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入学式-3.5

今回は、親達の視点です

春菜と秋華がクラスに向かい、体育館に向かうまで冬夜と奏は先に体育館に入り受付前で話していた話の続きをしていた。

「さっき奏、九頭龍ケロべロスの元ヘッドで初代ってマジ?」

「ん?あぁ、まじまじ設立者で「北の町」のヘットなんて言われてるけど、北だけじゃなくて南と東もまとめてたんだけどね」

ケラケラと笑いながら冬夜が知っていたこと以上のことをサラッという奏に冬夜は、ポカーンとした顔になる。

「は?いや、九頭龍は北の代表だろ?南の南条と東の東堂は?南と東はあの人達が代表だろ?」

「あー東堂さんと南条さんかー、あの人たちとはちょっと語り合ってパシ...んん、運営の手伝いをしてもらうことになってね~なかなかいい人たちだったよ!」

親指を立ててニッコリ笑う奏、頭に手を当ててうなってる冬夜。

「あ、そういえば南の元代表に夏樹って人がいたって南条さんが言ってたよ~」

真面目な顔になって奏が言う

「え、まじ?ねぇ、その夏樹さんの苗字わかるか!?」

「さぁ~、私は夏樹って人がいるとしか来てないからなー、南条さんに聞けばわかると思うけど」

「なぁ、奏、南条さんに連絡着かないのか?」

「とうやんが、そう言うだろうと思って南条さん呼んであります!」

ドッキリが決まって喜んでいる子供のような笑顔でがばっ、っと立ち上がり親指を立てる。

冬夜は口を半開きにして「は?」と声を出す

「だからぁ、とうやんの疑問にお答えするために南条さんにここまで来てもらうのわかる?」

「いや、は?そんな、突然呼び出して来れるわけないだろ?相手のことも考えろよ?え、南条さん来るの?ここに?どうやって、あ、車か!」

どんどん進んでいく話に冬夜は混乱してか、よくわからなくなり自分が言ってることもよくわからなくなってしまっている。と、冬夜がおろおろと訳の分からないことを言っていると奏が突然髪をかき上げる。

「カナさん、お久しぶりです。緊急で用があるからってことだったんで急いできたんですが、どっかの組でも潰しに行くんすか?」

「いや、潰しにはいかねぇよ。それは、今の代表どもがやることだからな。あぁ、で用ってのはな」

「はい」

「お前が代表受け継ぐ前まで代表やってた夏樹っていただろ?あいつの苗字覚えてるか?」

「あぁ、お嬢ですか、えーっと、確か龍驤りゅうじょうだったはずですよ。」

「うちの嫁------!!!」

目を見開いて立ち上がり冬夜が叫ぶ。

「どうしたのとうやんなにがあったの!」

わざとらしく聞き、にやにやしながら奏は冬夜を見ている。南条は突然大声を上げた冬夜をみてびっくりしている。

「うわ、どうしたんですか、てか、カナさんこの人誰ですか?」

「あぁ、この人は、えっと南条のいうところのお嬢の夫。」

一瞬素の状態に戻りかけたが特に気取られることなくすぐに元に戻る。

「あ、そういえばお嬢結婚してましたね、一応結婚式の招待状来たんですよ。けどその日大事な取引あっていけなかったんですよね。初めまして、南条輝樹なんじょうてるきです。お嬢がお世話になってます」

と、その言葉に冬夜と奏が苦い顔をする。南条は、それに気が付いてか不思議そうな顔をする。冬夜は、その言葉に返事ができずに立ち尽くしている。代わりに奏が口を開く。

「南条、その口ぶりから何も聞いてないことがわかるから、今のは特におとがめなしだ。あまりいい話でもない、一回しか言わないからちゃんと聞けよ。龍驤夏樹、今なら柴咲、まぁ、夏樹は四年前に交通事故で亡くなってるよ」

奏も夏樹が亡くなったことは関係者ならほとんどの人間が知っている話だと思って話していた。実際に夏樹の葬式には奏が見たことのある連中が来ていたのだから。奏が話すことに冬夜が何も言わないのは、冬夜が夏樹と知り合ったのが大学時代の話であり中高生時代の話をいろんないろんな人に聞いていたこともあり自分の嫁が暴走族の代表やっていた話には焦ったが自分の知らない夏樹の一面を知れて喜んでいた。しかし、知らなかったとはいえ夏樹の昔の知り合いにこう言われるととても申し訳ない気持ちになりちょっと泣きたくなる。

「あの、しらなかったとはいえすみません。できることはないかもしれませんがなにかあった時は言ってください。いつでもすぐにむかいますんで」

頭が取れそうな勢いで頭を下げる南条に冬夜もちょっと申し訳ない気持ちになる。

「頭あげてください南条さん。知らなかったんですからしょうがないですよ。」

「でも、、!」

南条の言葉を遮り冬夜は、首を横にふる

「大丈夫ですよ、じゃあ、こうしましょう南条さんと俺の休みが合う日に喫茶店にでも行って昔の夏樹の話聞かせてくださいよ。あと夏樹が亡くなってること知らない人がいたら話てやってください墓参りならいつでも歓迎してるって伝えてください。」

「そんなことで、、いや。わかりました、話しときます。今度の休みに俺も、墓参りに行かせていただきます。」

「どうぞ、お待ちしております。夏樹も喜んでくれると思いますよ。はい、湿っぽい話は終わり!これから娘の入学式なんですけど南条さんも見ていきませんか?あ、でも突然奏に呼び出されたんですよね大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ、うちの部下はとても優秀ですから。俺一人くらい抜けても全然支障がないですよ。ですので入学式見させていただきますよ。カナさんの呼び出しにはもう九頭龍の全員が慣れてますから、今日なんかカナさんに呼び出されたって言ったら新品のスーツが出てきましたよ」

さっきまでの深刻そうな表情はなく二人ともが笑顔で話しそして二人で遠回しに奏をディスって笑っている

「おー何二人で仲良く話してるの~?私だけ仲間外れにしないでよ~」

それから三人で昔の夏樹の話をしたり奏の100対1の喧嘩などの武勇伝を聞いたりしながら時間をつぶした。その間に何人かたぶん元九頭龍のメンバーだろう人が奏のもとにあいさつに来た。

そして、話しているところで放送がかかる

『ただいまより、北川中学校の入学式を始めます。新入生が入場しますので拍手でお迎えください』

大変、お待たせしました!

一応補足

南条さん→夏樹の同級生、奏の一個上の先輩

夏樹が南で代表やってた時の話とかも書いてみたいなぁとか思ってますのでよかったら気長に待っていてください。

次回は、春菜、秋華の方に戻り入学式終わらせます(多分)

誤字脱字の指摘あったらどしどしおねがいします

なるべく早く書きますので次回もよろしくお願いします


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