入学式-その後
入学式も終わり、家で奏が九頭龍の頭だったことや、夏樹が不良でしかもけっこうヤバめだったりなどの、話を冬夜から春菜に話しながらくつろいでいると春菜が
「お父さん、改めて制服を見せにおばあちゃんの家に遊びに行こうよ」
「お~、そうだな今日のことお義母さんに報告にいかなきゃだったから行ってみるか」
よく外出をしている祖母に電話で今日遊びに行くことを伝え、準備を終わらせて祖母の家に向かう車の中で
「いや~お義母さんの家に行くの久しぶりだなぁ」
「そーなの?私は料理教えてもらったりしているからよく行ってるよ」
「え、そんなに頻繁に行ってるのか、お義母さんなんか言ってた?」
「んー、最近は報告が少ないなぁ~って言ってたかな?昔はもっとたくさん話してくれて楽しかったのにとかかな~」
「うぅ、やっぱりか、最近は集まる情報も似たりよったりで報告したことあるものばっかりだったんだよなぁ」
「そうなんだね~、まぁおばあちゃんもそんなに気にしてる感じでもなかったし大丈夫なんじゃない?それよりお父さんはどこからお母さんの情報集めてるの?」
「んー、昔は夏樹の学校の卒アル見て、友達にこの人知ってるって訊いてまわってたし、奏と知り合ってからは奏のつてとやらで結構教えてもらってたかなぁ」
「あ、やっぱり奏さんから聞いてんだねぇ。(あぁ、やっぱり奏さんからだったか)」
「知ってたのか?あいついろんなこと知ってるからなぁ。ん、最後なんか言ったか?」
「んや、何でもないよ。そりゃ奏さん九頭龍の頭やってたら嫌でもそういったこと知ってるでしょう」
と、当然でしょうとクスッと笑う
「それもそうか。でも奏があのカナとは思わなかったよ」
「私もびっくりしたよ~、でも奏さん社長してるし上に立ってたって言われるとなんか納得できるかな」
「そうか~?初めて奏からなに社長してるって聞いたとき、は?って聞きすぎて鳩尾ぶん殴られたからな。あれは、夏樹の一撃とよく似ていたな。うんうん」
「うんうん、じゃないよお父さん奏さん怒らすなんて命知らずにもほどがあるよ!って、お母さんのまで怒らせてたの!?お父さんよく生きてたね、、、」
「おう。とんでもなく危ないことしてたな、、、まぁ無事だったしいいんじゃね?」
「お父さん最近、奏さんに似てきた?」
「は?いや、は?ないない絶対ないよ、あんなのらりくらりといつもふざけてるようなじゃやつに似てるわけないだろ?」
「お父さん、そんなこと思ってたの?よし今度、奏さんにチクッておこう」
「おい、春菜やめ、ちょ、マジやめてくれってそんなことされたら俺の命が危ないって」
「あー危ないよしっかり前見て運転してよ~」
「おぉ、すまねぇって、春菜が焦るこというのが悪いんだろ」
「いや、お父さんが奏さんに失礼なこと言うからでしょ」
「あーあー聞こえないー、そろそろ着くからちゃんと座っててなー」
「あーもう、お父さん都合が悪くなったからって子ども扱いしないでよ」
その後、十分もしないうちに夏樹の実家である龍驤家につくのであった。
お久しぶりです。大変お待たせしました!
今回もまた期間が空きましたね、、、マジすんません。今回はFF14やってました。
行き当たりばったりの不定期更新ですが次回もまたよろしくお願いします!!
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