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居場所

全てが未定。思い付きで話が降ってきます。

時系列、構成、完全無視の文章ですので、そこはご了承の上読んでください。

結婚を反故にした彼女は行く当てが全くないようで困っていた。

妹は新婚家庭、弟も彼女と同棲をしていたので上がり込むわけにもいかず

「もう仕方ない暫くあそこ行くしかないか」と嫌そうな口ぶりで呟いていた。

そう言って向かった先は母親方の祖母が借りている家のようだ。


いきなり彼女が祖母の家に荷物を持ってやって来た。

「暫くいるから。結婚やめたってか。別れたから!」

「どういうことなん?」とさすがの祖母も聞き返したが

彼女はただ「暫くここにいさせて食費は払うし仕事見つかったら出ていくから」

というだけで説明する気はないようだった。

祖母もそれを分かっていたのか嫌な顔をしただけでそれ以上何も言わなかった。

普通なら何があったのかどうしたのかと問い詰めたり心配したりするのだろうに。

どうやら彼女は祖母とも関係が上手くいっていないようだ。


私は嫌々だがここに来るしかないと諦めた。

祖母が良い顔をしないことは解っていたが、今は十一月野宿するには無理がある。

とりあえず仕事探さなきゃ、何処にも行けない。

以前、勤めていた会社は結婚をして彼の実家を手伝う予定で辞めていた。

貯金はあるが仕事がなきゃ家は借りられないし家を借りるまでの時間がなかった。

明日からハローワークに行くしかないか・・・休まる時間もないなぁ。ここじゃ。

さすがに疲れたなぁ・・・彼は納得してないだろうが出ていくのを止めなかった。

これ以上何を言っても私の意思が変わらないことだけはわかったのだろう。

もしかしたら披露宴のお金返す羽目になるだろうからなるべく貯金に手を付けたくなかった。

本当のところは暫く何も考えず休みたいところだ。

でも私にはそんな居場所はどこにもなかったんだね。笑える・・・寝よう。

寝れば明日は勝手にやってくるんだから。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


次は何が降ってくるかお楽しみに・・・。

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