2018年3月4日 BAR WADAへようこそ
この日は2018年煮卵生誕杯シリーズ第2戦である、第1回渡辺杯が開催された。
結果は、和田が2018年初優勝を飾り、通算9勝目とした。
そんなお祝いムードを一瞬でぶち壊したのは、昨日風俗に通ったことが問題視された山中の新たなスキャンダルである。
山中は風俗に重ねてストリップバーに行っていたことが判明。
もはや一同驚愕の域を超え、「インドだなぁ」「グラセフのストリップバーの雰囲気そのものだなぁ」と感想を述べるほかなかった。
この驚きは、誕生日である渡辺の1年の抱負を煮卵のメンバー全員がスルーしたことに表れている。
一旦山中を処罰し、渡辺の抱負の話に会話を戻した。
「とんでもない1年にしたい」という渡辺。
「とんでもなさ」においては、いきなり山中が壁として立ちふさがったことになるが、渡辺ならこの壁をも乗り越えていけるだろう。
また、池田の提案でリアル脱出ゲームの企画が始まった。
以上がこの日の煮卵LINEのニュースである。
私はこの日、高校時代の野球部で、監督・コーチとして私たちを指導してくれた先輩の結婚記念式典に出席した。
「参加の連絡が誰よりも早かったから」という理由で幹事の一員となった私は、集合時刻3時間前に現地に向かうことに。
なお、このイベントの代償として就活イベントをキャンセルすることになったのだが、これは結果オーライだった。
まずは幹事団で開催地の準備を整える。
私はひたすら酒を運ぶ肉体労働に精を出した。
ある程度準備を終わらせて、式典の段取りを確認。
式典中はドリンク担当に配属され、ここにBAR和田を勝手に作った。
バーテンダーとしての能力を発揮していると、アクシデント発生。氷が全然足りないことが判明した。
5,000円分の氷を5分で買ってきてほしいという主賓である先輩からの要望に応え、飯田橋を駆ける。
5,000円分の氷の量はえげつないことは想像できると思うが、結果としてコンビニの氷を買い占めることとなった。
レジの人に「アイスパーティ?」と聞かれて、「まあそんな感じですね」と返答。
どうやら私の知らない世界にはアイスパーティーというものがあるらしい。
氷を買ってきた代償としてパシリ代1,000円(破格)を獲得し、その後も同期と就活の進捗について話をしたり、先輩に「この外国人は誰だ」といじられたりした。
そんなこんなで式典が終了。
片付けも勿論手伝ったので、解散30分後にやっと帰路に着いた。
酔っぱらいの同期数人を手伝いに巻き込んだので、これでも早く終わった方だ。
終了後の私はかなりの充実感に満ちており、幹事に向いている性格なのかもしれないと思った。
そのことを一緒に帰路についた先輩に「自分Mかもしれないです」と簡潔に伝えたら、「そんなことを言われても困る」と言われたことを覚えている。
そんなこんなで大忙しの一日が終わったのだ。
-----2024年3月4日の私より-----
幹事が楽しかったというより、裏方でサポート役に徹するのが楽しかったですね。
要望に応えてドリンクを次々と作っていくのも楽しかったです。
幹事役に任命されたときには嫌だなと思いましたが、感謝もされましたし、悪くないなぁと。




