2018年5月29日 交流戦開幕戦巨人vs日本ハム
この日は、先日誕生日を迎えた煮卵の岸本と共に、東京ドームへプロ野球観戦に赴いた。
私も岸本も巨人ファンであるという共通点があり、岸本と観戦に行くことは比較的多かった。
この日の試合は交流戦の開幕戦であるということで、非常に充実した来場者イベントが用意されていた。
特にユニフォームが無料で貰えたのは嬉しかった。
これには巨人からの粋な誕生日プレゼントと捉えた岸本もご満悦である。
さて、この日は日本ハムを相手に迎えた。
先発は山口俊。
かなり野球を見る目が肥えている我々は立ち上がりを不安視していたが、試合開始前の投球練習で上ずりまくっている山口俊のストレートを見て、嫌な予感がプンプンしていた。
すると初回、いきなり近藤に2ランを浴びて失点。
正直分かっていた。山口は投球練習を見ればその日の出来が分かる。
これは点の取り合いになるぞと予感していたが、打線もピリッとしない。
3回に坂本勇人のソロで追い上げるも、7回に西川に2ランを浴びて万事休す。
打線は結局ゲレーロと亀井がそれぞれソロホームランを放つが空砲に終わり、巨人は岸本の誕生日を勝利で祝すことができなかった。
一方我々は、球場のビールのうまさを再認識しており、野球場って実質プロが店内で野球やってるタイプの居酒屋だよなということで認識を合わせて、へべれけな状態で球場を後にした。
帰りの道中、単調な試合の割に試合時間だけは長かったため、電車の間隔が長くなっており、千葉まで帰るのにかなりの時間を要した。
暇すぎるあまり、煮卵LINEに「誰か俺に悩み相談をしてくれ」と無茶ぶりをしたところ、池田から返信が。
「暇なので予定を入れようと思って入れていったら、気づけば忙しくなっていました。どうしてくれるんですか?」とのこと。
このやけに高圧的なお悩みに対して、退屈な授業の10分が10時間に感じるように、時間には伸縮性があるので、その退屈な気持ちを自由に再現できれば1日は1440時間にまで伸ばすことができる、と回答。
そんなこんなでやってきた電車に乗り込んだものの、球場で飲んだ酒が効いてきて猛烈な腹痛との戦いが始まってしまい、おそらく今までの人生で最も便意に抗った状態で最寄り駅から自宅まで自転車を立ち漕ぎした。
-----2024年5月29日の私より-----
球場はテンションが上がりますね。
池田と野球観戦に行くと、必ず池田が実況、和田が解説の役目に分かれてあーだこーだ言うので、たまに近隣の席の方が我々のファンになります。
言っていることの9割はでたらめですけどね。
一度知らないおばちゃんが、次代の巨人の4番には誰がふさわしいか?と真剣に訪ねてきたので、当時若手の岡本にはまだ早いと回答しましたが、完全に私には先見の明がありませんでした。




