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2018年2月27日 水谷豊さんも抜歯に苦しんだのだろうか

地獄のような一日から一夜明け、抜歯後の痛みで目を覚ます…ということは一切なく、むしろ痛みも腫れも全く無いのが逆に怖かった。


睡眠を痛みで妨げられることも無かったし、起きた後も何事もなかった。


しかし、昨日のあの激痛はトラウマである。


できれば二度と繰り返したくはないので、縫い付けられている糸が外れないように、細心の注意を払いながら、うどんを啜りもせず食べた。




この日は抜歯した箇所の消毒のために病院へ向かった。


抜歯を担当した医者に痛みが無いことを告げると、「術中あんなに痛がってたから心配してたけど、大丈夫そうだね」と半笑いで言われたのをよく覚えている。


消毒は特に痛みもなく終わり、会計待ちをしていると、何と「水谷豊」さんがアナウンスされ、あの水谷豊?と思って懸命に探した。




煮卵グループLINEにとりあえずの無事を報告。


川口は抜歯後の痛みに苦しめられた経験があるらしく、これから痛みが出てくる可能性もあるというエピソードを震えながら聞いた。


池田は親知らずとは全くの無縁らしく、とても羨ましかった。




病院からの帰り道、猛烈に『かつや』に行きたくなったのを必死にこらえて、コンビニでうどんを購入した。


柔らかくて、食べやすくて、カロリーが摂れるものという条件から、うどん以外の候補が見つからず、今後数日間はうどんのみ食べる生活が続いていくことになる。


けんちんうどんがとても美味しかったのだが、ニンジンが抜歯箇所にある穴に詰まるのが難点だった。




帰宅後しばらく痛みの出現に恐怖していたのだが、結局その後も痛みも腫れも出ることが無かったのは幸いだった。


夜にはバイトに行ったのだが、全く腫れていないので誰も抜歯に気付くことはなかった。


ひとまずこれ以上問題が起こることは無さそうだということで安心して、数日間ストップすると想定していた就活の準備に手を付けることに。




翌々日に迫った3/1の就活解禁日へ向けて、応募企業の優先順位付けのリスト作りに精を出したのである。


このリストは、就活解禁と同時にどの企業の説明会・面接の予約枠確保を優先するかという表である。


結果論的にはあまり重要ではなかったが、就活解禁日には便利なものではあったので、もし就活生の読者がいたら作成しておくと良いと思う。




-----2024年2月27日の私より-----


病院に行ったときの医者の半笑いは未だに鮮明に覚えています。


怒りの感情ですね。まあ怒るのも筋違いなのですが、痛みが強すぎてそのストレスをどこかにぶつける必要がありました。


このうどんだけ食べていた期間で体重が5㎏落ちました。

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