表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/26

プロローグ・・・?

全てが未定。思い付きで話が降ってきます。

時系列、構成、完全無視の文章ですので、そこはご了承の上読んでください。

ある夏の日、小学生であろう少女が階段を上り一つの建物に入っていった。

四階建てのその建物は市立図書館だ。

一階は駐車場になっており、二階が入口でどこの図書館にでもある返却ボックスが設置されていた。

夏休みで本でも借りに来たのだろうか。

だが、その少女は絵本や小学生向けの本が置いてある二階には目もくれず、

そのまま階段を上がっていった。どこへ行くつもりなのだろう。

三階は自習室が併設されている小学生では難しい本ばかりのはずだ。

四階はカルチャークラブの部屋があるだけだった。


少女には少し重そうなその扉を押しそこにこっそりと入っていった。

そこはとても静かな場所で左手には机と椅子が置いてあるスペースがあり、

数人が本を読んでいたり、ノートを開いて何かを書いていたりしていた。

その一角以外は本棚が整然と並んでいた。

少女は奥の本棚に歩いていき、何かを探しているようだった。

あちこち覗いたりしながらある場所で止まった。お目当てのものがあったようだ。

少女が本棚から引っ張り出した本は小学生には少し分厚く重そうなものだった。

少女はそこに座り足の上にその本を載せてページをめくっては何かを探しているようだ。

あるページで手が止まり暫くの間、少女はそのページを食い入るように見ていた。


少女は、本をもとの場所に戻しその部屋をそっと出ていった。

元に戻されたその本は少女が読むにはあまりにも似つかわしくない六法全書だった。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ