チケットは持ってるけど
王城に向かう馬車の中でコンテストで食紅見なかったか聞くと
「使うレシピがなかったから探してない」と言っていた
タブン他の人も同じじゃないかな?と言っていた
…そうか、テーマ縛りがあったから使いようが無かったのか…
「虫のは記憶にあるんだが、花の方はどうだったか覚えてないんだよな」と私が言ったら
「げ、虫の方はあったんだ」と言っていた、本当に探してないようだ
まあ私も使う必要性を感じなかったので使ってないからな…
今回のイベントはまとめる予定なので後で解ると思う、とひろこさんは言っていた
よく聞くとゲーム内のSSを外部に紐付けてSNSに投稿できるそう
(もちろん個人のアルバム保存も出来る)
その際スポンサー商品だと登録商標が出るみたいだ
因みに中から外が出来るので、外から中も出来るみたいだ
ひろこさんが言うにはそれ用のクエストもあるそう
スポンサーとコラボして懸賞を出してることもあるそう
…あ、カレーのやつがそうか…
等と話していると王城の前だ
例の門番に馬車を頼むと入った所に待機してた
因みにひろこさんはコンテストで一位なので馬車に乗れるみたいだ
一緒にどうぞと言われて王城の中へ
◇
もう一個の門は乗ったままスルー正面の方でなく少し違う方に馬車は行く
暫く走って、やや大きめの屋敷の前に
馬車を降りるとベンジャミンさんが迎えてくれた
「これは、シュンさまとひろこさまようこそいらっしゃいました」
深々と礼をする
「それでは、ドウゾ」
ベンジャミンさんに付いて行くがひろこさんが
「メンバーがいない」とブツブツ言っている
どうも連絡を受けた時にウラスマさまの所に居るからと言われていたみたいだ
ベンジャミンさんはその事など気にせずドンドン進む
やがて扉の前、警備の人は居ないみたいだ
「ウラスマさま、来ました」
ベンジャミンさんがそう言うと扉が開く
中に入った途端にインスタンスになったみたいで
ひろこさんが居なくなった、ベンジャミンさんも居ない
◇
ウラスマさまに会うと無条件でチケットを貰う
これで二枚だ、ちょっと試してみよう
「ウラスマさまはコレを何に出来ます?」
ちょっと失礼かもと思ったが聞いておく
「・・・・」
…ベンジャミンさ~ん…通訳~…
ポーン♪
[【地獄耳】がアクティブになりました]
「ワシは何にも出来ない」
「姫なら何かにできるかも」
…うん聞こえる…地獄耳便利…
…姫ってホウライの?…使えるの貰えるのかね?…
「姫は呪いが得意だから」
…呪い?コワイ…