イベント前後の運営(と言う名の監視役)
「準備は完璧だな?」
VR空間のビルの一室で40代ぐらいの男が確認している
「あ、主任!トランスポーターの封鎖は終了しました。」
若い、20代であろう女性が答えた
「1stのスライムって100でよかったですよね?」
同じ年代位の男性が確認している
「よし、それじゃあ巻いて行こうか!」
「「「え?押してるの」」」
「違うから、てかAIが勝手にやるから!」
「俺ら、不具合の監視のみだから!」
「「「ですよね~~」」」
まったりとゆっくりとガチなプレイヤーと違ってゆる~く始まった。
◇
「主任!新規がインしました!」
「え?いまどき?」
「どうしましょう?」
「問題ないだろ?」
「チュートリアル…」
「ああ、強制入ると転移…って転移するのか!」
「はい…どうしましょう?」
「いまさら、止められん、改善に上げとけ!」
◇
「主任~、シーカー選ばれました」
「げ!」
「げ!じゃないですよ…どうします?」
「…メンテ…だな」
「「「え~~~~」」」
「いや、だからAIがやってくれるから!」
「定時で帰れるから!」
「「「やった~~~!」」」
◇
「主任!座標が真上です」
「何の!」
「「「ボスの!!!」」」
「げ!」
「…」
「…」
「どうします?」
「そのままにしとくしかないだろ!」
「結局何体行った?」
「順にワイバーン、ボス、ロックタートル、カフンバナ、スライム緑で計5ですね」
「まあ、セーフだな」
「ソロなんでボスポイント全振りですけど…」
「…まあ、シャーネー」
「5万をシャーネーで済ますんですか?」
「…」
◇
「終わりましたね」
「ああ、終わったな」
「…なぜ某司令風?」
「……まあ、改善分リストアップ出来てる?」
「あ、はい、今回のアップでレア度と品質の表記も変更です」
「ああ、アレ不評らしいな」
「はい、レアと質でDEXなんてこともありましたしね」
「まだ実装してませんでしたが、レアがSだとアレでしたし」
「ああ、ハラスメントで訴えられかねんなそれは」
「それで、質を★後に数字で1~4,Zだっけ?」
「はい、そう申請してあります。」
「じゃあ、レアは?」
「G~A,S,Zです」
「ああ、物によっちゃあZ★Zってのもあるのか」
「あ、はい、今後実装予定ですね」
「じゃあ、9時から?」
「9時から」
「じゃ、アナウンスよろ」
「了ってAIが「勝手にやるよ」」
ほぼ会話でごめん、きりが良いのでこれで
この会社はかなりホワイトです
基本交代制です。
社長「だって働き方なんちゃらとか労働なんちゃらとかあるし」
運営陣 暇なのかな?
プログラム陣 このゲームでは基本居ません
あ、時間の圧縮とかの設定書くの忘れた
基本、リアル1時間でゲーム内3時間進みます。
イベント中は期間と曜日でバラバラです
巻いて この人の口癖…あとシャーネーも