重要ヒントは重かった
翌日ログインしてから村の中で伝承について聞いて回った
聞いて回ったが大人全員から『あんたは、どっちだ?』と聞かれた
ソンチョウに聞いたら有る派、無い派で賭けをしているそうだ
…暇なのかな?…
ソンチョウは中立で学者ギルドにクエストを出したのもソンチョウだそう
仕方ないので子供達に聞くと
『おじさん?は神様?』『おねえさんじゃないの?』
と言われた、私の容姿はステータス画面が無いからハッキリ解らない
鏡や反射物にも映らないみたいだから性別もはっきりしない
種族が種族だから”ナシ”なのかもしれないけど
それよりも神がどうゆう事か聞くと、村の集会場に連れてこられた
その集会場に大きなタペストリーがあって緑の背景に中央に三角形の山らしき物
その山から細く白い物が上に出ていて一番上で二つに別れている
その別れた白い物がタペストリーの縁を通り中央辺りで青色に変化している
その青色が下の縁を通り、中央で黒い扉の様な物に吸い込まれている
その少し上に六個点が付いている
白い物はおそらく氷だろう、青が雨で川で海なのであろう
そうするとこの扉は…そして六個の点は…
その氷で分断された左に黒っぽい竜が右側は人間の姿があった
右側の人間は武器を持っておらず普通の人間のようだ
『これネー、神様と神様の戦なんだって』
と一人の子供が話してくれた
『それは、5000年程前の神の戦を現した物とされておる』
いつの間にかソンチョウが来ていた
『子供たちは、外で遊んでなさい』
と子供たちを外に出した
◇
「ソンチョウこれは?」
『あなたには話した方が良いかの』
『何分伝承なんで話半分で聞いてくれ』
ポーン♪
[【古代知識】がアクティブになりました]
ピッ♪
システム補助:【古代知識】神と神の戦
5000年程前この地上には他の星からやって来た”神”を名乗る物がいた
その神と対立するこの星の”神”もいた
その二柱の神が互いに住む場所を巡って争ったとされる神話のこと。
史実に基づいた物派、創作物派が現在でも対立している
『と言うことじゃ』
…短縮された…
『史実派がこの前の”チオト襲撃事件”で攻勢に出たんじゃ』
「ああ、そうゆう」
…タペストリーの竜がドラゴンだと主張しだしたってことだ…
「ドラゴンの足取りは?」
『見当もつかん』
『ただ南東の町の住人なら何か知っとるかもな』
ピッ♪
システム補助:【地理知識】ヤダマの南東の町
チオト襲撃事件のドラゴンに巻き込まれて壊滅した
各々で避難しており、現在はバラバラ
町を復興するともしかすると・・・
ポーン♪
{ワールドクエスト発生:山間の町を復興せよ}
タペストリー インカの絵みたいな感じのイメージ
性別 この話のリアルでの裏設定があったり、なかったり