1本の侵入者
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:1本の侵入者
「…であるからして、この公式を使うと…」
受験勉強してた。
俺は実家から上京し、
1人アパートに住んでる。
もうすでに1浪してるから、
今度は絶対に通らなきゃならない。
だから猛勉強で必死の毎日。
「う〜ん、この定理がわからないんだよなぁ〜」
今日も苦手な物理の勉強をしてた。
「ふぅ。ちょっと休憩するか…」
コーヒーを飲みながら
ふと机の下を見た時、
髪の毛が1本落ちていた。
「…こんなこと繰り返してちゃ、俺もストレスで…将来ハゲちゃわないかなぁ…」
こんな毎日の繰り返しじゃ
妙なことも心配になる。
でも勉強のことで
頭が一杯だったので、
掃除の事なんか全く気にならず
しようとも思わない。
だから抜け落ちた髪の毛も
そのままにしておいた。
翌日の夜。
今日も俺は勉強してる。
机の下をふと見ると、
昨日の髪の毛がそのまま。
部屋を見渡してみるとガッチャガチャw
「そのうち掃除しなきゃなぁ」
なんて思いながら、また勉強に取り組む。
翌日の夜。
ふとまた机の下を覗くと、
「ん?」と思った。
昨日と同じ様に
1本髪の毛が落ちていたのだが
妙に伸びてる…?
「………」
なんか昨日と違うなぁ。
ほんとに伸びてんのかなぁこれ。
なんて思いながらも
気の迷いだと思い過ごし、
とりあえず勉強。
そしてその夜は寝た。
さらに翌日の夜。
想像しなかった恐怖が。
「え?ええええ!??」
1メートルはあろうかと言う髪の毛が
1本だけ机の下に落ちていた。
俺は短髪。
この髪の毛の持ち主って一体?
それから数ヶ月後。
俺は受験に合格。
今は部屋の掃除もきっちりとして、
新しいアパートに行こうと思ってる。
そして心に余裕を持ちながら、
永遠の夜のことを思い出す。
あれって、落ちた髪の毛が
生長してたのかなぁ。
それとも本当に
俺の知らない間に誰かが…。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=F4XRP1wPj_U
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬