ワールドの裏話(運営雑談)
「用ってなにかしら?」年齢不詳の女性が部屋に入って来て聞く
「あ、お疲れです」と前の会議で寝ていた男性が答える
「例のワールドの件を気にしてたって聞いたので」
「ああ、それでどうなの?」
「暫くは進みません」
「え?どうして?」
「例の扉封鎖したじゃないですか?」
「その関係で止まってしまってます」
「それはトリガーを変えれないってこと?」
「いえ、裏で進んでてワールドがサイレントで開始している状況です」
「え?それはどう言う状況なの?」
「例のプレーヤーの所為ですね」
「彼がNを押した時点でサイレントになってしまってます」
「つまり?」
「誰かにY押してもらわないとワールドがアナウンスされません」
「ただ、クリア条件がオクトまで達成できないので」
「オクト解放時にワールドアナウンス出来る?」
「あ、それならアナウンスを扉の開放にして誰かに押してもらえば…」
「どっちにしろYは押さなきゃダメなのね?」
「ハイ、AIのクエストも絡むので…」
「……もしかして?」
「ハイ、元々あったのを少し変更してます」
「あ~~そう言う風か~~じゃあ取りあえずホウライの姫に扉の開放をさせるのは?」
「封鎖したの第一主任なので、開放条件知りません」
「ああ、その辺は連絡しとくわ」
「お願いします」
「あ、そうだ、あなた前の会議の時ビールに反応してたわね」
「あ!ハイ!ビール大好きです!」
「スポンサーから樽で貰えるわよ?」
「た、樽?」
「ヤッター!!!!!!!!!」
「賞味期限短いから気を付けなさいよ?」
「樽なら2~3日で行けますよ!」
「え?すごいわね10L2日で消費って」
「…え?樽って10L?」
「10L」
「ぐはぁ!それは…それは…う・れ・し・い!」
「…大丈夫なのね、飲み過ぎには注意よ?」
「あ、ハイ、出社出来なくなりますからね」
「…」
「それと、もらえるのはビール樽のみだから…」
「持ってます」
「え?」
「サーバーでしょ?」
「持ってます」
「樽も5Lなら買ったことありますし」
「そ、そうなの…よっぽど好きなのね」
「もちろん大好きですよ」
「…あ、スポンサーって3社でしたっけ?」
「この間増えたから5社よ」
「どこからもらえます?」
「好きな所からでいいわよ」
「太っ腹!」
「一応会社当てだけど、ビール飲むのあなたと社長ぐらいだから」
「しゃ、社長には?」
「社長はあまり飲まないから券で1年分貰ってたわね」
「あ、そうか券でもらえば発泡酒も行けるんだ」
「そうする?」
「イヤイヤ樽貰いますよ絶対!」
因みに作者は下戸です
第一主任 シャーネーさんのことです