両親の離婚
全てが未定。思い付きで話が降ってきます。
時系列、構成、完全無視の文章ですので、そこはご了承の上読んでください。
私が中学二年生になるころ両親が離婚した。
「やっとか・・・」と呟いてた。
正直いつまでこのままでいるつもりなの。こっちが迷惑なんだよねと思っていた。
世間では子供が大きくなるまではとかいろいろな理由で離婚しない親がいるが
子供にとっては大きなお世話で迷惑な話だ。
仲が悪いことを隠しているならまだしも、うちは全く隠してさえいなかった。
両親の喧嘩の声を私は小学校にあがる前から何度も数えきれないほど聞いていた。
貧乏なのは今に始まったことでもないし・・・果ては母親が精神科の病院を出たり入ったり。
入院をしている間は、母親方の祖母が面倒をみに来てくれていた。
その間は喧嘩がないだけましだったが、退院してくればまた始まる。
母親方の祖母は、母親が病気になったのは父親のせいだと思っていたようだが
大っぴらには口にしてはいなかった。まぁ、あながち外れてもいないけど。
離婚は父親が女つくって借金つくって逃げたから成立したわけだしね。
でも、私にしてみればどっちもどっちだろって感じだった。
病気の母親に四人の子供押し付けた最悪の父親。これで私の中の父親の評価もグズ以下。
私は小さい頃から母親に妹と比べられたり嫌味を言われていたりしていたのだから
母親の評価も私の中では地に落ちていた。というより評価に値しないと思っていた。
小学生のころから私は両親を親として認めていなかった。
両親はなんのために結婚してなんで離婚もせず喧嘩ばかりしてるの?と不思議だったが
そのうち親として最低だなと思い始め、いつの間にか私の中で親ですらなくなっていた。
そう私はあの日からどこかしら冷酷な判断を平気で下すようになっていた。
しかし両親の離婚後
母親の私に対する対応が今まで以上に酷くなっていくことは予定外だった。
いや、今までのことを考えれば当たり前なことだったのだろう。
あの人が私を認めていない時点で予定通りの反応が出ただけだったのだ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は何が降ってくるかお楽しみに・・・。