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1.プロローグ

 ノリと勢いで書き始めました。更新は不定期です。基本ストックなしで行こうと思います。(携帯だしww)過度な期待はしないで読みやがってください。(某南家三女風)

 気長な人以外あまりオススメしません。感想や意見は受付ます。批判は勘弁してください。メンタル弱いので。

 

 

……気が付けば辺りは焦土とかしていた………。

 

 綺麗だった町並みは黒い炎により燃え尽き、荘厳だった城は跡形もなく破壊され、辺りには死体が転がっており、人が燃えるなんともいえない臭いが漂っている。

 

そんな死体が転がっている場所の中心地に、俺は立っていた。

 

 

「……ヤバイ、やっちまったなぁ。俺ってリアルテロリストじゃね?。国際指名手配犯に仲間入りしちゃったね。てへっ☆

 人を軽く万は殺したっぽいけど、全然実感湧かないなぁ。服とか体に返り血すらついてないとか、俺様超Tueeeeee。ていうか覚えてないしww

 それにしても独り言超楽すぃーーーーーっ!!これ以上ないってくらい楽し過ぎるわww 文句がある奴はかかってこいや、オラァッ」 

 

 いい加減現実逃避はやめようか、うん。どうやら俺は国の首都を滅ぼしてしまったらしい。

 らしいというのは、元(笑)首都には俺以外誰もおらず、そして断片的ではあるが、城や家を壊した記憶があるからだ。

 

 

「あの腐れ傭兵と腐れ貴族も殺しちゃったのかぁ。楽に殺すつもりはなかっただけに、覚えてないのが非常に、本当に残念でならないなぁ。

 ………ッッ!!頭痛ぇし、体マジだるっ。これはあれか、契約したよく分かんない力が暴走した代償ってところか。俺の暴走○ードの活動限界は5分てか?自分で制御出来ない力とかマジ意味なっww 俺は歩く核兵器……NA・N・TE・NA☆」  

 

 ……ふう、頭痛と喋り疲れたことから冷静になってきた。明らかにテンション可笑しかったな自分。

 冷静になったため気付いたが、俺の生きる目標であった復習を果たしてしまった。

 どうしようか? 真琴はもういないし、ぶっちゃけ生きてる意味なくね?うん……死ねばきっと会えるっしょ。

 そうと決まれば早速死のうと、今だに燻っている黒い炎に向かって歩きだそうとした瞬間―――

 

 

「あの〜う、なにがあったのでしょうか〜?」

 

 

 突然声をかけられ、振り返ってみるとメイドさん?がいた。金髪碧眼でタレ目ないかにも癒し系のお姉さんで、特に胸が…E…いやF?…ま、まさかG級っ!! そんな馬鹿なっ、俺のスカ○ターが壊れただとっ!? 戦○力10万越えとかヤバイなww

 ……まぁ、実際のサイズなんて分からないけどなwwでも、いろいろと?(笑)できるレベルの大きさだな。 

 

「あの〜う、聞いてますか〜? 私のこと無視しないでください〜。」

 

 

 ちょ…まてよ(キム○ク風に)、落ち着け自分。すーはー、すーはー、よしっ!! 落ち着いた…かも?。あまりにも胸が大きかったから取り乱しちゃったZE☆

 癒し系=胸が大きい、あながち間違ってないと思うんだ、うん。 

 それにしても胸が大きい……じゃなかった、俺に気付かれないうちに背後にいるとはやるなメイドさん。(俺、一般人だけどww)

 

 

「話を聞いてくださいよ〜、もぉ〜。」

 

 

 ローブの裾を引っ張られて気付いたが、何故かメイドさんが俺の間近から上目づかいで見上げてくる。

 ヤメテ〜、それ以上萌えさせないで〜。もう俺のライフポイントはゼロよ〜。 ……ハッ!?やばい、一瞬あまりの可愛さにトリップしちまったぜww ていうか前屈みは勘弁してください。何がとは言わないけど一層強調されるんで。

 

 

「あれ〜、黒髪黒瞳ってことは、もしかして〜ヨースケさんですか〜?」 

 

 

 今更ながら俺の格好は白いローブでフードで目元まで隠している。当然ながら間近から見上げれば黒髪黒瞳ということは分かるに決まっている。

 それでも俺は動揺を隠せなかった。何故なら名前を呼ばれたからだ。

 

 

「君はいったい…? どうして俺の名を…?」

 

 

「申し遅れました〜、私はシャルト家に仕えるシエルといいます〜。ヨースケさんのことは真琴さんから聞いていますので〜。」

 

 

 あの腐れ貴族に仕えてたのか……。まぁ可愛いし、いい娘っぽいから許すとしますか。 

 

 

「それでシエルさんは何故ここへ?」

 

 

「シエルでいいですよ〜。え〜と、私はですね〜、旦那様からお暇を頂きまして〜、隣町のヴェネツィアにある実家に帰省していたのですが、今日戻ってくる途中でユークリッドから煙が上がっているのが見えまして〜、それで急いで来たんですけど、いったいなにがあったのでしょうか〜?」 

 

 馬鹿正直にそのまま話すわけにもいかず、嘘をつくことにした。言ったところで信じてもらえないし、頭の可哀相な人扱いだろ。まさに百害あって一利なし。 罪悪感? そんなもの犬にでも食わしてろww

 

 

「実は俺も来たばかりでね。恐らく魔獣によるものだと思うんだけど、詳しいことは知らない。ただ………生存者はいないみたいだ。 シエルもさっさと避難したほうがいいよ。いつ魔獣が戻ってくるか分からないからね。」

 

 

「……そうですか〜。せめて遺体を埋葬したかったのですが、仕方ありませんね〜。私は実家に行こうと思います〜。

 ヨースケさんはどうしますか〜?」

 

 

「俺はここにいるよ。予定もないし。」

 

 

 今はシエルがいるから遠慮?しているが、正直さっさと死にたかった。目標もないし、真琴のいない世界なんて興味がないからだ。 ああ、ツマ○ネが聞きたいなぁ。(意味f)

 

 

「もし魔獣が戻ってきたらどうするんですか〜。死んじゃいますよ〜?

 もし宜しければ私と一緒にヴェネツィアに行きましょうよ〜。

 ………あっ、そういえばマコトさんから伝言を預かってるんでした〜。 

『戻れなくても、私の分まで生きて。』だそうです。まるで遺言みたいですよね〜。予感してのでしょうか〜?……………………………………………」

 

 

 俺は真琴の伝言ならぬ、遺言を聞いた辺りから話を聞いていなかった。

 ああ、俺に生きろと言うんだな……死より辛い道を進めと、これじゃあ死ねないじゃないか。

 そう思いながら俺はこの世界に召喚された日に思いを馳せていた―――

 次話は気長にお待ちください。時間をかけて煮詰めて行きたいと思います。

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