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95.獣族の子供たち


件の悪徳商人が連れて来ていた獣族の子供は五人。

僕たちが捕縛を手伝った三人以外の二人は、既に捕縛済みだった。熊と狸だったそうだ。

どちらもあまり素早くなかったために捕縛は簡単だと言ってたけど…いや、熊とか絶対腕力すごいだろ。

が、冒険者にとってはそっちの方が対応しやすかったようだ。

ともあれ、新たに捕まえた三人の獣族も同じテントに寝かせることになった。

ちなみに、悪徳商人自体はまた別のテントで、見張りもきっちりつけて全身鎖でミノムシ状態になってるのだとか。

獣族の五人に接触さえさせなければ何も出来ないだろうという判断だ。

脅威度は商人より獣族の方が高いので。



「ひとまず全員オーレンの町に連れてくことになるだろうな。隷属は解除できるか怪しいが」



指揮系統を押し付けられていた…もとい、宿屋の店主さんの知り合いだという冒険者のグランツさんがそう言った。

オーレンの町にいる神職の人たちには荷が重いらしい。

そのため、隣町…馬車で数日の距離にある町に、高位の神職の派遣をお願いするそうだ。

ここはオーレンの町よりも大きい神殿があり、能力の高い神職者が多くいると言っていた。

もしかして、いつか聞いた馬鹿の出身の町だろうか。

まあ、領主はまともな人っぽかったけど。気にすることじゃないか。



「全員オーレンの子なんでしょうか?」

「わからん。まだ商人には話聞けてねえし、子供たちも気絶してるからな。オーレンの子ならすぐ親に会わせてやれるんだが」



一人は間違いなく他所の出身だ。狼の子だけど。

ハルもそれをわかっていて、聞いたのだろう。どうにか連れていけないか、交渉のためのとっかかりが欲しかったのかもしれない。



「ところで、隷属状態の子って話とか出来るのか?」

「命令されてねえ状態なら正気だ。今はあの馬鹿商人が近くにいねえし一時的に効果消えてるから会話はできるはず」

「ああなるほど。じゃあどこの町で育ったかがわかるかもなのか」

「そういうこった」



さすがに気絶状態の子を手元に置いておくことも出来ず、アキ兄さんは抱えた狼の子を他の四人と並べて寝かせていた。ロープは回収しとこう。

起きたら話せるかな…助けた手前、放っておけないとでも言えば話すくらいは許してもらえるだろうか。

新たに捕縛した三人は、当然だが負傷している。グランツさんがすぐに回復魔法をかけていた。すごいなこの人。

僕たちの中(人間)に回復魔法を持ってるメンツがいないので、なおさら凄く感じる。



「獣族は生命力が強いから、すぐ回復…おっと」

「あ、起きた」



ネズミの子が目を覚ました。そして周りを見渡し、知らない人間ばかりの空間を見て、泣いた。

まあそりゃそうだろうな、と思った。

グランツさんがでかい手で頭を撫でていると、落ち着いてきたらしい。

この子も『獣化』状態だったのか、だんだん人の姿になり、耳と尻尾だけ生えてる人間状態になった。

うわ小さい。見た感じ6~7歳くらいじゃないだろうか。濃い灰色の髪を肩で揃えた可愛い女の子だ。



「よし、いい子だ。名前は言えるか?どこの町に住んでたか、思い出せるか?」

「ぅ、う…マルル…オーレンの町にいたでしゅ…」

「何だオーレンか!ここはオーレン近くのダンジョンだ。帰還する冒険者と一緒に帰りな。両親に会えるぞ」

「…ほんとでしゅ?」

「本当だ。オッサンはオーレンの町の冒険者だぞ」

「帰れる…!」



おお、どうやらこの子はオーレンの子だったようだ。

アイさんたちが言うには、オーレンの町には人間族以外も少数だが住んでいるらしい。

トランタは人間族ばっかだったからな…

ともあれ、五人のうち、一人は出身が判明。残る問題は隷属の首輪のみ。

帰れると知って、ネズミの子は喜んでいた。

が、アイさんたちを見て怯えていた。してやられた記憶はしっかりあったらしい。



「わ、私たちは外にいた方がいいかしらね…?」

「そうだな…?」

「はっはっは、気にすんなマルルちゃん、こいつらはマルルちゃんを助けるために頑張ってくれたんだぞ。嫌な命令出されただろ?」

「あ、…そうだ、魔物を狩れって言われたでしゅ…魔物なんて、狩ったことないでしゅ…」

「嫌なことをさせられてるマルルちゃんを止めるために眠らせてくれたんだ。ほら、今は魔物を狩るために体が勝手に動かないだろ?」

「ほんとでしゅ…」

「マルルちゃん、足が速いからなあ。こいつらも困って、あんな方法になっちまったんだ。でも、こうして助かってるだろ?」

「は、はい…あの、助けてくれて、ありがとうございましゅっ」

「あ、ううん、助かってよかったわ。私たちもあとでオーレンに行くの。もし会ったらよろしくね?」

「はい!」



おお、グランツさん言いくるめた。すごい。

マルルというネズミの子は、母が織物工房で働いてるそうだ。たまに接客もすると。

そのせいか、自然と敬語を覚えたらしい。舌足らずだけど。

大人の人と話す時は敬語で、と躾けられてるのか。お母さんすごいな。

助けてくれた人とわかったのか、アイさんたち三人への警戒はすっかり無くなったようだ。


とりあえず、五人中一人は出身が判明した。あと四人…いや、三人はわかるだろうか。

このテントには現在、グランツさんの他は僕たち七人プラス従魔、そして獣族の五人だけだ。

他は、負傷者の手当てや、出撃した冒険者の呼び戻しなどに奔走している。あとは悪徳商人の見張りくらいか。

グランツさんのパーティメンバーは、この4階層を回って様子を見てくると言っていたそうだ。

僕たちがここにいるのは、三人の獣族を捕らえたメンバーだからという理由だ。

どうやって捕まえたか、何の状態異常を使ったか、その辺りの聞き取りが目的だという。

既に捕縛されていた二人の獣族については、目撃者多数…というか、このセーフティエリアで捕まえたため、既に聞き取りは終了しているのだろう。

なお、僕たちが救助した銅級パーティは負傷者のため、他のテントで治療を受けている。



「…なるほど、猫は麻痺の後に頭殴られて気絶か。麻痺だけ何とかしとくか」

「攻撃力高そうでした。木に深い爪痕が残りましたから。ナズ姉が鞭で牽制してくれてなければ、私も無事だったかどうか」

「注意力を分散させるくらいしか効果なかったよ。鞭だって全部躱されたし。ほんと、ハルの麻痺攻撃が効いてくれてよかった」



麻痺で動きがかなり鈍ってるところで、銀級冒険者が合流したそうだ。

そして思い切り脳天に拳を振り下ろし、気絶させた。そして魔道具の無効化をして、担いで戻ってきたと。

なんという脳筋。いや、結果丸く収まってるならいいのだろうか。



「バルガンか。あいつにゃ後で話聞いとくわ。何であれ、お手柄だったぞ。レスパイダーの糸も拘束に役立ってたみたいだし、お前らに頼んでよかった」

「ふふん、ウチのラテは最高だからね!」



足に糸が絡まってたからな。これも動きを制限させるのに一役買ってたようだ。

実はサンも『咆哮』を使っていたらしい。それで動きが止まったところを麻痺攻撃で沈めたのだとか。

咆哮、便利なスキルだな…サン曰く、虎の獣族の注意が、ナズとハルとラテに向いて自分はノーマークだったのでその隙をついたそうだ。

全然心配はしてなかったけど、ホントすごいことしてたな、このメンバー…



「で、この犬の状態異常は『睡眠』なんだな?」

「ああ、一緒にいた銅級パーティが持ってた眠り薬を飲ませたから」

「なるほどな。改めて、あいつらを助けてくれてありがとうな。最近ちっと調子に乗ってた部分もあるから、ちったあ懲りたろ」

「あれ、そうなのか?そんな感じしなかったけど…」

「調子乗ってたっつっても、少しだしな。まあ、自分たちでうまく行かなくて自信喪失しかけてたから、さっきは調子こいた部分は見えなかったんだろ」



新人が陥りやすいものだそうだ。何度か上手くいったので、自分たちが凄く強くなったように錯覚する。

そして注意力散漫になって何かをやらかす。結果、上がってたテンションが落ちて元通りになる。

これを繰り返して、自分たちの実力をしっかり把握できるようになるという「冒険者あるある」だそうだ。

なので、そこまで悪いことじゃない。調子がいいと思い込むと、それがいい方向へ行くこともあるからだ。

あの銅級パーティは、一人が『調薬』スキルを持っていて、毒薬や眠り薬、麻痺薬などを自力調達できる。それに調子に乗ったらしい。僅かなものだそうだが。

へえ、調薬スキル持ちなのか。


話をしてると、熊と狸の子が目を覚ました。ネズミの子と同じく怯えていたけど、説明をしたら落ち着いた。

グランツさんて低くて落ち着く声だからな。それもあるんだろう。聞きやすいというか何と言うか。

狸の子はオーレンの出身、熊の子は隣町出身だという。ちなみにその隣町、さっき言ってた大きい神殿のある町だそうだ。



「いや、案外近場でよかったぜ。隷属の首輪さえ何とかできりゃ送り届けてやれるからな」

「そうですね。よかったです」



さて、残るは狼と虎…狼はいいとして、虎の子か。オーレン出身だといいなあ…

そんなことを考えてると、虎の子が目を覚ました。

勢いよく起き上がって、周りを見回している。徐々に姿が変わったので、この子も獣化状態だったようだ。

随分縮んで、身長は180cmクラスから140cmほどにまで小さくなっていた。ハルよりも小さい。

その子がさっきまで戦ってたナズをハルを視界に入れて。



「オレを倒したやつ!!!」

「あっ」

「恨まれるやつですかね、これ…」

「オレとケッコンしろ!!!」

「はい?」

「へ?」

「は?」

「は?」

「は?」

「いやちょっと待ってアキさんたち怖いわよ!?」

「『は?』の一言に込められた殺意が凄まじすぎるんだが、お前ら本当に銅級なんだよな?」

「銅級だよ、うん…いや俺も怖いわ。子供相手に本気でキレるなよお前ら」

「何であたしらじゃなくてアキ兄とリオ兄とタークくんがキレるかなあ!?」



いや、仕方ないだろ?突然の妹に対する雑な求婚。それも出会って0日で。兄として、これにキレずにいられるか?いやいられるわけがない。(反語)

よしわかった、僕たちに対する宣戦布告だな?どんな手を使ってでも阻止してやろうじゃないか生まれてきたことを後悔させてやる。



「やめなさい」

「ぁだっ!」

「み、鳩尾…アイさんつっよ…」

「リオさん、心の声全部漏れてるわよ。あなた暴走すると変な方向に突っ走ろうとするわね?」

「しまった。うっかりしてた。こっそりやろうと思ってたのに」

「こっそりだろうが堂々とだろうがやるなって言ってるのよ」

「あーあー、すっかり怯えちまって、まあ…」



あ、しっぽ膨らませつつ体に巻き付けてた。何だこの程度でウチの妹に求婚してきやがったのか?ナメてんのか?

まあキレてんのは僕だけじゃなくてアキ兄さんとタークくんもらしいけど。

アキ兄さんなんて剣を鞘から抜こうとしてるもんな。



「つか、お前も突然何言ってんだ。仲間が怒るのも当然だろうよ。特に兄妹とありゃあな」

「きょ、兄妹って、血はつながってないぞ!ニオイが違うし!」

「あん?そうなのか?」

「よーしよしよし、じゃあ言い直そうか。俺たちの、妹分に、なあにふざけた求婚してくれやがってんだ?このお猫様はよォ」

「ヒィエ…っ!」

「確か一発くらってるんだよな?じゃああと何発か拳キメていいよな?妹分たちの記憶が消し飛ぶまで付き合ってやるよ」

「それ完全に記憶全部失うやつじゃない」

「た、たちじゃない!オレがケッコンしたいのは、そっちの子だけだ!」

「…え?」

「ハル?」

「二人が一人になったところで、怒りが収まるとも思えないけど…」

「よーし、じゃあ俺たちとオハナシしようか、お猫様?」

「お前がハルに相応しいかどうか、僕たちでしっかり見定めてやろうじゃないか。まあ何をしようと認めてやる気はないけどな、お猫様?」

「そんなことよりコレ飲ませて意識落ちてる間にずらかろうぜ」

「ターク何持ってるの!めっ!」

「あ、何すんだ姉貴!」



強制睡眠薬。うわ、『昏睡』の状態異常を引き起こすやつか。タークくんも結構キレてた。

しかもこの薬、解除薬がない代わりに自然回復するけど、その回復までの時間が24時間。丸一日である。

これが錬金調合スキルの本気か…こんな薬まで作ってるとは思わなかった。


そしてこれを見て、グランツさんが間に入って来て僕たちを取りなす役割になっていた。

さすがにまともにやりあえば、この人には勝てないだろう。地力が違う。従魔有りなら別だけど。



「そもそも、何でそんなこと言い出したんだ。普通は自分を攻撃した相手に怯えるだろ」

「自分より強いメスは絶対逃がすな手に入れて嫁にしろ、って言われてたから…」

「何だその蛮族の理屈」

「リオさんちょっと黙って。今はこの子の言い分を聞く時間」

「あい」



怒られた…

そして聞き取りをしたところ、虎の獣族は強い者こそ至上というバーサーカー族だった。蛮族じゃん。

なので、他種族であろうと強い相手を好む。今回、ナズは牽制などしかしてなかったからいいとして、ハルはがっつり戦っている。

しかも勝負を決めたのはハルの攻撃による状態異常。よって、ハルを強い者として見定めたらしい。

状態異常なんて邪道、とかは思わないんだな。

まあ、そういうわけで、強い女の子ということで嫁にと望んだ。面倒極まりない種族である。

どうでもいいが、ここで猫じゃなくて虎と判明し、グランツさんが驚いていた。



「そういうことでしたか。では返事をさせていただきますね。お断りします」

「…何でだ!?」

「何でもくそも」

「当たり前だろうが」

「第一に、見ての通り私は人間族ですので」

「種族なんて関係ない!強くて可愛くて若くておっぱい大きいメスは貴重なんだ!」

「それはあなたの種族の都合ですね。私の都合、一切合切無視ですか。私の好みから大きく外れてるのでお断りしますこのド変態」

「どうしてだ!?オレはきっと強くなるぞ!まだ10歳だから弱いけど、あと何年かしたら一族で一番強くなってみせるから!」

「強さは関係ないんですよ。あなたたちの重視すること、まったく重要視してませんから。なのでお断りします」

「そんな!オレはウワキとかもしないし、ずっとキミが好きだぞ!キミの望み、全部叶えるから!それだけの力はあるから!人間族だとかオレには関係ない!」

「私には関係あるんですよ。最低限、人間族であることが私の望みです。だからお断りします」

「耳も尻尾も隠せる秘薬もあるから大丈夫、人間族の見た目になれるぞ!」

「見た目の問題じゃないんですよ。いい加減にしくされ私の言葉届いてねえのか断るって何回言わせよるんじゃこのクソガキ」



もう僕たちが入る隙もないくらいハルがバッサリ切ってる。

うん、僕たちの出番ないね。こうなったらハルに任せて、実力行使で来ようとしたら手を出そう。

つか、ハルの口調が崩れてきてるから結構ヤバイ気がするな。

グランツさんビビってるし、他の起きてる獣族の子も若干怯えてる。



「獣族は成長が早いんだ、あと一年もしたらキミよりずっと大きくなるから!」

「何で私が一年も待ってると思ってんだ。大体10歳なんて私の実弟と同い年なんですよ。弟と同年代なんて弟にしか見えないんです」

「お、お、弟!?」

「私に弟と結婚しろって言うんですか、変態になれとでも?想像しただけで怖気が走る。嫌なものは嫌です。別の人を探してどうぞ」

「そ、そ、そんな…弟じゃないのに、オレ自身を見てくれよ!」

「獣族の男の子に見えますね。人間族じゃないのでお断りです」

「に、人間族の見た目になるから!種族変化薬飲むから!」

「弟と同年代ですね。犯罪者になりたくないのでお断りです」

「そんな!じゃあどうしろって言うんだ!」

「諦めてください」

「でもこの心は諦められないんだ!」

「私はあなたを受け入れられない!」



うっわー…

ハルは異世界でもモテるんだなあ、なんてちょっと思ったけど、これはウザい。諦めが悪いなんてもんじゃない。

全員でドン引きである。何という粘着系。いや、ストレートに言ってくるだけマシなのかもしれない。…マシとは?

というか、割と近くで言い争っているせいか、犬(狼)の子が目を覚ました。



「…っ!?」

「あ、目ぇ覚ました」

「こんだけ言い争ってりゃなあ…」

「避難させよ、避難」

「こっち来い来い」

「…ッ!」

「あ、警戒した。僕だな、下がってるわ」

「ああ、そういやお前らが連れてきたんだもんな、戦った相手だから警戒してるのか」

「大丈夫だよ、おいでおいで」



僕には警戒してるのに、一緒にいたアキ兄さんの手招きにはあっさり応えてた。

なぜだ。人徳か。ならしょうがない。

アキ兄さんに近づき、何かふんふん匂い嗅いでる。犬か?狼だけど。



「…いいにおい」

「…は?こいつがか?」

「どれだ…肉か野菜か果物か…」

「は?」

「あ、アキ兄、ウチの料理番だから」

「あーなるほどな」



獣化も徐々に解けて、犬耳と尻尾がある人間みたいになった。割と人間寄りの見た目だな。

何故かアキ兄さんに気を許しまくってるようで、尻尾もぱたぱた揺れている。

グランツさんは驚き、ラムがちょっと嫉妬していた。ラムはアキ兄さんの足元にくっついて体を押し付けている。

もしかしたらこの狼の子、ここまで抱えてきたのがアキ兄さんだと気づいたのかもしれない。

アキ兄さんが抱っこしてたからな。匂いを覚えたのだろうか?

あ、僕?多分あれだ。肉球ぷにってたのがお気に召さなかったんじゃないかと…


ハルはまだ虎と言い合い、狼のシェリルはアキ兄さんから離れず。

グランツさんが、どうしろってんだこれ…と零し、何かごめんって思った。

多分、僕悪くないけど。



多分、決め手は肉の匂いですね

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