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お姉ちゃんって何?

全てが未定。思い付きで話が降ってきます。

時系列、構成、完全無視の文章ですので、そこはご了承の上読んでください。

母親「お姉ちゃんなんだから・・・」

妹 「お姉ちゃんだけなんで・・・」


きょうだいがいれば、どこの家庭でもよく聞く台詞なんだろう。


物心...いや母親のほうはもっと前からだろう。

妹とは一年数ヶ月しか違わないのだ。

母親からしたら一度に二人を育てるには大変だったことは容易に想像はつくが、

一歳数ヶ月の子にお姉ちゃんなんだからと言ったところで理解できるはずもない。

私も覚えてはいないが妹が産まれてからずっと言われ続けたことだけは確かだ。


この話は何度聞いただろう。もう毎回毎回うんざりだ。

食事で家族がいる時間、祖父の家に親戚が集まったとき、わざわざ人がいるときに話すのだ。

まだ赤ちゃんの妹がお昼寝してるのにヤキモチを焼いて髪を引っ張っっただとか

ベッドから落としただとか何やかやと私がやらかした事実をみんなに話して聞かせる。

私からしたら悪趣味もいいところだ。

妹が赤ちゃんなら私だって一歳数ヶ月の赤ちゃんだったはずだろう。

そこから私の日頃の素行についての話に変わっていく。

宿題はしない口答えはする言うことを聞かないって具合に話はどんどんエスカレートする。

赤ちゃんの頃は記憶にないが、後半はほぼ真実だ。

わざわざ私のいる前で人に話して回るようなことじゃない。ただの悪口だ。

それをさも楽しそうに話している母親を私はどんな思いで見れば良かったのか。

妹は自分のことではないので知らん顔。

まず彼女は褒められることはあっても悪口は言われない。

この差は何だ?。私はいつこの母親に嫌われるようなことをしたのだろう。


たかが一年数ヶ月先に産まれただけで、当たり前のようにお姉ちゃんになり、

当たり前のように我慢させられ、当たり前のように良い子でいなきゃいけないと。

母親は私に強要した、だから私は家の中で良い子でいるはずもなく。

わざわざ嫌われているようなものだったが子供心に理不尽だと思っていたのだ。


いまだに思うのだ、お姉ちゃんって何なんだと・・・。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


次は何が降ってくるかお楽しみに・・・。

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