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2018年1月19日 就活生ワイ、ネームプレート破壊の鮮烈デビュー

企業説明会というイベントに初めて参加した私は、そもそも説明会がどういうものなのかさっぱり分かっていなかったため、とにかく緊張していた。


いま考えれば緊張することなんて一つもないのに。


初物に弱いのだ。




とにかく事が始まる前は、色々な想定をしてしまう。


いきなり、「うちはどういうことしてる会社でしょうか?」とか逆質問されることはないか?とか。




まあ、ぶっちゃけいきなり質問されても、何も言い返せなくなるほど重度のコミュ障ではないと思っているが、緊張の要因はもう1つあった。


そう、重度の方向音痴である。




案内によれば、駅から会場までは徒歩3分のはずであった。


しかし、かれこれ10分は歩いているはずなのに目的地に辿り着かない。


昔は全然知らないところに行っても道には迷わなかったのになぁ…とか考えている間にまた迷う。




結局、説明会開始20分前には駅に着いたのに、到着は開始3分前である。


ティッシュ配りのお兄さんに道を聞いた甲斐があった。




会場に辿り着くと、ネームプレートが渡された。


手先が不器用極まりないので、着用しようとした際にネームプレートを破壊してしまった。




その時思ったのだ、もうこの会社とは縁が無いと。


後日、面接でその直感が正しいことが判明するのだが、それはまた後日。




ともかく、説明会をわりかし真面目に聞いて帰ってきた。


基本的に、説明会後の就活生は感化されて物凄いやる気に満ち溢れている。


カンフー映画を見た後に、何故だか自分が強くなったと錯覚してしまうのと同じ現象である。




よーし、帰ったらエントリーシート書きまくっちゃうぞー、とか思いながら、帰って即寝た。




-----2024年1月19日の私より-----


本当に緊張することもないイベントなんですけどね。


初めての経験というものは必要以上に緊張するものです。


当時の私は何故スマートフォンがありながら、これほど道に迷えたのでしょうか。


我ながらティッシュ配りのお兄さんに道を聞いたギャグセンスはあっぱれです。


社会人の常識とはかけ離れている。

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