好き
この物語は実話を元にした作品です。
私の最初で最後の本当に好きだった人の話を聞いてください。
初めての恋は保育園の時。
同じクラスの子でかっこよくて走るのが早くて
みんなの人気者。
その子と一緒に遊んでいた時にほっぺにキスされた。
でも、ほっぺがヨダレでベタベタですぐハンカチで拭いたのが思い出。
好きだと思ってた、でもそれは好きではなくて
ただなんとなく人気者だったから好きって勘違いしてただけ。
ラブではなくライクの方だった。
それから小、中、高と好きな人ができるわけでもなく告白されたから付き合って別れてを繰り返した。
18歳の時、友達に紹介されて付き合った人。
その人に私の初めてをあげた。
車の中で初めて性行為をした。
血で汚れたシートカバー。
真っ赤に染まってた。
あぁ、処女じゃなくなったんだ。
あっけない。ただ痛いだけじゃん。
それが1番最初に思ったことだった。
友達に聞かれた。
どうだった?もっと好きになったでしょ?
そうだね。幸せだよ。って答えたけど
もっと好きにならなかったし自分の車でしたから
シートカバー汚れたし新しくカバーを買い直さなきゃいけないし痛い出費だなって思ったのが本音。
もっと好きになるってなに?男が気持ちよくなるだけの行為じゃん。気持ち悪い。それしか頭になかった。
ほどなくしてその人とは別れた。
ただ初めてをあげただけの人。
私の処女喪失はロマンチックなこともないし
幸せに包まれることもなかった。
SEXってなにがいいの?




