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帝国の栄華  作者: ロンメル
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「はい、じゃあ明日の社会のテストについて説明するぞ。」

社会科の教師が言ってくる。

「いいか、多目的教室で特別な機械を使ってお前達をバーチャル世界に送る。そこでお前達は一国の元首となれ。ちなみに国民とかから追放される恐れはないから安心しろ。で、採点基準はこちらの判断だ。お前達は1930年の世界各国の元首となり、その国で成功を収めろ。いいな。」

こちらの返事も待たずして勝手に話が進む。

「じゃあ今から国を決めていくぞ。第一希望を紙に書いて出せ。」

十分後、前に貼りだされた紙を見るとアメリカに学年の半分以上が希望を出していた。次にイギリス、カナダが続いた。なんと日本を希望していたのは俺だけだった。周りによると戦勝国は人気らしい。その後くじ引きで国が決まったので主要国だけここに記そう。

アメリカ→塚本(男子、成績は上位)

イギリス→宮本(男子、かなり馬鹿、俺と同じ野球部)

イタリア→大塚(男子、生徒会長、頭いい)

オランダ→稲葉(男子、成績は普通だがいじめられっ子)

ソ連→村松(男子、学年一の成績)

ドイツ→岡(男子、成績は上位、俺と仲いい)

日本は俺

フランス→佐藤(男子、成績はそこそこ)

フィンランド→古澤(男子、成績はいい、俺と同じ野球部)

と言ったところだ。何か男子の固まりだがくじの結果である。先生が新しく付け加える。

「初心者の君達が何も持たずに行ったって歴史の繰り返しだ。なので今回先生の方で三つアイテムを用意することにした。今から欲しい物を言ってこい。携帯も使っていいぞ。」

俺は迷わなかった。現在の東アジアの資源分布図、重爆撃機B29に搭載されていたR3350エンジンの設計図とT34のV2ディーゼルエンジンだった。大慶油田等の戦後発見の油田が欲しいからだ。社会科の先生は

「分かった用意する。」

と言っていた。さて、帰宅するとやる事が山積みだ。

「歴史好きの本領発揮だ!」

と叫びながらM4シャーマンファイアフライ、ティーガーⅠ、BA10、センチュリオン、Ⅲ号戦車j型、九五式軽戦車、M24、M3ハーフトラックの各戦車及び装甲車。カチューシャ自走ロケットシステムやヴェスペ自走砲、M17対空自走砲などの各種自走砲。

九六式軽機関銃、M2、MG42、AK47、MP40、ワルサーP38、M20スーパーバズーカ、ポテトマッシャー等の歩兵用兵器。

M1迫撃砲、ロングトム、M114、M101、17ポンド砲、九八式十cm高射砲等の大砲。

一式戦隼、F8Fベアキャット、P51D、Me262、零戦等の戦闘機B17、B47、モスキート、九九式艦爆、ADスカイレイダー等の爆撃機や彩雲、新司偵、ギガント、C74等の偵察機、輸送機。S58ヘリコプター、九七式艦攻やアベンジャー等の攻撃機からなる航空兵器。大和やエセックス後期型、ボルチモア級、阿賀野級、アトランタ級、秋月級、ギアリング級、UXXI型、LCVPの各種艦艇。そして石油精製機械。ティニーティム、5inロケット砲、V2の各種ロケット兵器。M151やマックNoトラック等の車両

以上の設計図を本、ネットを総動員してかき集めた。

「日本で無双してやるぜ!」

この思いを胸に学校に行った。

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