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超短編

いつの恋人。

作者: しおん

寒空の下。

私は待っている。彼を待っている。


ずっとずっと、待っていた。

彼がいつだと言ってくれないから、私はいつまでもここで待つしかない。


時々落ちてくる枯葉に、私の涙を変わってもらう。


ヒラリハラリ。

そんな綺麗な落ち方はしてくれない。

スーッドン。

そんな言葉が相応しい。


みんなが歩いて踏みつけて、奏でる音はさみしくて。

けれどついつい踏みたくなる。依存性のある独特な音。


何度季節が巡っただろう。

場所はあってるはずなのに。

私はいつまでここにいる?

答えは一つしかないけれど……。


街並みもおめかしを始めた。

私みたいに着飾っちゃって、生意気な。

去年よりも豪華でしょう?

ずっと見てたから知っている。



クリスマスまであと少し。

この木の下で待ち合わせ。


今年こそはクリスマスデート。

それは30年も前からの約束。


読んでくださりありがとうございました。


続編?ができました。


いつかの恋人URL:

http://ncode.syosetu.com/n7338ci/

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