夢って・・・
夢の中に入ってからで終わらせて頂いたのはあらすじのあらすじ感ですかね。 笑
とりあえずこんな所から人生観等考えたりに入っていくのがイメージしやすいかなと思いこんな感じになりました。 笑
一応ルールを作ったのは世界観の拘束があるから制限されているからこその面白みが出来るのではと思いルールを作ってみました。
さて、今からは修弥についてどんどん触れていく内容になります。
なぜ枯れていたりしているのかの過程を描いていきたいので楽しんで頂けたら嬉しいです。
「まだ、、、大丈夫か」
修弥はそう思いながら修学旅行の時の思い出を選び追体験しながら昔に想いを馳せながら追体験を終わらせた。
「やぁ、今回はどうだったんだい。随分と浅いのを選んだんじゃないかと僕は思うよ」
修弥に話かける謎の管理者の様な佇まいで話かける中性的な面影の人物に修弥自身はいつも無視か一言返すを決めていた。
修弥自身この人に関わってはいけないと直感していた。
この人に少しでも関わると心がざわつく様な直感だけを信じ行動することを自分のルールで決めている事で心の安寧を保とうとしていた。
「じゃあこれで今日は帰ります。」
「うん、じゃあいつもの様にしていけばいいからね。じゃあね!次はいつだろう。ふふっ管理者たる僕には分かっているけど次の時まで」
そう言われ修弥は夢から醒める準備をし始めた時に珍しく声をかけられた。
「ところで君、修弥くんはいつ僕の事を名前で呼んでくれるのかな。」
どこか惹き付けられるその声には心地よさがあるが修弥はルールに従う事を決めていた。
「俺とあなたはそんな仲ではないでしょ。まぁどうしてもとお願いされたらいいですけどね。」
そう言うと管理者みたいなこの人はからかっていたのかと思うくらいあっさりと無視し、じゃあねと言い消えて行った。
そして、修弥は夢から醒める準備としてここが夢か現実かを確かめ夢の中と分かると目を瞑り目を開いた。
これが夢から醒めるための準備である。
目が覚めてからアラームを止め、仕事の準備を始めた。
今日の朝の出勤は早めに行き、いつもと変わらない業務を終わらせ、昼には携帯片手にゲームをしながら喫煙所でタバコを嗜みまた仕事に戻る。
この繰り返しをいつも繰り返しながら今日の帰れる時間の目安を見ながら明日の事を考えていた。
「前田君、今日はこの辺でいいからね。まあもし引き継ぎ等なければだけど」
部長にそう言われ今日はここらが帰り時と思い帰り支度をし、帰路に向かった。
今日は夜中の9時に終わった事に安堵しながら明日は何をしようかと駅に小走りで向かっていた。
「駆け込み乗車はお止めください」
いつも聞くフレーズだ。
だけどこれが日常なんだ。
次が休みでも金がないなと想い次の給料日までをアプリのカレンダーで確認しつつ、残り日数を考え今日は真っ直ぐ家に帰ることを決めた。
「はぁ、なにもない」
家に帰った修弥はコンビニ弁当で夜ご飯を済ませ、お風呂に入りテレビを見ながら仕事疲れからうとうとしていた。
「君はこの世界での皆勤賞ものだよ」
いつの間にか寝ていたのだろう。
いつもの知っている周りが白く何もないこの世界にまた来ているのだと修弥は気づいた。
修弥自身毎日来ているのは気づいていたがルールを知っている分、なぜ毎日なのかと思う気持ちがある中でも選ぶしかない状況下でだったためまたイメージをして思い浮かべた。
今回も選ぶことに迷いはまだなかったが、修弥は関わらない方が良いと思いながらも疑問に思い、管理者みたいな人に聞いてみる事にした。
「なぁ、あんたはなんでここにいて、この世界で何をしてるんだ。いつもあんたは俺がここにいる時に選んだものを見て表情を変える。まるで選んでいるのがこんなしょうもないものを選んでみたいな顔している。あんた、なんなんだよ。」
毎回選んでいる記憶を笑われている様な気がして修弥は苛立ちから言わずにはいられなくなっていってた。
「別に笑っちゃいないさ。君にも歴史がある。今は浅い黎明期なんて言うにもおこがましいうすっっっっぺらな歴史になにも文句なんてないさ。ただ、君の傾向はいつも同じだなとは思っていたよ。あっ、そうそうこの前は言ってくれなかったけど次からはこの僕をマキさんと呼んでくれよ。」
そう言われ、修弥は思い当たる節があるものの、今はさっさとこの中から去りたい気持ちがいっぱいだったため、追体験をし、さっさと帰ろうと思って追体験を体験した。
「少しは響いてくれよ、修弥くん。」
追体験中にマキさんは小声で呟いた。
マキさん自身はこの世界の終わりを願いながらも来るものを拒めない存在としてこの世界に住んでいた。
「じゃあ帰ります。」
そう修弥がいう。
「君!また、名前を言ってくれないんだね。珍しく君の感情に触れれたんだ。少しは君を理解出来たチャンスだったんだからもう少し君について知りたいんだよ。幸い明日は君の休みだ。もう少し僕に付き合ってくれよ。君を知り、君の役にたてるかもしれないだろ。しかも君の愚痴や秘密は生憎ここでは他の人に言える人がいないんだから。」
「昨日も言っただろう。どうしてもと言うならお願いすることだ。それじゃあ」
修弥はそう言い心臓位置を2回叩いた頃に、
「お願いします修弥くん。どうか僕の事をマキさんと呼んでください。そして出来れば今日ちょっとは話相手になってください。」
マキさんは軽口気味にも言ったが表情はどこか神妙な面影で言っていた。
「はぁ、あんた本当に面倒だよ。そもそも急すぎだろ?そもそもなんで俺がここに毎回いるかも分からない。ルールなんかも初めて来たときから知っているのも変な話だ。最初は楽しいとも思ったさ。けどここに来る回数が増えるにつれ、嫌になってくる。」
修弥は帰るのを止めここに来てからの愚痴を言い出した。
「そもそもマキさんって呼べなんてなんであんたはいつも上から目線なんだよ。いっつも不敵に笑って、全て見透かした様な態度で接してくるんだ。こっちも構えるってもんだろ?」
するとマキさんは驚いた様な表情をしながらもすぐに不敵に笑った。
「やっと名前で呼んでくれたね修弥くん!この日を僕は待ちわびてたんだよ。ほんっとに君はツンデレさんなんだから。」
修弥の思いも届かないのかと言わんばかりに満足そうに名前を呼ばれた事に優越感に浸っていたマキさんに修弥は驚きも隠せないながらも少し笑ってしまった。
「あんた、やっぱ関わってはいけないやつだな。」
「次からはマキさんで頼むよ修弥くん。今日はありがとう。じゃあまたね。」
そう満ち足りた笑顔で手を振りマキさんは修弥を送り出した。
目が覚めた修弥はふいに思い出しながら笑っていた。
それはあの世界が嫌な思いを持ち出した事から少し楽しさを持てた事に満たされている事に気づいたからだった。
「アルバムでも見るか」
少し出来た希望に繋がるために記憶を読み漁っていた。
「おかえり、修弥くん」
マキさんはいつもの表情で修弥に声をかけた。
そう言われもしながら軽く会釈をし、またイメージをし、追体験を選ぼうとしていた。
「今日は本質を少しつくからね、修弥くん。」
急に意味の分からない事を言われながらも選ぼうとした時に修弥は選ぶのに戸惑ってしまった。
次は修弥の過去にびしっと触れていきたいなと思ったので入る前に止める形になってしまいました。
また、色んな表情を見せれたらいいのにと思いながらも全然表現力に乏しかったなと思うところがあったのですが
次は私自身が色々と感じてたりする部分が物語を通して描きたいなと思います。
次も楽しみに待っていただけたら幸いです。
コメントお待ちしております。