2018年3月1日 クリック戦争大勝利の巻
2月28日に仕込んでいた、就活クリック戦争に向けた準備が整い、いよいよ時計の針は0時を指そうとしていた。
とにかく第一志望の企業のセミナーの枠を勝ち取る。
それが私の最大の仕事だ。
0時、開戦。
いきなりマイナビの画面の動作が重くなったことから、私と同じ心境の就活生が多いことが窺える。
私はこの状況に対して、決死のF5連打で状況を打開。
第一志望の企業のページへのアクセスに成功する。
そしてセミナーの枠がまだ空席であることを確認し、予約完了…!
わずか2分の出来事である。
あっけなく勝利を勝ち取ってしまった。
その後、作成していたエントリー企業リストに基づき、優先順位に従って次々と説明会の予約を完了させていった。
最後にS学館の予約のために採用ホームページへと向かったのだが、ここで初めて苦戦を強いられる。
なんと1時30分になってもアクセスが集中しすぎてログイン画面にすら辿り着けなかった。
就活識者の岡田によると、「クリック戦争は我々クラスになると無縁の勝負なので、普通に寝てても良い」とのこと。
事態に好転が見込めないのは事実だったので、岡田の助言に従ってここで私のクリック戦争は無事終戦を迎えた。
そもそも今回クリック戦争の必要性を感じた理由が、SNSで話題となっている「学歴フィルターにより説明会の参加枠の争奪戦が厳しすぎる」という社会問題を受けての対応だった。
私が所属している大学も学歴フィルターにかけられているかどうか瀬戸際のレベルであり、最善を尽くしたかったのだが、あまりにもあっけない幕切れとなった。
実際経験してみると、思ったよりもこの戦争は激しくなかったし、企業の採用ページではなくマイナビやリクナビを使えば、それほどパソコンの重い動作を感じないまま余裕をもって予約をすることができた。
そんなわけで煮卵に勝利報告すると、更に吉報が我々を待っていた。
昨日の西田に続き、池田も卒業を確定させていた。こちらも大勝利である。
2日で3勝を挙げた煮卵が最強であることを皆で確信。
敗北を知りたい。
そう高笑いしながら我々は、川口が提供してくれた大勝利ソングを聴きながら祝宴を開いたのである。
-----2024年3月1日の私より-----
クリック戦争の必要性自体は結果的には微妙でしたが、良い効果もありました。
それは、エントリーできないかもしれないという危機感から出る勢いに合わせて、多業種の企業にエントリーしたことです。
それにより、自分の選択肢も広がりましたし、こういう危機感が無いとエントリーすらしていなかったと思います。
これから就活を進める皆さんには、是非自分が興味が無いような色んな業種もエントリーしてみてください。




