ、考えて損はないだろうしね。



ま、こうして、私たちは日常的に訓練に明け暮れて行ったのである。










転移はチート、はっきりわかんだね。


ちなみに農民や一般市民のステータスは全体的にCが主体です。たまにBとかB+が出る程度でA以上はもう才能の問題らしいです。

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