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バルキーノ  ~リメイク版~  作者: sherry
第0章  バルキーノ~the creation~
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プロローグ ~誕生~

ようやくリメイク第一話が出来ました。


細かい描写も変えてあります。

話によってはかなり内容が変わっているところもあります。



続編を書く前提の構成になっておりますので、末永くお待ちください。

「4869番、出てこい」

なんだよ、こんな朝早くに、、、


俺の名前はカイト、わかるように今は刑務所に入っている。

何をしでかしたかって?よせ、そんな終わったこと。ただ一つだけ言えるのは死刑囚だってこと。

4869番は俺の番号、つまり朝っぱらに呼び出しくらったってわけ。

こんなこと初めてだ、なんたってもうすぐ死ぬような死刑囚に用事のある人なんて居るはず無いのだから。残念なことに俺の家族はお国同士の戦争で俺がまだ小さいとき、どっか行ってしまった。


面会相手はXSとかってとこからきたマッドサイエンティスト、詳しくは知らない、というか聞いてなかった。俺の興味があったのは地球防衛戦争の時に勝利に導いたロボットを作ったのがこいつだったってことだけ。そんなすごい人が何の用事かと思ったら人体実験のモルモットにならないかとか、用はどうせ死ぬなら世のためにってやつ。


興味がない訳じゃない。だが一様念のため説明だけは聞いとこうと思った。


それを言ったら、早速書類にサインさせられた。めんどくせーことに書類多すぎだろ。そして晴れて出所、、、して、実験施設に運ばれていった。




実験というのはどうもロボットに使ってた技術を人間に移植するとかってものらしい、具体的にはどんなのかは知らないがンなことできるのか?そっか、わかんないから俺を使ったわけか。


実験中はよくわからないがガッチガチの固い金属の棺桶みたいのに入れるらしい。俺に分かったのはそれくらい、あとは話が難しすぎてよくわからん。


「名前、何がいい?」と聞かれたのでとりあえずバルキーノと答え説いた。イタリアの突撃船の名前でもあるこれはなんとなくかっこよかった。ついでに言えば俺のお気に入りの船だ。



まあそんなわけで、よくわからんうちに実験が始まったようだ。俺は棺桶に入れられて唯一外が分かるのは棺桶についてる窓から見える景色だけ。

少したって麻酔が効いてきたのか意識が遠のくのがなんとなくわかった。





次に記憶にあるのは激しい銃撃戦の音で目が覚めたときだった。


実験、終わったのか、、、まだのようだ、相変わらず窓が見える、、、

ってことはこの音はいったい、、幻聴ではないようだ。じゃあ、、、まさか、、、



その瞬間、とてつもない爆発音とともに俺は棺桶から放り出された。鍵だけは普通の鉄だったのか、

やっぱどっか抜けてるな、、、ガッシャーンという爆音とともに体のあちこちに痛みが走る。

今までで味わったこともないような激痛だった。



しかし、そんな痛みはすぐに消え去ってしまった。



何が起こったのか理解不能になってる中、俺はあたりを見回した。


今まで俺がいた建物は粉々になっていた。あの科学者も死んだのだろうか。その時、頭に走った衝撃とともにまた記憶が薄れていった・・・


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