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非リアの俺には理解しがたいが、リア充という奴らは愛さえあれば何だっていいらしい

作者: 犬太郎

リア充なんて、都市伝説。

「リア充」


それは、リアルが充実している人間の事を指す。


しかし、世間一般、俗にいうリア充とは、


「彼女がいるかどうか」


と意味として使用され、少々語弊があるように思える。


彼女がいなくたって、二次元に夢を抱く者もいれば、異性に興味がなく、同性と楽しく時を過ごす者もいる。


しかし、それをどうやらリア充とは言わない事もあるらしい。


現実逃避だ、負け惜しみだ、そんな事を言う者すらもいる。


私はそれが悲しくてならない。


たかが自分と相思相愛の女が1人いるだけでリアルは充実するのだろうか。


そんなリアル、本当に充実しているのだろうか。


彼女がいるかどうか。まるでそれをステータスの様に扱う。


私はそんな奴らが哀れでならない。


今私の目の前にいる、世間一般で言うリア充というもの。


男女が楽しそうにいちゃついて、笑いあっている。


衆人の前で自分たちが付き合っている事を見せつけて、それで満足なのだろうか。


そんなもの愛と呼べるのだろうか。


私には、それが理解できない。




畢竟、リア充爆発しろ。





私の名前は土橋 優也だ。

ん?一人称が「私」だから女かと期待した?


逆にいきなりリア充について述べ始める女に興味があるのか。

女なら何でもいいのか貴様らは。

軽薄な。



、、、いや、しかしまぁ、見ていて本当に胸糞悪いよね、リア充って。


でもね、俺だってさ、友達がいないことと、彼女がいないこと。それにオタクで厨二病っぽいことが治ればリア充と言える。


、、、無理難題なんだよなぁ。


さて、何でこうリア充ってのは見ていてイライラするんだろうね。


きっとあれだな。羨ましいんだな。


けれど不思議な事に、


「彼女と友達をあげます!あなたをリア充にしましょう!」


と言われても、俺はリア充とかいうものにはならない自信がある。


なぜなら、今見ているリア充とかいう奴らは見ていて腹が立つしもうなんなら殺気まで湧いてくる。


それに私がなったら、周りに不快な思いをさせてしまう自信があるからだ。


周りの事を考えて、こんなにも社会に自分の考えが持てる賢者なのに、どうして彼女ができないのか。


否、そんなものはいらない。


そもそもそんなものなくても生きていけるし?うん。


、、、言ってて悲しくなるよ。

俺が負け組なのは変わりないらしい。


特に目の前の風間 透という奴。


どこにいても女といちゃついて、

見ていて本当に羨まs…イライラする。


女といないと生きていけないのではないかと思えるほど、どこでも女と笑っている。


きっとこいつにとって、場所も時間も周りも関係ないのだろう。


自分と女。そこに愛さえあれば、きっと教室の一角でも公園のベンチでも路地裏でも、どこだって夢の国に脳内変換されてるんじゃないだろうか。


俺はそんな輩にはなりたいと思わない。


そして、そんな奴らを見たくもない。

できればもっと周りの事を考えて欲しい。


本当に見ていて嫌になる。





だがしかし、それでもリア充になれる人物というのは、それだけ周りからの人望があって、何より俺にはない魅力を持っている奴なんだろうな。


何というか、社会に必要とされるのはそういう人間なんだろうな。


それぞれ生き方って奴があっていいんだろう。


まぁ、ばれない程度に嫌がらせするくらいで許してやろう。



、、、彼女、ほしいな。はぁ。

こんにちは!犬太郎と申します!

「非リアの俺には理解しがたいが、リア充という奴らは愛さえあればなんだっていいらしい」をよんでいただきありがとうございます!

短編、ちょっと変わった感じで書いてみました!

僕はいま連載中の小説「イケメンの恋は、一筋縄ではいかない様子」を執筆していますが、それとは対照的に書いてみました。

ぜひ、短編、連載中の小説のほうもよろしくお願いします!

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