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2018年2月22日 回転寿司100皿チャレンジ

昨日の1000球の熱闘から一夜明け、私の鋼の右腕は完全に回復していた。不死身かもしれない。


合宿最終日となったこの日の天候は、不幸にも雨であった。


体育館で行われた体幹トレーニングに参加。


途中からついていけないと察し、村長(というあだ名の同級生)の体幹をいじめる側に回った。




体幹トレーニングと昼食の後に合宿は終了したのだが、真の合宿はこれからである。


遠征後は、各々の車でどこかしら寄り道してから帰るという伝統がある。


私は5人のメンバーで構成された武政の車に乗り込み、特に目的はないけど神社に行くことに。


神社まで行く途中、幾度となく会話が途切れ、その度に私が謎のゲームを提案。


生み出されたゲームは、煮卵名物のハイスペックしりとり、車内からの景観で目にしたもののみ使用可能とするしりとり、ディズニーランド待ち時間当てゲームなど数知れず。




どれもイマイチ盛り上がらなかったが何とか神社に到着。


散策していると、見晴らしが良い場所があったため、ここで空中浮遊してるっぽい写真撮ろうぜと無茶ぶりしたら、自分が被写体になるというしっぺ返しを食らい、空中浮遊した。


その後もお参りをしていき、田中(李)もかわいいぬいぐるみをゲットして、大満足の参拝となった。




神社の後は夕食をどうするか、という話になり、回転寿司屋で5人で100皿以上食べようということになった。


単純計算で1人20皿がノルマとなるこのチャレンジだが、5人のうち1人は女子マネなので、野郎共は22皿くらい食べることを望まれるわけである。


体調次第だが20皿前後がキャパシティの私にとっては丁度良いハードルである。




寿司屋に到着。


枚数だけを考えて、1貫しかのっていない皿を中心にオーダーしていく作戦が見事的中。


快調に枚数を重ねていく。


しかし、80皿を超えたところでペースが落ちる。


和田の腹も限界を迎えつつあり、あえて大学芋を注文し、別腹を作る苦肉の策に。


ここで輝きを放ったのが、先ほど武政にぬいぐるみを買ってもらって上機嫌の田中(李)である。


彼は全くペースが落ちなかった。


むしろ枚数を重ねるごとに笑顔が増していき、その姿はラスカル新井を彷彿とさせた。


田中の奮闘でついに100皿を突破。


しかしまだ足りない。その後も枚数を重ね、計110皿となったところでデザートのパフェを注文するという余裕っぷり。


彼に不可能の文字はない。




帰りの車内でもう半年は寿司を食わないと誓い、家の近くで下車。


こうして合宿が終了したのである。


帰ってから体重を測ると、脅威の82キロ。


この数値は当時の平常時77キロと比較すると、相当なアップである。


ダイエットをすることを決意した。




満腹感からか、凄まじい眠気に襲われ、20時に就寝した。




-----2024年2月22日の私より-----


当時は1皿100円で食べられたので、年長者の私が全額おごるとなっても5人が満腹になって11,000円は安い部類だと思います。


他の班は横浜まで行って中華街で豪遊したり、船橋のららぽーとでバイキングに行ったりと各々楽しく食事をしたようでした。


今では食べれて15皿ですかね。回転寿司自体久しく行っていないので、今度行ってみたいなと思います。

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