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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

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見よ、今日は、かの蒼空に生首の高く飛べるを

作者: 凜古風
掲載日:2026/03/30

うん、大丈夫。石川啄木の著作権は切れている。

借金ではなく、借句に頭を下げてると、嗚呼コレか

「  一度でも 我に頭を 下げさせし

   人みな死ねと いのりてしこと  」

やぁやぁ、凛古風ですよ。

ちょっと、このあいだですね、奈良県の談山神社に行ったんですね。


多武峯縁起絵巻とうのみねえんぎえまき


っていう、重要文化財を見たんですね。


内容は、大化の改新の劇的スタート「乙巳の変」で

「蘇我入鹿」の首がチョンパされて、お空高くに

飛んで、飛んで、飛んで、飛んで……

そんな、絵巻物でした。


で、諸説いろんな所に、生首は着地するんです。

「入鹿さん 首飛びMAP」←で検索。


とりあえず、最長記録 三重県松阪市の首塚が凄い。


道路を走って、45キロくらいだから、

直線距離は35キロくらいですね。


つまり、刃物で首チョンパして、35キロ先まで、すっ飛ぶのですよ。


「見よ、今日は、かの蒼空に生首の高く飛べるを。」


空飛ぶ生首を見て、詩人は、そんな歌をうたうかもしれない。


さぁ、でも、計算していきましょう。

歴史の謎に迫らないといけません。


人間の生首を35キロ飛ばすにはどうするか。

砲術の天才ナポレオン・ボナパルトに教えてもらいたくても、

死んでるし。しょうがないからAIで計算。


射出角:約 45°

初 速:約 586 m/s(時速 約2100 km/h)


586m/s はライフル弾レベルの初速。

人間の頭部のような形状・質量では空気抵抗が極めて大きい。

空気抵抗を考慮すると、実際にはさらに数倍以上の初速が必要。

そもそもその加速で物体は原形を保てない。


・・・つまり?首チョンパで切り飛ばすどころか、

生首をバットでホームランしたとしても、

原型をとどめることなく、粉々に。嗚呼


では、仕方がない、生首にロケットエンジンを搭載しよう。


「怨念ロケットエンジン」で成立させるなら:

最低でも 20-40kg級の固体ロケット

現実補正込みなら 小型ミサイル級(数十kg以上)

つまり、「首が飛んだ」ではなく「ミサイルが飛んだ」規模です。


歴史ロマンに対して現実は厳しいな。

よし、カタパルト加速とロケットならどうなる。


結論から言うと、「カタパルト+ロケット」の二段構えにすると

必要なロケット規模はかなり小さくできるものの、

それでも“兵器級の飛翔体”に近いものになります。

単なる補助推進では済みません。


カタパルトで2000Gを得た場合の代償

  形状はほぼ崩壊

  内容物は完全に破壊

  空力的にもバラバラ


じゃぁ、どうすればいいんだよー。歴史ロマンの実現化は?


「グレネードランチャーが最適解です」


・・・そうですか。


「生首はグチャグチャになりますが、それなりの肉塊が到着する」


・・・らしい。


だから中臣鎌足なまごみのかたまりとか言われるんだろうか。

うむ、歴史ロマンを感じるぜ。


(おわり)

大人になってから気づいた歴史用語

「○○の乱」クーデター失敗

「○○の変」クーデター成功


授業で先生言ってただろ?

えー?聞いてないもん♪


続編「初速:約 586 m/s(時速 約2100 km/h)に耐えられる頭蓋骨」

書きたい人手を挙げてwww

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― 新着の感想 ―
>「○○の乱」クーデター失敗  「○○の変」クーデター成功  いや初めて知ったwww  生首?  ホラーはちょっと・・・。←ホラーものを書く癖怖がり。
発想を変えて、首を金属製に改造するとか? あ、それじゃあ(生)首とは言えませんね。
飛距離などを計算に入れると、生身の生首はどうやっても滞空中に損壊してしまうのですね。 金属製のカプセルにでも入れて射出する事が出来れば、ある程度は損壊が抑えられるかなとも思いました。
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