2018年1月23日 無意識に猫を飼った経験、ありますか?
先日の雪がまだ解けきらないこの日の朝、煮卵の池田が写真で送ってきた松戸は一面銀世界の様相を呈しており、「もはや日本ではなくポニンという別の国」というメルヘンチックな迷言が生まれてしまった。
私は葛藤していた。
徒歩15分程度の大学まで歩いていくのは面倒だ。でも道路にはまだ雪が残っていて、自転車で行くには危険性が高い。
どうしようか。もしかしたら新しい発見があるかもしれない。
私にとって大学最後になるかもしれない講義の日、このスリッピーな路面に目もくれず、自転車で通学したのだ。
結論から言うと、雪の日に自転車で移動するのは愚かである。
ブレーキは効きにくいし、ちょっとでも曲がろうもんならバランスを崩す。
もはやニュースポーツである。
何とか大学に辿り着き、単位を落としさえしなければ大学生活最後になる講義を受けた。
特に感慨深くもなく講義が終わり、学内をうろうろとしていると、煮卵の池田からLINEが届いた。
どうやら、最近寝ている間に、身に覚えのない引っかき傷ができるらしい。
自分で無意識に掻いてしまっている、寝具の金具か何かが引っかかってしまっているなどの候補が頭に浮かんだが、
実は無意識的に猫でも飼っているのではないかという話になり、せっかくなのでその無意識の猫に名前を付けることに。
私が提案したペスカトーレ(この日の私の朝食)、池田が提案したカルツォーネから着想を得た結果、ぺスカルと命名された。
そろそろ家に帰ろうかと思っていた16時、再び池田によって煮卵グループLINEが動き出した。
「今から物件の情報を伝えるので、家賃を予想してみてほしい」とのこと。
第1回家賃予想選手権の始まりである。
※熱心な読者の方はお気づきだろうが、煮卵では何かと選手権にして勝者を決める傾向にある。
駅から徒歩3分、築9年で、徒歩1分圏内にコンビニがあり、スーパーも近いという好物件。
更に室内でボウリングも可能かと思われるほど広い物件。
この好物件、大森という土地、これらを考慮して、私は家賃16万円と予想。
正解は9万5000円。他に出場者がいないため、私が優勝した。
とはいえこの家賃は条件から考えるとかなり安い。以前池田が検討した物件はやはり相場よりかなり高かったのだろうか。
早速、池田家ボウリング選手権の開催へ向けて準備が進められたのである。
-----2024年1月23日の私より-----
当時は闘争に飢えていたのでしょうか。やたら選手権が開催されていました。
代表的なものだと、煮卵のメンバーが誕生日を迎えた日、誰が一番早く祝福のLINEを送れるかというものがあります。
コンマ1秒単位の非常に熾烈な戦いになりますが、今ではレベルも落ちています。
正月のあけおめLINEだけは、みんな未だに気合が入っていますね。
2024年は参加した4人中2人がフライングをしました。




