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外伝・ある貴族の御令嬢に転生した少女の物語~見てはいけない物を見て~








「だ、ダメ!!」


「あらあら・・・イリス様はしたないですわよ。もう少し堪えて頂かなくては・・・ほら」


「あっ!!・・・んんっ・・・だめ・・・」


「ふふふ・・・ほぉらこんなになりましたわ・・・いけません。自分でするなんて」


「だ、だって!!アイリーンがむり、やり・・・」


「えぇ。わたしが無理やりしたからそんなになってしまいましたのね・・・かぁいらしいですわイリス様・・・」


「アイリーン・・・わたし、もう我慢が・・・出来ない・・・から・・・んっ」


「分かっていますわぁ・・・ほらぁ、ここをこうして・・・ふふふ・・・・」


「はぁあ・・・ちょっと・・・楽になった・・・」


「そんな風にクタクタになったイリス様・・・とても厭らしいですわ。他の誰にも見せられませんわね・・・そろそろ、本気になっても宜しいですか?」


「だ、ダメなの!!まだ、待って!!わ、わたしまだ心の準備が・・・お願い・・・」


「ダメですわ・・・もう十分、待ちましたもの・・・」


「あ、あぁぁああ!!!!!く、苦しいよぉ・・・」


「はぁぁああ・・・イリス様ってば///本当にかぁいらしいんですから・・・えい♪」


「だ、ダメ!!ダメ!!これ以上はもう・・・ダメなのぉ・・・出ちゃうよぉ・・・」


「大丈夫ですわ。前にも一度やって上手に出来たんですから・・・今回も上手に出来ます」


「ふぇ・・・?じょーずに・・・出来る?」


「はい♪ですからこのまま・・・アイリーンにお任せ下さいますわよね・・・?」


「・・・ん。任せるから・・・早く・・・終わらせて」


「では・・・行きますわよ」


「って、ちょっと待てぇぇぇえええ!!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」


乱暴な音と共に侵入したエイリックはその場の光景を見て固まった。


ベッドの上で淫らに絡み合う2人。

絶世の美女であるアイリーンがまだ幼い少女イリスを凌辱して楽しんでいるシーン。


アイリーンは非常に美しく、それでいて妖艶な笑顔を浮かばせて涙を流しひたすら許しをこうイリスの体を貪って・・・


「・・・・・・・・・・・いないね」


ポカーンと見事に数秒停止したエイリックは正気を戻した途端、パタンと静かにドアを閉めた。

そしてそのままズリズリと床に沈む。


裸だった。正確には半裸だった。

下も上も、中途半端に脱がされそれはもう厭らしい格好。

涙を浮かべてイヤイヤをして、アイリーンに後ろから良い様にされていたイリス。


想像とは違っていたが、見てしまった。

あの大魔王とも言える親友の愛する少女の生肌を。


「・・・・・・・やばい(汗)」


否、やばいなんてもんじゃない。

というか、今の事がばれたら確実にメイラに殺される!!


エイリックはそう思い青ざめた。

サーと血の気が引いていく。


落ちつけ。落ちつくんだ!!


今、俺は何を見た?

正解、イリスの半裸。


この後考えられる事は?

正解、メイラの手によって半殺し


「ダメじゃん!!死ぬじゃん俺!!・・・良し。こうなったら・・・」


逃げよう。

そうだ、そうしよう。

自国に帰ろう。

そうすればあの大魔王とて迂闊には手は出せないはずだと・・・思った。


「よくもイリスの肌を見ましたね」


けれど逃げる前に捕まれば意味はない。


顔をひきつらせたまま上を向けば閉めた筈のドアから現れたのは恐ろしい程の暗黒空気を纏った絶世の美少年。

艶やかで美しく、全ての者を魅了するこれ以上とない極上の微笑みを浮かべて彼は囁いた。


「覚悟は出来ていますね?」


・・・その笑顔がとてつもなく怖いんですが・・・


「・・・・・・・メイラサンドコカラアラワレマシタカ?」


「初めからイリスの部屋にいましたよ・・・あなたが気づかなかっただけで」


どうやらエイリックが気づかなかっただけでメイラは初めからいたらしい。

と、言う事はどんな言い訳をしても意味がないという事で・・・


「あの、メイラさん・・・話し合いましょう、ね?」


ズリズリとエイリックは後ろに逃げるが直ぐに壁へと差し掛かった。

逃げようにも逃げられない状況。

咄嗟に誰かに助けを求めようと息を吸い込むが、ドンッと壁の横を殴られてそのタイミングを逃してしまう。

パラパラと砂のように零れる壁の一部。

・・・これは本気で怒っているわけね。


「イリスの絹のように滑らかで雪のように白い肌を冥土の土産に出来て良かったですね」


「いや、あの、ちょっと・・・待って!!」


「待てません。イリスの肌を直接見た者は即刻死刑が下されます。まぁ、あなたは一応親類ですから最後の遺言ぐらい届けて差し上げますよ」


「殺す事前提で話さないでください!!てか、怖い怖い怖い!!なにその短剣!!」


「アイリーン特製の毒塗り短剣だそうですよ。効果は即効性ではないので苦しみながらあの世に旅出せますよ」


「イイ笑顔で恐ろしい事言わないでーーー!!!てか、助けてくれーーー!!!」
















「アイリーン、もう少し緩めて・・・(苦)」


「ダメですわぁイリス様。もう少し頑張って下さいな」


「でも苦しいし・・・世の中の女性はほんと尊敬出来るよね。こんな地獄を毎回味わっているわけだから」


「コルセットは女性の嗜みの1つですもの・・・えい♪(イリス様の苦しむ声と表情・・・たまりませんわぁ///)」


「ゲフッ!!もう無理もう無理!!出ちゃう!!内臓ゲロリッて出ちゃうって!!」


「ご安心くださいませイリス様。コルセットで内臓が出た女性はいませわ。せいぜい気絶するか食べたものを吐く程度で」


「物の例えだって!!・・・あ~苦しかった」


「イリス様、ご褒美にあまぁいお菓子ですわぁ」


「ん・・・おいひぃ・・・」


(口一杯にケーキを頬張るイリス様・・・あぁ!!)


「・・・そう言えばエイリックが来なかったっけ?」


「・・・・・・・・・今頃はメイラ様の手によってお仕置きを受けていますわぁ」


「なんで?なんかあったの?」


「許しがたい罪を犯しましたので(ニィッコリ)」







コルセットで絞めつけていた女性は本当に尊敬します。

絶対無です。吐きますって(汗)


補足。

おバカなエイリックは初めの会話を聞いて部屋の前で思考が停止します。

そして徐々に思考を取り戻し、『早まんないでアイリーン!!』みたいな感じで部屋に踏み切りますが、そこでの光景は想像とは真逆な物。

にゃんにゃんではなくただ単にアイリーンがイリスのコルセットを締めていたという。

あ~良かった。でも問題が1つだけありました。

イリスは半裸☆やっべ、俺、殺される!!

こんな感じです。分かりにくかったらすみません(汗)


さて、突然ですが第一回二択問題クイズ!!(続きませんよ)


エイリックは初めの会話を聞いて、なにを想像して部屋に踏み込んだのでしょう。

A・アイリーンが無理矢理楽しそうにイリスににゃんにゃんしているシーン

B・アイリーンが楽しそうに無理矢理イリスににゃんにゃんしているシーン


答えは想像に任せます☆(クイズにもなってないね♪)

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