2018年3月13日 筋肉は世界に平和をもたらすのか
この日は先日のインターンで、グループ発表を寸劇で行うという前代未聞の課題を提示してきた、デザイン系会社のB社の企業説明会のため、白金高輪を訪れた。
会社へと足を踏み入れると、人事部長が私の顔を見るやいなや、「引きこもり役の和田君だ~!」と、何の背景も知らない人が聞いたら誤解を招きそうな表現で出迎えてくれた。(ピンと来ない人は、2月15日の回想日記を読んでほしい)
どうやら私の顔を覚えていてくれたらしい。
今回の説明会はインターン参加者向けの早期のものらしく、テンポ良く進行していった。
実際この会社の雰囲気はかなり明るいし、何より自分の性格に合っていると本気で思った。
説明会の最後に、「このあとは筆記試験の日程を決めていただいて解散となりますが、本日受験でも構いません」とのことだったので、受験して帰ることに。
なぜなら千葉から白銀高輪に行くのがかなり面倒だから。
筆記試験はウェブテストでよく見る形式のものだった。
3月のこの時期には、ほとんど全てのウェブテストを攻略しきっている状態を迎えつつあったので、苦戦するわけもなく試験を終了させた。
後日談だが結果はもちろん合格。
次週の1次面接への進出が決定した。
帰りの電車内で煮卵LINEを動かす。
筋トレにハマっている渡辺のトレーニング事情について話が盛り上がっていた。
ベンチプレスで70kgが2回上がるようになったらしい。
今後、胸筋を倍に、広背筋を3倍にするらしい。
渡辺がジムに通い続けるモチベーションは何かという話題に転換。
渡辺の答えは、「ゴリゴリのバキバキになりたい」とのこと。
渡辺の主張は、人と対したとき、生物として強いと認識されるかどうかが重要であるとのことだ。
こいつには怒らないでおこうという意識が無用な争いの回避に繋がるのだ。
渡辺によると、実際、マッチョには優しい人が多いらしい。
マッチョになると心に平穏が訪れるので友人関係が良好になる。
つまり、理想の状態は「全員倒せる最強の状態で穏やかに暮らすこと」という哲学である。
続けて、マッチョが優しいのは、本気を出すとうっかり人を殺してしまうからであると付け加えた。
池田によると、生物学的にこの状態のことを「最適スペーシング」という。
最適スペーシングとは、「もっとも効率的な栽培をするために、どのように種を蒔くか考えたスペースの活用方法」であるようだ。
このような非常に知的な議論が交わされているときにフィーネ山中が訪れた。
山中の登場が意味することは、議論の崩壊、終焉である。
「胸筋がついたらハチ公前でフリーおっぱいやってほしい」
この一言で煮卵筋肉論議会が終わった。
-----2024年3月13日の私より-----
今日も渡辺の筋肉量は増えており、この継続力には感心します。
私も今年からジムに通い始めましたが、1年続くか自信が無かったので年額プランではなく月額プランにしました。




