2018年3月3日 山中と風俗と我々
「風俗店へ行く」という行為は、「煮卵の性の掟」に反するため固く禁じられている行為である。
過去、風俗店に行ったことで軍法会議沙汰になったケースも前例としてある。
違反者の1人である山中には、刑罰として「1週間自家発電をし続けその記録を報告する刑」という非常に重い処分が科せられた。
重い処分の背景には、煮卵遠征期間中での違反行為だった悪質性に加え、今後の再発防止の意味も込めたところがあったのだが、その反省は活かされず、この日に山中は再び風俗へ行ってしまった。
インドの激安風俗という聞いた感じ物凄く危険な香りのする場所へ足を踏み入れることを宣言した山中に対して、引き留めの言葉を発したのは、かつての違反者のもう1人である岸本だった。
彼はきっと更生したのだろう。しかし、その言葉の甲斐なく、山中の既読は付かなくなった。
この大事件に池田、和田が気付いた頃には時すでに遅し。
池田の「行ってしまったか」という言葉が雰囲気の重さを物語っている。
その後全く返信の無い山中に対して、やはり自重したのではという希望的観測の声もあがったが、間もなく山中から風俗店の待合室の画像が煮卵LINEに送信され、この時点で希望は潰えた。
西田裁判長は、山中の更生は不可能と判断。
軍法会議を行わず、更に刑罰を与えるでもなく「山中を救う会」の発足を提案。全会一致で可決された。
この判決は西田裁判長の温情の現れでもあるのだが、事態を重く見た和田会長は今回の一件を煮卵非常事態案件に指定。
遺憾の意を表した。
山中はなぜ性欲に溺れてしまうのだろうか。
これは彼の風俗に対する未練が影響していると思われる。
これはかつて山中が軍法会議にかけられるきっかけとなった、広島遠征時の出来事である。
事件が発生した夜、彼は岸本と共に広島の風俗街へと赴いた。
このときが彼にとって初めての風俗だったようだが、プライドが邪魔したのか、彼は風俗嬢に対して粋がった対応をしてしまった。
このことが風俗嬢の逆鱗に触れ、そのモチベーション・リスペクト精神の低さを指摘され、服も脱げないまま時間いっぱい説教されたらしい。
この一件が彼の未練となって事件の再発を招いてしまったのだろう。
判決内容に表れている通り、彼の事情を踏まえると事情が特殊なだけに、この一件は慎重に扱わねばならない。
「山中を救う会」の目的とは、「山中が性犯罪者となり逮捕される事態を避けること」である。
彼が牢屋に入れられる運命は我々も望まない。
その運命をいかに回避できるかが今後のポイントとなる。
-----2024年3月3日の私より-----
現時点で山中は逮捕されておりません。
彼が全うな好青年になるには、あれから6年経過した今でもまだまだ時間が掛かることだと思いますが、引き続き彼のサポートを行っていきたいと思っています。
ちなみに煮卵のメンバーのうち多くは、風俗店に行くと性病に飛沫感染すると信じています。




