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入学式-3

門を、くぐると中学の在学生であろう生徒が、保護者、生徒の案内を行っている。

「保護者様は、まずお子様の名前の確認のため受付に行ってください。受付が終わった保護者様は体育館へ案内に従ってついていってください。新入生は、昇降口の扉に貼られている紙で自分のクラスを確認したら、中に進み担当の者がいますので自分のクラスを伝え案内に従いついていってください!繰り返します、、」

「じゃあ、受付行ってくるからちょっと待っててな」

「待っててねー」

「「はーい」」

「おぉー変わってないな、ここは」

「とうやん、そんなことないよあの頃なかったプールが増えてるじゃない」

「え、奏ここの学校だったの?」

「え、知らなかったの?あー、私、中学の頃めちゃくちゃ荒れてたからね~。それなら九頭龍ナインヘットのカナって聞いたらわかる?」

「はぁ?あの超有名人じゃないか!カナって言ったら九頭龍の設立者で三年間入学当時からこの町一帯で頭はってた危険人物じゃないか」

「危険人物ってひどいな~。まぁそのその通りだから何も言えないんだけどね」

話している途中で受付に着く。

「おはようございます、ご入学の生徒のお名前をうかがってもよろしいですか?」

「おはようございます、柴咲春菜です」

「おはようございます、宮古秋華です」

「はい、確認できました。では、生徒さんにクラス確認していただいて、クラスに案内してもらってください。親御さんは、体育館におねがいします」

「「わかりました」」

受付に返事をして春菜と秋華のところに戻る

「受付済ませてきたから二人ともクラスの確認してこい」

「りょーかい、お父さん」

「わかりました、行ってきます」

「奏は俺と体育館に行って適当な椅子に座ってるぞ。あと、さっきの話の続きだ」

「はーい、さっきの話の続きっていてもそんな話すことないよ?」

「そんなわけないだろ、お前は自分がどれだけ有名人だったかちゃんと認識しろよ」

テキパキと冬夜が指示をみんなに出して行動を開始する。

春菜と秋華がならんで昇降口に向かう

「じゃあ秋華ちゃん、クラス見にいこっか」

「うん、おんなじクラスになるといいね!」

「そうだね!もしクラスが違っても休み時間には遊びに行くからね!」

「うん!私も遊びにいくよ!」

二人が昇降口につきクラスが書かれた紙を見る。

「春菜ちゃん、クラスどこか分かった?」

「んー、あったよ私1組!秋華ちゃんも1組だよ!」

「ほんと?!あ、あった!やった、私たちおんなじクラスだね」

二人が自分のクラスを確認してはしゃいでいるとクラス案内の生徒が近づいてくる

「おはようございます、自分のクラス確認はできましたか?」

「おはようございます。はい、私たち二人とも1組です」

「1組ですね、では1組まで案内するのでついてきてください」

「「はい」」

案内の生徒の後ろをついていき自分のクラスの前まで案内される。

「ここが、1組です。ここで、担任になる先生が来ますのでそれまで席についているか、まぁ新しい友達を作るなどしていてください」

と、言って駆け足気味でまた案内へと戻っていった。

「秋華ちゃん、やっぱり初めて見る人がたくさんいるよ」

「だねぇ、やっぱり私友達、春菜ちゃんだけでもいいかも」

「いや、それはさすがにダメでしょ。まぁ、友達作りは私も手伝うから頑張ろうね」

「うー、できるだけがんばってみるよ」

二人が自分の席に鞄を置いて話していると一人の男の子がこちらにやってくる

「おー、柴咲に宮古おはよう」

「おー、優馬くんおはようーおんなじクラスだったんだね。でも、あれどうしたのいっつもは春菜って呼んでるくせに」

「おはよう。うわぁ、出たよ、おんなじクラスだったの」

「呼び方はあれだよ、なんていうか女子を名前呼びとか恥ずかしいだろ?おい、秋華おまえひでぇだろそんなに俺と同じクラス嫌かよ」

「そんなに同じクラス嫌ですけど」

「そういうことは、俺との結婚の話も全然考えてないんだろ?」

「そりゃ当然。ていうか、私は、春案ちゃんと結婚するから祐真くんとは結婚しません。もしほんとにしてほしいなら、春菜ちゃん以上に料理を上手になってから来てください!」

「やっぱりかよ。そんな、柴咲より料理上手にってぜってー無理だろ!」

だんだんとヒートアップして声がどんどん大きくなってクラス中に響いている。

「最初から無理とか言ってやらない人となんて絶対に結婚しません!」

「おい、柴咲お前はどう思ってるんだよ!お前も宮古と結婚したいのかよ」

「私は、男の人と結婚したいなぁ。てか、祐真くんその呼び方気持ち悪いからやめてよ」

「気持ち悪いって、まぁいいや。俺が秋華をもらってもいいんだな?」

「え、もらうかどうかは、秋華ちゃんのお母さんとか秋華ちゃんがきめることだからねぇ」

「ちょっと、私は絶対に祐真くんとは結婚しないからね!」

そうやって、ギャーギャー言ってる二人をなだめながら話しているとチャイムが鳴りクラスへと担任の先生が入ってくる。

「はぁい、みんな~席についてください~」

喋っていた人がみんな席に着く。席に着き終わると先生が自己紹介を始める。

「今年一年間このクラスの担任をします。私の名前は、南詩織と言います。今年から教員で慣れないこともたくさんあると思いますが楽しくやっていきましょう。この後、みんなに自己紹介をしてもらいたいところですが、入学式があるのでこの後廊下に出席番号順に二列に並び体育館に向かってください。では、廊下に並んでください」







次は、冬夜と奏二人の方を書こうかなと思ってます。

次回も読んでもらえると嬉しいです。

11月15日誤字修正

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