表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いじめの責任  作者: 東山田雲
第一章 山田君のいじめ
2/4

第2話 「いじめ」という言葉を初めて知った

 僕はいつも通りに殴られたり、蹴ったりされたけど今日も楽しかった。

今日も家に帰ってドアを開けた。

「たいだいまー、」

「おか…え?大丈夫?」

お母さんが出迎えてくれたがなぜか心配していた。

「大丈夫!いつも通りに殴られたり、蹴られたり、水筒で字をつけて貰ったけど大丈夫!」

「え?え?いつどこで?」

「えーと、確か一緒に帰っている時ー」

「え?え?友達の山田くんと帰ればよかったのになんでその子と帰ったの?」

「山田がやったよ?」

当たり前のことを言うとお母さんが顔が青くなって仕事を休んでいるお父さんを呼んだ。

「お父さんー!とりあえずこっちに来てー!」

「オゥ、なんだ、なんだ、」

お父さんがこっちに来るとお母さんと同じくらい青い顔になっていた。

「え?陽大…なんで泣いてるの?」

「え?そんなわけがないよ。今日も楽しかったてー!殴られたり、叩かれたりして」

「でも、陽大、目から涙出ているぞ。」

「え?」

ふと思うと自分の目から涙が出てきていた。

あれ?なんで目から涙が出ているだ?

「うーん、なんでだろー、」

「いじめられているからだよ!本当に大丈夫か?」

え?いじめられている?という言葉てんなだ?

「お父さん、どういう意味なの?」

「え?」

「いじめて言葉なに?」

「ハァァァア?!?陽大、まさかいじめて言葉知らないのか?」

「うん!」

そう元気よく返すとお父さんは息を吐いた。

「ハァァァア、お前、殴られたり叩かれたりすること辛いだろ、」

「うん!でもそれが友達かなーて、」

「バカ野郎!自分に嫌なことをさせられることをいじめて言うだぞ!」

「え?えええーー!じゃあ、僕いじめられていたのか…」

そのことを聞いて新たな事実に気づいた。

これって、いじめなんだな…

目が赤くなるほど涙を出しながら話していると、そのことを山田君に言わないと!

明日、山田に言う!

そして、ガッチポーズ取って宿題に取り組み始めた。

          続く!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ