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200文字小説

ミルフィーユ(200文字)

作者: うわの空

 お金持ちの彼の家に挨拶に行ったら、ミルフィーユが出てきた。

「遠慮なく召し上がってね」

 ってお母様! ミルフィーユはきついです!

 何がきついって、ボロボロこぼさずに食べることが!


 出てきたミルフィーユは、ハーモニカくらいの大きさがある。

 ど、どうすれば、こぼさず綺麗に食べることができるの……!?




「彼女すごいわね。あのミルフィーユをこぼさず食べきるなんて」

「そうだね」


「だけど、一口で食べるとは思ってなかったわ」

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― 新着の感想 ―
[良い点] ハーモニカくらいの大きさを一口で食べる彼女。 想像したら可愛くて笑ってしまいました。 最後のどんでん返しが上手で、思わず拍手したくなりました。 [一言] 遅れてしまいましたが、は…
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