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MOB男な灰魔術師と雷の美姫  作者: 豆腐小僧
第三章 MOB男の人言奸計と思春期殺害報告書
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68 アイムマッド、ロールミー……








 明日、死ぬと分かっていたら、何をするだろう。

 何かできることがあるだろうか。


 裸で大通りを走ってやるとか、

 高くて買えなかった物を買ってみるとか、

 行ってみようとしたことや、言ってみようと思ってたことを、思い切って演ってみる。


 くだらない。


 明日、死ぬと分かっても二十四時間じゃ大したことはできないよな。

 特に僕のような凡人には、準備の時間はもっと必要だ。


 じゃあ、十年ならどうだろう。

 それなら何かできる気がする。


 嘘つけ。


 今もできてないのに、十年後に何かできているわけがない。

 嘘でなければ気のせいだ。


 けれど、人は自分だけは、明日になれば、何か変わっているのだと希望を抱く。

 あくまで希望だ。言い訳だ。


 十年後、僕はどうやら生きていないらしい。

 師匠の見立てによると、だが。


 正確に言うと、別に師匠は僕が死ぬとは言っていないが、どう聞いても僕は十年後には生きていないだろう。

 もちろん、死ぬのは十一年後かもしれないし、九年と三百日とかかもしれないけど、ともかく僕の余命はそんな感じだ。


 師匠が灰魔術の魔術師として天文道によって導き出した卦ではない。

 偉大なる魔導師としての見立てだ。

 どちらがより希望があって、どちらがより救いようのない絶望だったかは知らないが。


 原因は、つまり僕の死因は、僕自身の魔力耐性値にある。


 僕の魔力耐性値、つまり魔力に対する抵抗値は、現時点で、魔法障壁マジックシールドの類を自身にかけなくても、生身の状態で一切効果を受け付けないほど高い。

 どの程度かというと、ジガ婆やギニーお姉さんの探知系魔法でさえ、灰魔術師の開祖であるセドリック師匠の通信系魔術でさえ、僕には効果を及ぼさない。


 おそらく白魔術の治癒系魔術など対象者に益になるような魔術でさえ、僕の意思とは無関係に弾かれる。

 現在灰魔術の仮想世界『箱庭』に師匠を招くのも、僕が内部から別に術を発していなければ僕の『箱庭』に招くことはできない。


 それだって偶然の幸運によってである。

 どういうことかわからないだろうが、もう僕の精神世界に入れるのは限りなく限定されたということだ。

 師匠の他には、ヤーシャさんとウカさん、苺姫エルビーレ、そして姫様。これくらいだ。


 この人達には共通点がある。

 その前に誰だよって?


 ……まぁ、べつにいいじゃん? 誰だって。

 彼らが今の状況から助けてくれるわけでもないし。


 とにかく僕は大人になる頃に死ぬらしい。

 自分の異常チートな魔力耐性値によって、押し潰されるように、呼吸困難のごとく、死ぬらしい。


 魔力はこの世界の全ての存在が持っているもので、その魔力量が零になることはつまり存在できないことを意味する。そして人は自分の体内で魔力を生産できるわけではなく、魔素マナを取り込んで魔力に変換する。そして魔力を使用すればその残滓の魔粒子エーテルが残り、やがてまた魔素マナに浄化されて循環する。これはこの世界の大原則。


 僕は、僕の将来的な魔力耐性値はその大原則、魔素マナを吸収するということさえできなくなる。

 師匠いわく『世界の中に別の世界ができるようなもの』らしい。

 ハハハ、とんだ才能アンチチートである。


 だから僕に残された時間は十年ほど。

 だから僕は日本に帰ることはできないだろう。死んでまた転生しない限りは。

 それは姫様と、別々の道を歩くということだ。


 こう言ってしまえば、簡単な話だが、それを僕は姫様に言うことができない。その決心はつかない。決心はつけないまま、黙ってやり過ごすのが僕にとっては百点満点で、彼女には九十九点くらいの解答ではないかと手前勝手に思ってしまう。


 最悪、いや、最上か。姫様が僕との約束を、再会の約束を忘れてるかもしれないし。

 僕が彼女のことを忘れていないからと言って、彼女が僕に『迎えに来てね』と可愛く言ったことなんて忘れている可能性は無きにしもあらず。人気者ポピュラーの何気ない一言を真に受ける茸男マイナーほど惨めなことはない。


 そんなこと言って、覚えていたらそれは状況としては最悪だけどさ。


 兎にも角にも。

 僕は十年をどう過ごすかを考え、そこに『日本に帰ること』を除外した。

 クレオリア・オヴリガンが上郡美姫として日本に帰還することに協力することはまったく反対じゃないし喜んでする気はあるが、きっとそんな巧い方法はない。二兎追えば彼女の足を引っ張るだけだ。それは駄目だ。それだけは耐えられない。僕のような人間が、彼女の足かせになることはだけは駄目だ。役に立たなくとも、せめて足手まといにだけはなりたくない。


 僕と彼女の道は分かれている。

 それを巧く伝える方法がないだけだ。

 僕は帰ることはできないけれど、どうか君は一人で帰って欲しい。

 僕にすれば当たり前のことだし、それをあっさり彼女が呑むことだって自己分析してみればそれほどひどい話じゃない。


 けれど、それを言うことは出来ない。

 僕の自惚れかも知れないが、もしかしたらその一言が彼女の歩みを止めてしまうかもしれないから。


 だから、 


 僕は一人で生きて、一人で足掻いて、一人で……死んでいく。

 それだけをぐっと心に決めればいいだけだ。それくらいなら僕にだってできるだろう。







「何を言うぅ~!」

 女の子の声がした。


 僕は目を開けた。


 あ、そうそう。


 どうも、エドことエドゥアルド・ウォルコットです。


 僕は体を起こした。


 そこは暗闇の世界。

 灰魔術による仮想世界『箱庭』。

 その表層界だ。


 僕は胡座をかいたまま目の前の幼女を、すこしだけ見上げた。

 そこにいたのは関西のカリスマすべり芸人ではなく、三歳児の女の子だ。

 三歳なのか、三百歳なのかは実は微妙だが。


「我は兄者の命を命を掛けて命がけで守る気マンモスじゃぞ」

 えっへんと白く長い髪の幼女が無い胸を張って威張っている。


 ああ、そうそう、この自称妹がさっき言った内の一人、苺姫エルビーレだ。

 名前に意味はあんまりない。どうやら僕がつけたらしいが、いいかげんに思いつきを口にしたらしいので。


 彼女は白い髪に、赤い瞳。つまり僕と同じ。

 目つきは僕と違って鋭い三白眼の一重。小顔だが少し鼻筋が通りすぎている気がする。


 おや? そう言えば。


 僕は夢の世界で、夢から醒めて、夢の世界にいるという状態であることに今更ながら気がついた。

 別に不思議なことではない。僕がそういう風に『設定』していたからだ。

 僕が意志に反して気を失った場合には自動で『箱庭』の『表層界』が立ち上がるように『設定』していたのだ。


「気を失ったのか」

 僕の呟きに、苺ちゃんが不満げに頷いている。

「あの鶏ガラ女の咆哮ハウリングの効果じゃな。魔力耐性が高いからといって侮りすぎじゃ」

「別に侮ってたわけじゃない、よっ」

 僕はどっこらせと立ち上がる。


 あの盗賊ギルドの殺し屋との初実戦は、戦いとも言えない内に終わったようだ。

「状況は?」

 と苺姫エルビーレに聞く。


 僕の精神世界に作ってある『箱庭』は、この下にある常設の『深層界』と、入口でその都度発動創造されるこの場所、『表層界』の二層構造になっている。苺姫が普段いるのが『深層界』。師匠達と会うのが『表層界』である。


「先ほどまでは魔術の霧に包まれておったが、そこから移動しとる。なんか連れ去られたようじゃな。今のところ命に別状はないみたいじゃ」

「霧? 誘拐?」

「我にもよくわからん」

 苺姫がパンパンと柏手を打つ。


 それに呼応して二人の前に現実世界の僕から見た映像が映し出される。

 六年も経つと映しだすのにディスプレイを必要とせず、ホログラム風である。スターウ○ーズのエピソード4くらいには進歩しているのだ。


 もちろん、

「ん~?」

 そこに映っているのはオビさんに助けを求める銀河姫ではなかった。


 僕はその映しだされた場所に見覚えがあった。ついでにそこにいる男達にも。

 場所は娼館の経営者の執務室。そしているのもその経営者で盗賊ギルドの幹部ゴンズレイ、職場の上司ディガンさん、同じく先輩のベック。


「んん~?」

 よくわからん面子だな。現実世界観察用の『目』が見える範囲も限られているので他に何人いるかもわからない。やはり師匠のものと比べると使い勝手が悪い。師匠の『目』だと俯瞰である程度自由だったが、僕の『目』は定点観察しかできない。


 僕たちは彼らの会話に耳を傾けつつも、これからどうするか決める。

 内気法による五体探査ボディスキャナの感じでは現実世界の僕に目立った外傷はないようだ。

 あの化物女の咆哮は僕の意識だけを奪ったということか。

「僕の魔力耐性値を突き破って効果を及ぼすとはね……呪歌、か」


 興味深い。

 できることならあの怪物女をこちらに引き込みたいところだ。

 あの死の塊みたいな女が、僕にとっては命綱になるかもしれない。細くて嫌になりそうでも、現時点で唯一の希望だ。

 なんとか身柄を抑えておきたいところだ。せめて死体でもいいから。


「ああいうの何て言うんだ?」

「どれのことじゃ?」

「あの絶叫してた化物」

「ああ、我が谷にも似たのがおったな。屍肉あさりをしておる奴な」

 苺姫は顎にほっそりとした指を添わせながら、以前の故郷を思い出す。


「屍肉あさり、フゥん。人間界ではなんて言うんだろうな」

 怪物の名前についてそれほど詳しいわけではないのでとっさに情報が出てこない。

「我にそれを聞いてどうすんじゃ」

 ごもっとも。


「しかしアレは不自然な生命、偽りのガラクタよ」

 なるほど、確かにあの女もそれ以外の殺し屋達も『見えた』魔力、魔粒子エーテルは人工的な形也が見えた。苺姫の感じたことに間違いはないだろう。


 それはつまり、そういう存在を創れる、ということだ。

「悪い顔しとるところ申し訳ないんじゃが、兄者」

「だれがやねん」

「何も我は兄者の意識が失われたから、こっちにまで上がって来たわけではないのだぞ」


 苺ちゃんはいつもは『深層界』の『塔』のそばで引き篭もっている。僕が師匠と『表層界』で修行している時もそうだ。確かに珍しい。


「気づいておるか?」

「ええ? なにぃ?」

 幼児とはいえ、XX染色体からそんなことを言われるとなんか焦るのは(モテない)男のサガか。

 魔族に染色体なんてあるのかしら? というツッコミはおいといて。


「弛くなっとるぞ」

 その言葉だけで、感覚に結びついた僕は、それに気がつく。

 というか、内気法を使った時に気付かなかったのだから、鈍いんだけど。


 僕の特徴チート、僕の致命的な魔力耐性値がまだ『緩んで』いるのだ。

 『表層界』がその『隙間』から急激に魔素マナを取り込んで、変換し、魔力で満たされている。少なくともこの数年はなかった魔力濃度だ。

「これ……!」

 僕は愕然とする。いや歓喜の震えか。


「当然これもあの咆哮ハウリング効果か?」

「チビって気を失うほどの効果じゃからな」

 僕は苺ちゃんの指摘を華麗にスルーして、ウロウロとしながら考えを巡らしていた。


「やっぱり何とかあの化物の身柄を……いや人工生命体なら製造者の魔導師を探して……何にしても」

 僕の様子に苺ちゃんは呆れている。

「兄者は思いつきで行動が揺らぐのが悪いところじゃ」

「フットワークが軽いと言ってくんな」


「我が申しておるのは今の魔力充填量なら憑代なく顕現可能と言うとるのじゃ」

「マジで?」

 僕は意外に思って苺ちゃんを見る。


「マジ、じゃ。『緩んだ』状態で随分『死』に出会ったからの。そうは言っても三分ちょいくらいじゃが」

「ウルト……」

「危ない!」

 当たり前のことを口にしたのに遮られたので、苺ちゃんの提案を考えてみる。


 『苺姫顕現』は確かに強力な奥の手だが、使う魔力量を考えるとやっぱり使えない。

「うーん、駄目だね。もったいない」

 あんまり考える必要もない。僕の『持病』を考えると魔力消費はできるだけ避けたい。おそらくこの『緩んだ』状態は一時的なものだろう。


 そもそも、

「何度も出られるわけじゃないだろ?」

「一度じゃな」

 なら今奥の手を使うのは問題外だろう。


 その考えが分かるのだろう、苺ちゃんが自分の提案に食い下がる。

「しかし今『緩んで』いる内に『死』を喰らえば少なくとも何割かの魔粒子エーテルは回収可能じゃぞ? しかも我は兄者と違って外にでさえすれば自分で魔素マナも吸収できる。我の豪飲具合は分かっておろう。その状態で戻ればもしかしたらもう一発分くらい溜まるかもしれん」


 僕は苺ちゃんの目を覗きこむ。そこにあるのは欲情した様に濡れる赤い瞳だ。

 殺る気満々だな。


 僕の視線に気がついた苺ちゃんがジロリと怒気を孕ませて睨み返してきた。

「言っておくが兄者、我とて何を優先すべきかは分かっておる。もはや我はギルベナの森の王でもない。我らが一つとなってもう三年、今更我を信用しておらんというなら……泣いて暴れるぞ」


「ガキか。いや、ガキなんだけど」

「そもそも! そのように不信に思うのであればさっさと『魂面アニマ』の契でも結んでおけばよかったのじゃ。それを兄者がいつまでたっても決断せぬから我は相も変わらず可憐な幼名のままじゃ。我はもう三百年と三歳じゃぞ。そろそろ苺姫エルビーレなどと言う歳じゃないわい」


 おおっと、話が愚痴っぽくなってきた。


 危険な香りを感じて僕は、色々ツッコむところを流して、苺ちゃんに向かって掌を向け、落ち着かせる。

「待ちなさいよ。信じてるとか信じてないとか問題にしてないから今は。奥の手も使いドコロを間違っちゃ意味ないでしょ」


 どうも『司神ツカサガミ』系の進化をしている魔族は存在意義に囚われていていけない。

 見知らぬ人間の命など『人がゴミのようだぁ』とさえ思わないところがあるからな。

 

 そう諌めると、

「何を言うとるか。どのみち兄者のやろうとしていることも同じではないか。ならばより実りの多い選択をするのが当たり前のことよ」

 と言われて、それもそうかと納得する。


 とは言え、僕の性格的にタイミングが読めない状態でドンドン手札を切っていくのはやりたくないな。

 それが僕の短所だと分かっているが、それが長所だと信じている部分もある。


 と、思っていたら、

『確か、男娼専門の調教師がいたな?』

 と現実世界でゴンズレイ達が話し合っているのが聞こえた。

 僕はその言葉に引っかかって、耳を傾ける。


 その会話を聞いて、僕は命の危険の前に、貞操の危険を感じて思わずお尻を両手で抑えた。そして苺ちゃんを見る。


 ニヤリ。

 と、それ見ろと、明らかに言っている顔があった。


 くそう。

 色々のことを含んで僕は悪態を吐く。


 ウダウダ悩んで、時間切れになって、追い詰められて、行動する。

 平常運転といえばそうで、いつもどおりだ。

 決断できていないのに、またも計画は前倒しだ。


 仕方がない。

苺姫エルビーレ

 と自称妹の名を呼ぶ。


「一応、一人か二人残しておけよ」

「善処しよう」

「時間もそんなに無いよ?」

「十分すぎるわ!」


 結局躊躇いの欠片も見せてはくれなかった。闘牛場に入れられる牛のように前のめりだ。違いがあるとすれば、贄とは対極にある存在だけど。あと牛は女の子としても、魔族としても、失礼だったな。


 あー、なんか間違ってる気もするけど、それを振り払うように、

「ヤッチマイナ!!」

 僕は景気良く許可を与えた。


「オウ!」

 と彼女も短く威勢よく答える。そして『カカカ』と喉から響くような邪悪な笑いを発した。


 いや、正義とか悪とかいう概念すら彼女たち魔族にはないのだから、そう感じたなら僕の偏見だろう。だが僕が現方の存在である以上魔族のこの『純粋さ』は一生理解できないだろう。でも理解できないことが離別の理由にならないくらいの大らかさが僕の長所だと言っておこう。


 ともかく、

 苺ちゃんの姿が、僕の前から一瞬で姿を消した。


 すぐにホログラム風の外界映像に、現実世界に出現した彼女の姿が映る。

 この世界では三歳児だったのが、充填された魔力で見事なローティーン美少女になっている。さすが魔族。

 おまけに衣装も変わってたが、お色直しとはこちらはさすが女の子というところか。なんかピッタリした黒のスニーキングスーツだ。なんの漫画の影響だ。


 僕は半ば呆れながら、妹様の活躍を見守ることにする。

 意識のない僕にはやることもない。

 その間に思い出話でもするのもいいだろう。







 こうして計画は始まった。

 決定的に足を踏み外したとも言う。

 なんの罪悪感も喪失感もない残念な気持ちで彼女を僕は見守る。


 どうやらゴンズレイ達は、音もなく出現した苺姫エルビーレにまだ気がついていない。

 文字通り致命的だ。気がついていても致命的な存在だが。


 ギルベナの森の、谷の、闇の、死の、王は三年ぶりに姿を現した。

 三年前とは全く姿を変えて。

 三年前とは全く存在意義を異にして。


 僕の、彼女の、総勢二百人を殺害する計画を、開始するために。







なぜかこの時「ヤッチマイナ!!」と言いたかったのです……。

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