家事の違い
この物語は本編には関係無いので読まなくても結構です。
まだ、この世界に来たばかりの頃。
よく考えたら、この宿屋も格安だよな。
俺は朝早くのぼーっとした頭でそう考えた。
ベット、風呂、洗濯機が付いていて100ケインだもんな。
しかも、どういう作りか分からないは洗濯物がでてくると、もう乾いてるからな。
今更ながらこの宿屋の凄さに驚く。
更に言うなら、この宿屋の一階でも金を払えばご飯を用意してくるらしい。
一度、食べてみようかな?
俺は何気なく風呂場に繋がるドアを開ける。
すると、ユアの後ろ姿が見えた。裸の。
その後ろには水の玉があり、中にはユアの服が入っていた。
「え!?」
ユアは振り返って言う。
「あっ」
俺はドアを閉めようとするが、その前に水の弾が飛んでくる。
「ぐはぁ」
俺は、無様に部屋に倒れた。
それから一分ほど経つと、ユアが出てきた。
「あんたねえ、ノックぐらいしなさいよ!」
「すいません!」
俺の最強にして最速の必殺技、土下座を放った。廊下で。
「ハァ、もういいわよ。なんか用があるんじゃないの?」
すごい切り替えの速さだ。
この心の広さを見習いたい。
それに、大事な所は見えてないし。
「でも、アレは何をしてたんだ?」
「洗濯よ、洗濯」
「洗濯!? あれが?」
そういえば水の中に服が……。
「あれ以外何があるのよ?」
「普通に洗濯機を使えよ!」
「なにそれ?」
「教えてやる!」
俺は洗濯機の前に立つ。
「いいか、これはだな」
説明し終わる。
「へえ、あなたの世界にはそんな素晴らしいものがあるのね。一々、魔法を使うのがバカバカしくなったわ」
「ていうか、俺らって着替え無いよな」
「私にはパジャマがあるけどね」
「なんであるんだよ」
「魔法を使ったのよ」
「便利だな、おい。因みに、風呂は?」
「浴槽に水魔法で」
「ハァ、ちょっと説明してやる」
「ええ、そんな事ができたの!?」
「ああ、ていうか気付けよ」
「教えてよ!」
「本当に魔法しか知らねえんだな」
因みにこの後、俺はマアにも洗濯機の使い方を教える事になる。
一休みです。
本編には関係ないですね。はい。
僕的には好きな話です。




