2018年3月25日 岡田監督、尿管結石になる
この日の衝撃を今でも忘れることはできない。
それは、いつも通り野球部の練習試合の準備をしていたグラウンドでの出来事だった。
一本のラインが野球部グループラインに入る。送信者は学生監督を務めている私の戦友・岡田であった。
「救急車で運ばれた」
その文面だけだとあまりにも情報量が少ないので、命の危機とか事故とかそういう最悪の事態を想像した。
まあ冷静に考えたら本人がラインを打てているので、命の危機ではないことは明らかなのだが、そのときはそう考えるだけの冷静さを失っていた。
とりあえず周囲の部員に、「岡田、救急車で運ばれたらしいよ」と告げる。
えっ?みたいな空気が流れたのは言うまでもないが、1人マネージャーが爆笑していたのがすごく怖かった。
とりあえず、岡田がラインを経由し遠隔で試合の指揮を執ることに。
尿管結石の辛さについては岡田曰く、信じられないくらい痛くて辛いらしい。
まじこわい。
実は前日も、チームの主砲である河村が肉離れを起こしており、この日は杖をついてグラウンドに現れた。
その立ち振る舞いから、「村長っぽくね?」ということになり、野球部に村長が爆誕。
ともかく、数少ない野球部4年生に連続して災いが降りかかっている状況に、残された芝田と私が恐怖した。
脚、股間と来たから次は胃腸あたりなのではないかという予想から、部活帰りにスーパーでヨーグルトを複数個購入した。
尿管結石は心筋梗塞に次いで2番目に痛い病気らしい。
心筋梗塞は死ぬので、実質優勝だろう。
その対策には、水を一日3リットル分は摂取するといったものがあると聞いたことがある。(ソース不明)
まあ確かに、水分不足の血管は流れが悪く、不純物が溜まりやすいイメージはある。川だってそうだし。
私は痛みに人一倍敏感なので、尿管結石では間違いなく死ぬだろう。
この日以来、私は起床、トイレ、食事など、何かしらのイベントの度に水をコップ1杯飲むという習慣を付けている。
それにしても、尿管結石状態での性欲処理はどうするのだろう。
仮に何もできないのであれば、常日頃岡田から話題にするような、官能的な話題は避けるべきである。
しかし、私の配慮虚しくこの日も結局官能的な話へと展開してしまったので、おそらくその辺は心配ないのだろう。
これで私の知人2名が尿管結石になったことになる。(ちなみにこの後更にもう1名)
私と接している人は、くれぐれも尿管結石に注意していただきたい。
-----2024年3月25日の私より-----
本当にこの時の岡田はかわいそうでしたし、野球部全体的に緊張感ありませんね。
まあこの雰囲気が結果的には良かったと個人的には思いますが、もうちょっと心配してあげても良かったと思います。
河村の肉離れの件も同様です。




