宇宙シリーズ設定資料【登場人物一覧ほか】
●勢力●
・地球圏(テラン)…………宇宙移民などで木星宙域までひろがった地球を中心とする共和制政治経済勢力圏。
・DOXA(ドクサ)…………深外宇宙研究開発機構の略称。正式名称はDeep Outerspace Exploration Agency。
・地球軍(UNFE)…………国家の枠を超えた地球規模の連合軍。正式名称はUnited Nations Force of Earth。
PETU(ピーツ)…………宇宙の倫理的扱いを求める人々の会の略称。正式名称はPeople for the Ethical Treatment of Univers。DOXAの科学偏重主義に反対して地球で勃興した、倫理団体という名のテロ組織。
・暗黒崇拝教(ツァオベラー)…………海王星を中心にする宇宙人種。聖戦団という軍事組織を中心とする中央集権的政治勢力圏
●キャラクター(DOXA)●
・ハウ・メア…………準光速宇宙船<アキレウス>号の船長。エリスの夫。黒髪にグリーンの瞳。
・エリス・レッヒェルン・メア…………<アキレウス>号の技術研究主任。ハウの妻。赤毛に淡褐色の瞳。
・カロン…………<アキレウス>号の航海長。こげ茶の髪に琥珀の瞳。
・タラッサ…………<アキレウス>号の通信長。金髪に碧眼。
・ニクス・ムート…………<アキレウス>号の機械工学主任。金髪に碧眼。後に<スペランツァ>号の船長となる。後にシノーペの夫となる。
・トーリ・フェアヌンフ…………<アキレウス>号の電子工学主任。黒髪にブラウンの瞳。
・グリーク・メア…………<アキレウス>号の乗員。赤毛に淡褐色の瞳をした少女。ハウとエリスの娘。後に戦闘機ハンニバルのパイロットとなる。
・トロイヤ・メア…………<アキレウス>号の乗員。銀白色にスミレ色の瞳をした少年。ハウとエリスの息子。後のDOXA最高議長となる。
・ヒュードラー…………<スペランツァ>号の航海長。虹彩異色症(右が茶、左が緑)の瞳が特徴。髪は赤みのある金色。
・シノーペ…………<スペランツァ>号の技術研究員。金髪翠眼の美女。後にニクスの妻となる。
・ガラティア…………<スペランツァ>号の技術研究員。黒髪淡褐色の美女。
・ダフニス…………<スペランツァ>号の機械工学技術者。茶髪に淡パープルの瞳。
・クロエ…………<スペランツァ>号の看護師。金茶にグレーの瞳。
・ミマース…………<スペランツァ>号の乗員。黒髪の琥珀の瞳。後に地球軍総指揮官となる。
・ゼンタ…………とある夫妻の娘。金茶に黄緑の瞳。
・セドナ…………<スペランツァ>号で生まれ育った少女。赤茶の髪に淡褐色の瞳。
・ユピテール・オラニエ…………DOXA最高副議長。IQ200の天才。黒緑のカーリーヘアーに白皙。紅い瞳の少女。
・ガデアン…………ユピテールの執事。愛称は爺や。白髪の老紳士。茶色の瞳。
・アグリオス…………DOXAの優秀な科学者。栗毛にブラウンの瞳。
・アインス…………とある夫妻の娘。
・ハヤト(隼人)…………<パビエーダ>号の船長。日本人。
・チュン・ファ(純華)…………<パビエーダ>号の乗員。中国人。
・ムンボバ…………<パビエーダ>号の乗員。黒人。
・アマルティア…………<パビエーダ>号の乗員。インド人。
●人格コンピューター●
・ペール…………<ケイローン>号の人格コンピューター(雄型)。
・メール…………<ケイローン>号の人格コンピューター(雌型)。
・ファザー…………<アキレウス>号の調査技術人格コンピューター(雄型)。
・マザー…………<アキレウス>号の環境学術人格コンピューター(雌型)。
・パードレ…………<スペランツァ>号の調査技術人格コンピューター(雄型)。
・マードレ…………<スペランツァ>号の環境学術人格コンピューター(雌型)。
・メール…………<フィーリア>号の人格コンピューター(雄型)。
・フィメール…………<フィーリア>号の人格コンピューター(雌型)。
・ヨハネス…………人格コンピューターの初号機(雄型)。
・アメミット…………人格コンピューター三組六台を組み合わせた、究極の人格コンピューター。
●ネームド・コンピューター(非人格型)●
・アンクル…………<シルト>号に搭載された調査技術コンピューター(雄型)。
・アーント…………<シルト>号に搭載された環境学術コンピューター(雌型)。
●キャラクター(ツァオベラー)●
・イブラヒーム…………大司教から法皇になった男。
・ヒドラ…………司教から大司教になった男。
・ヘルメス…………司教。
・マフデト…………司教。
・エロス…………司教。薄紫の髪にダークブルーの瞳。
・イブリス…………ヒドラの副官。
・サウラー…………司教。
・オルキー…………法皇親衛隊員。司教。
・マレイカ…………エロスの侍従。
・アイシャ…………法皇の侍従。スカイブルーの瞳
●キャラクター(地球軍)●
・トアス…………火星にあるギザ基地所属の女性兵士。スー族の隊員。ブルーバイオレットの瞳。
・オトス…………火星にあるギザ基地所属の男性兵士。スー族の隊員。
・ギュゲス・トルベジーノ…………火星にあるギザ基地所属の男性兵士。スー族の隊長。通称は酋長。のちに海兵隊総指揮官となる。
・リアレス・トルベジーノ…………地球軍の女性兵士。ジャンヌ小隊所属の戦闘機のパイロット。メキシコ人。
・ムーシコフ…………統合参謀総長。
・セキ(関)…………艦隊司令官。得意な戦術は“カミカゼ”のごとき特攻戦術。
・トレチャコフ…………艦隊司令官。得意な戦術は粘り強い“二枚腰”戦術。ロシア人。
・ウルカヌス…………ミマースの副官。艦隊司令官としても、軍団司令官としても優秀な男。
・モイラ…………艦隊司令官。得意な戦術は高速起動を伴う“セカンドエイト(第二の海兵隊の意)”戦術。エレテュアの双子の妹。
・エレテュア…………モイラの双子の姉であり副官。
・マックール…………第八ニ四潜宙戦隊の司令官。
●キャラクター(その他)●
・ダニエル…………<アキレウス>号の人格コンピューター・ファザーが人間だったときの名前。
・ゼンタ…………<アキレウス>号の人格コンピューター・マザーが人間だったときの名前。
・アプロディーテー…………なぜかこの世界にやってきてしまった美と愛の女神。もともとはギリシャ神話の神。
・ヘラ…………ギリシャ神話に登場する女神の女王。全能の神ゼウスの妻。
●宇宙船(DOXA)●
・フライング・ケイローン…………アキレウス号の姉妹艦。フライング型の一番艦。準光速型。
・キンダーハイム・アキレウス…………旧名はフライング・ダッチマン。フライング型の三番艦。準光速型。
・ネーデルランダーズ・スペランツァ…………キンダーハイム型の後継艦。準光速型。
・ナロート・パビエーダ…………最新鋭調査用宇宙船。ナロート型の一番艦。シンボルカラーは赤。超光速型。
・ナロート・トリウームフ…………最新鋭調査用宇宙船。ナロート型の二番艦。シンボルカラーは青。超光速型。
・ナロート・パツィフィースト…………最新鋭調査用宇宙船。ナロート型の三番艦。シンボルカラーは黄。超光速型。
・アンドレイア・フォルス…………アンドレイア型の一番艦。
・アンドレイア・スエーニョ…………アンドレイア型の二番艦。
・アンドレイア・フィーリア…………アンドレイア型の三番艦。
・アンドレイア・エスポワール…………アンドレイア型の四番艦。
●宇宙船・宇宙ステーション(地球軍)●
・アフリカ…………球形の医療ステーション。
・アメリカ…………軍事ステーション。
・ロシア…………軍事ステーション。
・ヨーロッパ…………地球軍の総旗艦。
・グレムリン…………第八〇一潜宙戦隊の旗艦。
・フリアグネ…………第八ニ四潜宙戦隊の旗艦。
●宇宙船・宇宙艇(ツァオベラー)●
・アイギパーン…………ヘルメスが乗艦した黒塗りの駆逐艇。
・ウジャト…………マフデトが乗艦した黒塗りの駆逐艇。
・デュラハン…………サウラーが乗艦する戦闘艦。
・カプティエル…………エロスが乗艦する戦闘艦。通称、純白の悪魔。
・ウェルキエル(未登場)
・サリティエル(未登場)
・ベヘモット(未登場)
●宇宙戦闘機・飛行機(地球軍/ツァオベラー)●
・スフェーン…………ユピテール専用の社用ジェット機。
・ハンニバル…………地球軍の宇宙戦闘機。
・ゴルゴダ…………聖戦団の宇宙戦闘機。
●施設(DOXA)●
・バベルの塔…………アメリカのネバダにある、技術研究施設。DOXAの技術開発の中心拠点。
・トレドの泉…………アメリカのニューヨークにある、統括本部施設。DOXAの技術局(IPCR)、情報局(DIA)、司法局(DCJ)を一括する中心拠点。
・DOXA宇宙センター…………アキレウス号をはじめとする、各種宇宙船の発着場。建造工場も併設されている。
・新工場(ニューオーリンズ)…………ナロート型の建造のために新たに建てられた工場。
●施設(地球軍)●
・ヘプタゴン…………バミューダー諸島にある、七角形をした宇宙軍統合軍事省。
●施設(ツァオベラー)●
・大伽藍…………海王星にあるツァオベラーの本拠地。
・ウルジュワーン…………海王星の衛星ネレイドにある戦団根拠地。
・マックスウェルギャップ…………土星のリングの間隙にある戦団泊地。
●施設(各惑星)●
・月基地…………月の表側にある基地。別称ムーンベス。
・セレーネ…………月の裏側にある基地。
・ギザ…………火星の基地。
・タルタロス…………準惑星ケレスに建造された、超大型衝突型加速器の一号機。
・タルタロスⅡ…………準惑星ケレスに建造された、超大型衝突型加速器ニ号機。
●惑星・準惑星●
・ケレス…………小惑星帯最大の準惑星。
・カリスト…………木星の第四衛星。
・ネレイド…………海王星の第二衛星。
●聖戦団の戦団名●
・ダルウィーシュ…………法皇直轄の親衛戦団。後にオルキー配下の戦団となる。
・アズライール…………ヒドラ配下の戦団。
・タルムード…………ヘルメス配下の戦団。
・マフムード…………サウラー配下の戦団。
・アル・インサーン…………エロス配下の戦団。
●兵器と戦術●
・核EMP戦術…………核爆弾が炸裂するときに発生する強力な電磁波で、電子機器を使用不能にする核戦術。
・反重力フィールド…………重力を任意の方向に指向させる装置。発生した重力場であらゆるものを弾くフィールドを作り出せる装置。
・ブラックホール砲(BH砲)…………命中した箇所にブラックホールを発生させる砲。射程が短いのが弱点。
・多弾頭ミサイル…………目標に接近すると、弾頭が分裂するミサイル。分裂したとき二次加速を行うので、小さな弾頭であっても、破壊力は従来型と変わらない。
・曲射ビーム…………射撃時に磁場に操作を加えて、放物線を描くように撃ちだされるビーム。防御の薄い戦闘艦の上部を攻撃できる利点を持っている。
・高次元砲…………命中した箇所に第十一次元(時間の停止した次元)を発生させる砲。砲弾やビームのように、飛翔する航跡が見えることはない。
・高次元鞭…………柄の部分に、非常に小型化された高次元砲を内臓している武器。普通の鞭として使用することもできる。
・高次元ピストル…………高次元砲の原理を転用した拳銃。
・多方位ビーム爆弾…………ビームを使った爆弾。通常爆弾や戦闘艦のビーム砲とは比較にならないほど強力な兵器。
・反重力爆弾…………爆発した場所で強力な重力場を発生させ、附近のものを破壊する爆弾。宇宙機雷としての使用もできる。
・核融合砲…………命中した箇所で熱核融合反応(水爆の炸裂)を起こす砲。兇悪な兵器。
・中性子砲…………命中した箇所で原子核がガンマ崩壊を起こす砲。兇悪な兵器。
・長射程魚雷…………長射程の誘導能力をもつ魚雷。慣性加速により破壊力はミサイルよりも高い。
・MBH通信…………マイクロ・ブラック・ホール通信の略称。光年単位の通信の時差を極力減らせる通信システム。
・超光速航行用システム――MBTCS(Mini Blackhole Tachyon Cruiseing System)
●動物とロボペット●
・ルーチェ…………ゴールデンレトリバーの捨て犬。のちの盲導犬となる。
・先代クロノス(ニケ)…………トロイヤのために作られたロボペット。
・アストライヤ…………エリスのために作られたロボペット。先代クロノスより高性能。
・クロノス…………ニクスのために作られた最新鋭のロボペット。