2018年1月15日 被験は辛いよ
旅行後の洗濯でテンションが上がるのは私だけだろうか?
当然日数が長い旅行ほど洗濯物も多くなるわけだが、この大量の洗濯物も非日常、すなわち旅行の一つであるという考えである。
洗濯物の中には、絶対地元の気候では使わないような衣服もあったりするわけだ。
これらをどのように洗うのが適切なのか考えるのもまた、旅行の延長と捉えることもできるのである。
そんな楽しい洗濯も、コインランドリーを駆使することであらかた済ませ、
スキーウェアは一体次はいつ使うんだ…などと呟きながら、物置の一番奥にそれらをしまい込む。
洗濯が済んでしまうと、いよいよ現実と対峙しなければならない。
迫りくる現実のトップバッター。それは、岡田の実験だった。
「岡田の実験」なるものが如何なるものなのか説明しよう。
簡単に言えば、「得体の知れない無色透明かつ何らかのエキスが入った液体を飲む」という人体実験である。
一言で言うなら恐怖。衛生面はともかく、人体への影響など、何も保証はされていない。
そんな実験で、物理的に苦汁を飲まされたわけである。
岡田はビールは不味いというが、私から言わせてみれば、岡田の実験で出てくる全ての水よりビールは美味い。
十数種類の苦汁を飲んでは吐き捨て、地獄とも言える実験は終了した。
彼の実験を終えた後は、就活支援団体の人と就活の相談をする用事があった。
正直言って、この就活支援団体との関わりは今後も出てくる機会があるが、所詮は学生が運営しているものだ。あまり意味はなかった。
しかし、当時の私に精神的な余裕はないわけで、ともかく4日後に迫っていた人生初の企業説明会が不安で不安で仕方なく、相談をしたのであった。
具体的なアドバイスがもらえるというよりは、「あーうんうん分かるよ」みたいな話し相手になってくれる役に徹してくれたのはありがたかった。
就活最初期というのは、ともかく脳内に不安しかない。
なにせ人生が大きく左右されるイベントだからだ。
もしかしたら、人生はそんなんでは左右されたりしないのかもしれないが、そうなのかどうかは今の私にも分からない。
そんなこんなで1日を終え、就活頑張らなきゃなぁとか思って寝る直前に、明日授業内でプレゼンがあることを思い出し、焦燥するのであった。
-----2024年1月15日の私より-----
とにかく不安感が強い時期でしたね。
周りで早くも内々定をもらえている人も出始めている頃でした。
結論、本当にやりたいことがあるのなら早めから動くのが正解だった気がします。
私は就活以外にもやりたいことがあったので、平均的な時期に動き出しましたが、それもそれで正解の1つだったかなと。
結果論な部分もありますからね。結局は働き始めてからの自分次第なところもありますね。




