2018年1月26日 煮卵首脳会談@松戸
大学最後の期末試験ラッシュを控えて珍しく勉強に明け暮れていたこの日(大嘘)、20時から松戸で煮卵首脳会議が開催されることになった。
煮卵の首脳陣というのは、特に会長の和田と副会長の池田のことを指すが、メンバーはそれぞれ何かしらの役職のトップであるため、全員首脳陣と言えば首脳陣である。(神であり信仰対象である西田を除く)
夕食を池田家で食べることとなり、私が電車で移動している間に何を食べるか決めることになったのだが、首脳会談においてはあらゆる選択肢をサイコロに委ねる。
ピザ、寿司などとの出前系に加え、鍋や焼肉などの調理系、更には「どんぐり」などといった見えた地雷枠も選択肢に織り交ぜられ、「どんぐり」以外が出ることを祈りつつサイコロを回す。
当然の話だが、サイコロで出た目は絶対である。
その運命を尊重し、真摯に向き合い、慎重な討論を重ねて再度サイコロを振りなおすか決議する。
これが煮卵首脳会談である。
この日の運命の目・2の目のピザは池田と和田共に最近食べたばかりだったので両者ともに難色を示し、再抽選が行われた。
その後、5回ほどサイコロを回しただろうか。
何度振っても2と5の目しか出ない。
ちなみに5の目はどんぐりだったので、これはもう運命だと諦めてピザの出前を頼むことになった。
合流予定時刻は20時だったのだが、和田の到着は20時27分になってしまった。
しかし、私と池田を輩出している我が母校では、「遅刻していくのは相手に対する最低限の礼儀」という伝統がある。
現にこの日は池田が研究室に拘束され、研究室を出たのが20時40分だったので、両者共に礼儀を重んじた結果として互いが互いに迷惑をかけなかったという結果が得られた。
池田を待っている間、お土産にコーラ2リットルを買っていき、池田と合流を果たす。
徒歩7分程度の池田家に到着し、ピザを食いつつ煮卵首脳会談の本編が始まった。
主な議題としては、今後の世界の方向性や、次に流行させる芸能人などが挙げられたが、全てにおいて成行に従うことで全面的に合意した。
その後は何をして遊んでいたかは記録には残っていないが、少なくともこの日もディズニーのサッカーゲームで池田に大差で敗れたのが5試合くらい続いたことはトラウマとして記憶に遺っている。
ディズニーに文句を言われるかもしれないが、私は二度とあの夢の無いゲームをプレイしない。
その後ボードゲームなど、基本的には何かしらのゲームをして有意義な会談が終わったのだった。
-----2024年1月26日の私より-----
現在では首脳会談も頻度が少なくなり、オンラインで開催することも多くなりました。
みんな世界を動かすので多忙ですからね。
遅刻に関する伝統も継続しており、更にエスカレートして「遅刻時間と相手への経緯は比例する」という地獄の論理まで生まれている始末です。
煮卵首脳会談においては、本来の集合時間より1時間30分早い時間を周知する必要があります。




