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傾世の暗殺者異世界に物申す  作者: 伊賀良太郎
第1章〜魔王暗殺〜
19/107

19 逆鱗3

おかしいなぁ

何でこんなに延びたんだ?

あっれぇ?

本来ならこっちメインじゃなくてイテナがリュートにぶちギレるシーンの方がメインの筈だったのに

どうしてこうなった?

一件の感想ありがとうございました!

引き続き

ブクマ感想意見ポイントなんでも良いので反応お願いします!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



辺りが闇に堕ち、黒い影絵へと化した森を幾つもの影が疾駆する。


彼らは何処かへ行くのではない。


帰る所だ。


「おい、ソッチへ行ったぞ!」


「殺せ!」


もっと正確に言えば影達は王族への探りに失敗し草と呼ばれるスパイと共に逃げている所である。


後ろを見れば松明を掲げた銀や鉄の全身鎧を着た近衛兵達が影を捉えようと大勢で詰めかけている。


その数は千を越える。


松明によりボヤリと鎧が光るのは逃げる者の恐怖を駆り立てる。


更に逃走に時間を掛ければ掛ける程援軍が到着し、影への包囲網がどんどん狭まって行くだろう。


現在はそんな夜の者ならば誰もが嫌がる最悪の状況だ。


影達だって弱い訳では無い。


近衛相手でも二対一程度ならば問題なく勝利を収められる。


だが、桁が違う。


近衛1000人に対して影は20足らず。


勝てるどころか何人かですら生き延びる事すら難しい。


最早影達の死ぬ運命は定まっていた……。


(ご免なさいイテナ様……。言われたこと出来なかった……。ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい)


影の中の一人ミシェーラは懺悔する。


彼女にとって辛いのは死ぬ事などではなくイテナの役に立たない事だ。

しかしこのままでは役に立つ所か更にイテナの手を煩わしてしまう。


影達はイテナの国の暗部で在ったが、元々ミシェーラは暗部だった訳では無い。


イテナが暗部の長にひいてはガルシュ達の国シャハルの黒幕となった時に暗部は一新された。


有用と見なされた者のみ残されて後は見せしめも兼ねて処刑された。


そして後から入って来たのが弟子達であり足りなくなった分を補ったのが奴隷だったミシェーラ達だ。


奴隷と言っても最底辺の奴隷であり四肢欠損の廃棄寸前の物だ。


そしてイテナは自らその欠損を治し配下に加わらせ数を合わせた。


その為に部下の心の内は様々だ。


殺して開放を願う者。


絶対の忠誠を誓う者。


諦めて命令に従う者。


ただイテナが強すぎるが故になりを潜めているだけに過ぎない。


「観念しろ!間諜如きが!!」


「死ね!」


いつの間にか前で待ち伏せされていたのか騎士が30名程飛び出して来る。


即座に周りの影達がアイコンタクトし合いミシェーラが生け贄として残る事が決まる。


一瞬で決めなければ影達は生き残る事は出来ないだろう。


何故このように影達が執拗に追われているのか。


それは騎士や貴族等から最も嫌われてるのが間諜の類いである。


誇り高いと自称する彼らに取って影達は卑怯者に映るのだ。


その為捕まればどうなるかは想像に難しくない。


そもそもが生け捕りにされる事すら少ないのだ。


拷問と死は厳然たる事実としてミシェーラの前に立ちはだかる。


女であるミシェーラは拷問として犯される事になるだろう。


ミシェーラは懐から小刀を取り出し一人目の近衛騎士を仕留めに掛かる。


敵わない事は承知の上だが他の影達の……否、イテナの為に時間を稼ぐ事にしたのだ。


近衛騎士も敵が武器を抜いてボーッとしている程お気楽ではない。


直ちに剣を抜き上から切り下ろす。


松明を持ったままの腰の入って無い攻撃だ。


避けようと思えば避けれるがそうすると一手遅れる。


その間に相手が態勢を立て直してしまう。


甘んじて受ける覚悟をしたミシェーラはそのまま突っ込む。


「ぐうぁァ!」


剣が右肩を抉り、肩に剣が埋め込まれた事とこれから攻撃をするための気合いの声が同時に出る。


切られた体を更に押し込みながら無防備になった首筋に小刀を突き入れ、そのままの勢いでかっ斬る。


近衛騎士達は現在全身鎧であるものの突然の召集だった為に楔かたびらは着ていない。


そのまま鎧を着ているため首筋等所々に隙間が見える。


「ガハッ!」


近衛騎士の気の抜けたような叫びと共に動脈を切った事による派手な血しぶきが吹き上がる。


近衛騎士は首を押さえて数歩よろめいた後どう、と倒れる。


ガシャガシャガシャ!


辺りの近衛騎士達はミシェーラを警戒したのか松明を持った者は下がり持って居ない者は剣を抜き放ち正眼の構えを取る。


攻撃の構えというよりは防御の構えである。


これでミシェーラの生存率は下がるが近衛騎士達が集団行動をする事で時間を稼げる。


しかしミシェーラは気にしない。


それどころか望む所だ。


元々ミシェーラの生存率なんて有ってないような物だ。


それならば普通に戦うより合理的な判断だと決断しミシェーラはこういった戦術を用いる。


その為にはミシェーラが一秒でも二秒でも長生きしなければならない。

「おい!半数はさっきの男達を追跡しろ!」


部隊長らしき男の声により十人程が群れから飛び出して影を追おうとする。


(追わせない……!)


ミシェーラはイテナ様と呟くと影が充分離れた事を確認し魔法を使う。


「『魔法矢』!」


最下級の魔法で飛び出た先頭の近衛に魔力で出来た光の矢が何本か突き刺さる。


ガン!ガン!ガン!


「くっ!」


手傷程度は負わせられるものの逆に言えばその程度でしかない。


だが今回の場合はそれで問題ない。


注意を向かせる事が出来た。


この騎士の、ではなく全近衛騎士団員の、だ。


「ソッチか!」


「急げ!」


その声と共に続々と餌に群がる黒アリのように騎士達がミシェーラに集まって来る。


位置がバレる


それが魔法が暗殺では使われない理由だ。


魔力の流れから大体の位置が推測出来るのだ。


無論万能ではなく魔法を使えるか、訓練された精鋭でなければならない。


素人では全く関知できず魔法を使われた事すら気付く事はない。


しかしこれは技術だ。

魔法を使う事とは違い、誰でも習得する事が出来る。


そしてミシェーラが相手取っているのは訓練された精鋭。


使えない訳がない。


使った事でこの場所を目視出来る騎士全員に場所を教えてしまったのだ。


更に遠くに居る騎士にも大まかな方向位は教えてしまう。


後はミシェーラが出来るだけ生き延びるだけだ。


そうすれば影達が逃げるまでの時間を稼ぐ事が出来る。


そうミシェーラは覚悟を決めると30名の騎士達に突撃する。


まるでさっきのリプレイのように同じ動作だ。


しかし近衛は同じ攻撃がそう何度も通用するような相手ではない。


即座に防御に移り迎撃する。

ミシェーラは一人を攻撃しようとしたが他からの攻撃により被害を受ける為に間合いを取ろうと一時後ろに下がる。


ミシェーラはただ敵に近付いて何もせずに下がっただけだ。


しかしその動きは突撃した時は前と同じ攻撃だった為に大きな緊張を、そして下がる時には反動で大きく気が緩む。


そして下がり際の相手の気が緩む瞬間。


ミシェーラは袖口から小さな棒手裏剣を取り出し、下がり様に投げ付ける。


しかし流石は近衛騎士だ。


ミシェーラは首筋を狙ったが敵は全くの無防備な状態からの攻撃にも関わらず首筋に赤い線を刻むだけに終わる。


しかしそれで充分だ。


「グカァハァ!」


男は胸を押さえ急に苦しみ出したかと思うと、よろめき倒れる。


倒れた男は泡を吹き痙攣している。


恐らく長くは無いだろう。


「貴様!!」


激昂した騎士の一人が五メートル程の間合いを踏破し切り上げる。


かわされる前提の攻撃であり後に続く連撃に応じた動きだ。


ガキィィン!


しかしミシェーラはその攻撃を受け止め力で競り合う。


ギリギリ……。


当然、男の方が力が強い。


このまま競り合えば、いずれ押し負けそのまま崩れるように地に伏す事になるだろう。


そんな選択は下策もいい所だ。


しかしミシェーラは丁度目の前に来た男の顔に向かってプッと何かを吹く。


含み針だ。


多少の麻痺毒が塗られており、動きを鈍くする程度しか効果はない。


それはまだミシェーラが毒を飲む訓練を始めたばかりであり、誤飲を考えての事だ。


しかし顔に何か刺さったという事実が男に一瞬の揺らぎを作る。


勝負を決めるにはその一瞬で充分だ。


ミシェーラは即座に競り合いから脱出し、首に棒手裏剣を突き刺す。


「ぐああ!」


男は刺されつつ反撃し、切り上げのままミシェーラの左腹に深い傷を残す。


そして力尽き、バタリと倒れる。


右肩と左の腹を深く損傷し、満身創痍となったミシェーラは力なくへたり込む。


しかしそこで勢い込んで踏み込んで来る程近衛騎士は甘くない。


ミシェーラを警戒し、油断なくそろそろと全員で近付いて来る。


(ああ、ご免なさいイテナ様……役立たずには資格は無いけどもう一度だけで良いから会いたかった)


最後の抵抗でミシェーラは懐にあった小さな壺を投げ付ける。


こういった不意打ちを警戒していたのか油断なく剣で切り付ける。


しかしそれが不味かった。


ガシャァン!


「ギャアアア!」


中に入っているのはアルコールだ。


しかし全身鎧の為燃やせず隙間から入ったアルコールで目が痛い程度の効果しかない。


「この野郎!!よくもアッシュを!!」


アルコールでのたうち回っている男の為に激昂したのか騎士は剣を振り上げる。


(ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい、ご免なさい)


ミシェーラはイテナに任務を失敗した事を詫びながら目をギュッと瞑る。


役に立たなかったのだ……自らに生きる価値は無い。


ただイテナに損害を出した自分が許せなかった。


この罪を殺される事で償いたかった。


振り下ろされる刃の前でひたすら懺悔しながら審判の時を待った。


そして刃がミシェーラに届かんとしたその時……。


「おい、誰が死んでいいつった」


ガキン!


刃は更なる刃によって受け止められた。


聞き覚えのある澄んだ声……。


ある予感を持ったミシェーラはおそるおそる目を開けてみる。


するとそこにはイテナが一本の小刀で剣を受け止めもう一本の小刀で喉元を一突きにしていた。


もう19になる筈なのに姿は17歳から全く変わっていない。


紛れもない自らの主の姿だった。


「イテナ……様……」


言葉にならなかった……。


出来る事なら何故来たのですか、と問い詰めたかった。


今目の前に立っているのが本物か分身かどうかなど見れば分かる。


何故自分如きに本体がわざわざ来たのか。


役立たずを救うよりももっとするべき事がある筈だ。


そもそもがミシェーラはイテナをこんな危ない所に立たせたくない。


「どうして……」


ミシェーラは胸と一緒に締め付けられて出なかった声を振り絞り辛うじてそう呟く。


「ん?お前が魔法を使ったからだろう。アレほど使うなと言ったのに……お陰で遠くの俺にまでバレバレだったぞ」


つまりイテナは魔法が使われたのを察知して転移して来たと言うのだ。


イテナは何でもないような事のように言っているが実際はとんでもない事である。


通常位置が分かるのは魔力の流れが目視出来る範囲のみだ。


目視出来る範囲と言うのはもし凹凸が何もない平野であれば32キロメートル程度だが、そんなもの理論上の物だ。


起伏の多い内陸、夜、更に森のなかともなれば視界は精々400メートル前後だろう。


確かにこの近衛達のように魔力知覚が研ぎ澄まされていれば数キロ離れていても大まかな位置ぐらいは感知出来る。


だが逆に言えば訓練された精鋭でさえこの程度しか感知出来ないのだ。


しかしイテナが居たのは目視どころか他の国である。


ここからシャハルの拠点まで軽く数百キロメートルはある。


いくら魔法で魔力の流れが変わると言ったって限度がある。


例えば部屋の中で回る見えない扇風機があったとしよう。


風の流れを辿って行けば大体の場所ぐらいは分かる筈だ。


それを訓練すれば大抵は自分は動かなくても方向位は検討が付くのではないだろうか。


しかしイテナがやっているのは部屋どころか町の外にいてどこどこの家で扇風機が回ってるな、等と判別するような物だ。


最早訓練がどうのこうのとか言ってるレベルの話ではない。


人はそれを超能力と呼ぶ。


ミシェーラは多分その事を本人に言っても暗殺者の必須技能だ、返されるだろう事は分かっているため黙って置く事にした。


しかし元々ミシェーラが聞いたのはどうして来たのかという事。


イテナの答え自体は見当違いの物だ。


ミシェーラがもう一度問いただそうとしたその時。


「ぐ、クソッ!くたばりやがれ化け物!」


「「ウオオォォオオ!!」」


援軍を得て50名程に膨れ上がった騎士達が気勢を上げ襲いかかって来た。


その鬼気迫る勢いにはミシェーラも竦む程であり本来それは戦争で見られる物であるはずだ。


しかしイテナが浮かべたのは疑問を抱いた顔だ。


「ん?威圧が足りなかったか?」


イテナは事も無げに言ったが、威圧のみで近衛騎士達の動きを止めていたのだ。


その状態でミシェーラの魔力の流れを見て合流した近衛騎士達のお陰でその威圧では効かなくなったのだろう。


いくら話に夢中になっていたとは言えイテナには珍しいミスだ。


「話は黙って聞くもんだろ……」


そう言って一瞬眉をしかめるとイテナはスッと消える。


その瞬間ミシェーラは風が吹いたような気がした。


そして近衛達の方を見れば皆が音もなく倒れていた。


死んでいた。


全員首が切り落とされており、蘇生が不可能な事は明らかだ。


瞬く間に、風が吹いたと思ったら、そんな短い時間で50人の近衛騎士達を全滅させたのだ。


ミシェーラは全く見えなかった。


過程を全てすっ飛ばして結果だけ見せ付けられたような光景だ。


まだ生きているのか、はたまた死んだ事に気付いていないのか近衛の首達は阿呆のように口を開け、動かない首で辺りを必死に見回している。


ミシェーラは余りの光景に思考停止し、そのお陰で聞きたかった事をイテナに聞く事に成功する。


目の前の光景の事を考える余裕が無いのだ。


人の理解出来る光景という物には限りがある。


「……どうして……来たんですか?」


すると一切血に濡れていないイテナが現れて答えた。


「ん?だから言っただろ?死ぬのを許した覚えはないって」


この人は本当に何も分かってない、ミシェーラはそう思った。


「私…はッ!……貴方が危険な目に……あわない……為にッ!ここに……来たのに!どうして!」


ミシェーラは目に涙を浮かべながらしゃくり上げるのを何とか我慢して言い切った。


聞いたイテナは一瞬目を細め悲しそうな顔をしたあと直ぐに顔を元の凄惨な顔に戻した。


「この程度の敵に俺がやられる訳が無いだろう。

これが仮に千でも万でも同じ事。

それを心配する?

それこそ不敬だ。

それが分かったら帰った、帰った。

ここから先は俺がやっといてやる」


イテナはミシェーラの魔法のせいで続々と集まってくる松明を見ながらミシェーラに追い払うかの如くシッシッとする。


「でも……私も残って……」


結局結論が変わってない、とミシェーラは抗議したかった。


他の影達はともかくミシェーラはイテナを守る為にここに来たのだ。


それが出来ませんでした、守ってくださいでは話にならない。


せめて一緒に残って戦うべきだ。


それで死んだとしても悔いはない。


いや、それどころか戦って死ぬべきだ。


イテナはミシェーラが言った事に対して溜め息を吐いた。


そんな体で残られても困るだけだと思って。


「ハァ……。」


溜め息を吐いた後近づき、うずくまるミシェーラの肩を掴んだ。


「良いか?お前達は俺の物(奴隷)だ。

死ぬ自由なんか認めない。

一人たりとも勝手に死ねると思うな。

分かったら帰れ」


私はイテナ様の物。


そう思うとミシェーラは一瞬にして真っ赤になった。


自分の全てがイテナに征服されていると感じたからだ。


辛うじてコクンと頷くとこの顔の近さから抜け出す。


「本当に……帰って来れるんですよね……」


イテナはここでムリだとか言ったらどうなるんだろうかと疑問に思ったが試すのは止めて置いた。


「大事な金蔓残して死ねるか」


多分この言葉はこの世で最も空虚な嘘だろうとミシェーラは思った。


何せ言ってる事とやってる事が違い過ぎる。


本当にミシェーラ達をただの金蔓だと思っていたのなら欠損奴隷なんて買う事など無かった筈だ。


イテナがそんな大嘘を大真面目な顔で吐いているのはきっと気付いていないと思っているからだろう。


そう思ってミシェーラが笑いをなんとか噛み殺しているとイテナが更に聞いてきた。


「帰りに町に寄るが何か欲しい物はあるか?」

わざと軽口を叩いたのが良かったのかミシェーラは大分顔色に迷いが無くなった。


「いえ!」


そう言うと少しよたよたしながらそれでもしっかりとした足取りで帰って行った。


その時のミシェーラを正面から見ることが出来たらきっとイテナは驚いた筈だ。


かなりの重症を負っているにも関わらずニヨニヨとした顔で時々ブツブツと呟いていたのだから。


後ろから見ていたイテナには少しずつ小さくなっていくミシェーラは心なしか楽しそうに見えるのが精一杯だった。


道中はミシェーラの事だから何とかなるだろう。


イテナはそう思い、もう大分近くに近づいている松明に振り返り一人呟いた。


「もう誰一人失ってたまるか。

そんな敗北は俺が決めた一度で充分だ。

リン……」


イテナは段々近付いて来る松明を親の仇であるように睨み付ける。


イテナは数秒という彼に取って非常に長い時間をかけて目の奥にある激情を心の檻に沈ませる。


そこに在るのは涼しげな何時もの顔だ。


「居たぞ!!」


「あそこだ!!」


近衛がイテナを見付け始め、上げた声によって更に多くの近衛が集まって来る。


その中でイテナが浮かべるのは恐怖でも覚悟でもない。


哀れみだ。


「あ〜あ、俺を見付けなきゃもう少し長生き出来ただろうに……」


近衛達が震える事すら許されない地獄に落とされる事が決定した瞬間だった……


来週は一週休むかもしれません

20話記念はやりたいと思います

20話まで10話記念が続くって何だろう……

あ、それとメルトの年齢ですがよく計算したら22歳じゃなくて21歳でした

誠に申し訳ございません!!

掛け算間違うとかどんだけやねん


あー、イテナのエピソードをもう一つある筈だったんですけどここまで来ると入れるべきかどうか悩みます

何でコレを一話で行けるとか思ってたんだろう


次回

20話記念正也外伝

俺の周りで主人公がゲシュタルト崩壊し始めた件について

お楽しみに



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