2018年1月21日 煮卵の唯一神・西田 自動車事故に遭う
この記事を書く前に、「煮卵」における西田の存在について語っておこう。
ほぼ全ての宗教には、何かしらの崇める対象(神)がいるはずである。
信者は、その神の教えに従うようにして生活を送り、礼拝などで忠誠を示すのだ。
煮卵において、西田は神である。
別に西田が「俺を崇めろ」などと宣ったことは殆ど無いし、『西田の教え』なども存在しないし、あったとしてもどうせ3日間くらいしか従わない。
それなのに何故か自然に、「西田が煮卵における神」という共通認識を、示し合わせたわけでもなくメンバー全員が持っているのだから、西田が先天性の神であることは明らかである。
基本的に、西田の言うことは絶対である。
以前、私が西田がタモリと共演しているコラ画像を作った際も、「遺書を書け」と西田に言われたため、私は人生初の遺書を執筆した。
正確には、「神」というより「殿」という表現が正しいのかもしれない。
何にせよ、非社会的集団のトップらしい言動・思考を持ち合わせた人物であることは確かであり、彼が趣味の旅行に行く度に、「また密輸か」などと、凶悪な犯罪への関与を疑う姿勢を持ち合わせる必要がある。
※反社会的ではなく、非社会的である点が重要。社会になじめない集団であるということ。
そして何より重要なのが、西田はやることなすこと全てが災厄につながるということである。
例えば、株の取引において、全て彼の取引は裏目に出る。
中でも圧巻だったのは、彼が「くら寿司」の株を購入した時の出来事である。
その日の西田の食事はくら寿司であったらしく、思いのほか美味しかったので、株を買うことを決めたらしい。
翌日早速株を購入。すると、その2時間後、「くら寿司」での食中毒問題がトップニュースになり、株が大暴落した。
これだけでも凄いのに、これは伝説のほんの一部にすぎない。
あの名馬、キタサンブラックがまさかの9着に敗れた宝塚記念。
それが彼が唯一キタサンブラックの馬券を購入した日である。
キタサンブラックでも西田には勝てなかった。
そんな彼が、この日新たな事件に巻き込まれてしまう。
それは、私がESで提出するビデオの撮影に四苦八苦し、発狂していた午前11時のことだった。
突然、煮卵ラインに動画が貼りつけられた。彼が動画を投稿してくることは稀なので早速確認。
西田が車で事故っていた。
完全に相手の自動車の前方不注意による事故なのだが、どうであれ彼の愛車は凹んでしまった。
幸い西田には怪我が無かった。というか怪我してたら煮卵軍が招集され、相手側に何かしらの嫌がらせをする計画が行われていただろう。
まあどうせ計画だけで頓挫するのだが。
久しぶりに煮卵で事件らしい事件が起きたなぁ、とか思っていたが、この日の煮卵案件はこれだけでは終わらなかった。
次の主役は煮卵のメンバー、山中である。
一応彼についても説明しておこう。彼は変態である。(以上である)
彼は大学生活で平穏な日々を過ごすことを期待していたが、何かの拍子でロリコンであることが大学の友人(女性)にバレてしまった悲しい男である。
そんな彼の元に、大学の友達(女性)から、ラインが届いたようだ。内容は以下の通りである。
「LOの最新号あげる♡」
LOとは何かは別に知る必要はないが、知りたければ調べてください。
ともかく、あの変態的な雑誌を女性から貰うという、全てにおいて理解に苦しむ事件が巻き起こった。
山中自体さぞかし喜んでいるだろうと思っていたら、普通に困惑していた。
「変態度において初めて山中が負けたのでは」みたいな議論がなされたが、結論から言うと変態度においては山中の総合優勝、防衛成功ということになった。
そのままの流れで福島遠征の予算を決め、煮卵色の強い一日が終わったのである。
ちなみに私の就活用のビデオ撮影は終わらなかった。
-----2024年1月21日の私より-----
非常に内容の濃い一日でした。
煮卵について初めて知るという方は、過去の記事に煮卵について記しているものがあったはずなのでそちらをご覧下さい。
今でも山中は変態ですが、立派な大人になっています。感慨深いです。




