2018年4月26日 和田生誕祭(開催時間1分)
間もなく時刻が0時を迎えようとしている頃、和田の誕生日を誰よりも早く祝うべく4人の男が待ち構えていた。
4月26日に日付が切り替わったまさにその時、勝敗が決したのは一瞬だった。
わずか3秒の間に、池田、和田、川口、渡辺の順でメッセージを投稿。
今年最も早く和田の誕生日を祝ったのは池田となった。
その後1分以内に敗者たちの反省会まで終了するという、超異例の早さで和田の誕生日記念イベントが終了した。
勝者の池田は、「大切なのは速さではなく気持ちなのではないだろうか」と、生誕杯そのものに異議を申し立てたが、「それはそれ、これはこれ」の一言で却下された。
このままの流れで、特に池田に承諾を得ることなく、池田家でのGW祭り開催を企画。
池田が早くも引っ越しをすることになったということが影響している。
大森池田家が終了するのが5月中旬までと決まったので、それまでには何とか大森で集まろうという話になった。
とりあえず候補は5月2日。
こうして池田不在のまま勝手に詳細の話まで決まっていった。
翌朝、就活の方でも動きがあった。
某映画会社の、鬼のような倍率のESの通過連絡が来た。
もうESは落とされる気がしない。
早速池田に自慢する。
話が変な方向に展開して、就活を利用した新ビジネスの話に。
というのは、西田にパスポートを偽造してもらって、私がブラジルから来た設定にして交通費を全額支給してもらおうという悪質極まりないもの。(ジョークでしかないです)
西田がこの世の悪事全てに関与しているという風潮は煮卵内に蔓延しており、その風潮に言及すると、「でも西田は神だからなー」というシュールな一言でごまかされる。
そんな西田という存在について、「神なのに何もできなさそうな感じ」と、「神じゃないのに何でもできそうな感じ」という矛盾した感じが共在するのが西田であるという意見で一致した。
とか言ってたら、池田が新人研修で駅前名刺交換をしているどこぞの会社の新入社員っぽい女子に、「25歳以上の人と名刺を交換させていただいている」と言われたらしい。(池田は当時22歳)
池田はその発言に軽くキレて、名刺交換を断ってきたらしい。
そもそも名刺持ってないし。
ただ、その女の子がちょっとかわいかったらしく、後悔もしていた。
バイト先では、講師陣にも生徒にも誕生日を祝ってもらった。
手紙をくれた学年もあり、その手紙を読みながら飲む酒が美味いこと。
美人になれる飴とかも貰った。
後は野球部の後輩からもプレゼントを貰い、良い誕生日になった。
-----2024年4月26日の私より-----
他人の誕生日は、年齢性別問わず基本的に祝うようにしています。
やっぱりその人にとっては特別な一日だと思いますし、祝うだけならタダですし。
タダで他人を幸せな気持ちにできるのならこれだけ良いこともないと思います。




