表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者になろう!【本編完結済み】  作者: 御伽ノRe:アル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/120

冒険73─俺の知ってるコロシアムじゃない。

「やっちまえー!」

「王族は滅びろー!」

「おい、酔狂な奴も居るぞ! 王子と一緒に参戦してやがる!」

「いやぁ~、結構なエールだな!」

うん、会場からの声援は酷いエールばかりだ。

ま、汚れドワーフはどこ吹く風になってるが。


「ハハハ! 慄く事なく来たか! 結構、結構! だが、鍛冶しか脳の無い平凡な坊っちゃんが何を出来るか見物だな! 昨夜は冒険者ギルドに逃げ込んだようだが、後ほど、新国王の俺の署名を持って、責任追及の文を出そうではないか!」

「アイツが騎士団の持ち上げられた愚か者か?」

「あぁ、アイツがそうだ。王も王妃もアイツに捕縛されては逆らう奴は片っ端から同族を殺しやがった」

「何を話してる! どうせ、碌でも無い事だろう! ハハハ! お前は今日、終わりだ! この記念すべき日を国の記念日にしてやろう。クソな王子の終わりの日とな!」

良く吠える奴だ。

汚れドワーフは歯を強く食いしばる余りに血が滲み出ている。

「クリーン。落ち着け、お前の怒りや鬱憤はこれから晴らせば良い。そのエネルギーをあんな小物に使うのは勿体ないぞ?」

「あぁ、そうだったな。儂の力、これから見せてやろう」

「あぁ、それで良い」

ドワーフは頭に血が上りやすいのは種族の特性だったりするのだろうか? そう言えば、酒も大好物だったはずだな。


「ハハハ! 涼しい顔をして居られるのも今のうちだ! さぁ! 奴らを血祭りにあげる魔物を投入しろ!」

「ガァァァ!!」

小物の合図を皮切りにコロシアム周辺の柵が上げられては、どんどん魔物が投入されていく。


「さて、やるわよ!」

「私の鍛えた実力の魅せどころです」

「拙僧も役に立つぞ」

「儂も行くぞ」

「さて、やるか」

肩を回しつつ、俺は鞘から剣を抜き去っては魔物へと向かって行くのだった。


「アイツらなんなんだ! なんなんだ!」

そんな小物の声が頭上から、先程からキンキンと響いてくる。

「おい、もっと投入しろ! 全部だ! 兵も出せ! ヤツらを処分するんだ! 早くしろ!」

小物は小物らしかった。

俺達の情報を調べる事もしなかったらしい。

少しでも調べれば、俺達がドラゴンキラーでも有り、クラーケンにシーサンペント狩りをも成し遂げたゴールドタグ持ちだと分かるだろうに。

いや、先程冒険者ギルドを敵に回すような発言もしていたし、到底、運が良くなければ情報の入手も難しかったか?

俺達のパーティーの損耗率は正直無い。

俺は勿論の事、駄天使は片手間で倒しては王女ちゃんへ指導してる状態だ。王女ちゃんも不敵な笑みを見せつつ、剣をバッサバッサを振っては魔物を両断している。

物騒僧侶は汚れドワーフをサポートしつつも、素早い槍のリーチと、一撃の威力の汚れドワーフのハンマーの攻撃を噛み合わせては効率良く倒してる感じだ。


「ヤツらを殺せー! 新国王のご命令だ!」

「「おおお!!!」」

魔物も底を尽きたのだろうか。

新たな獲物ならぬ、クーデターを起こした騎士団一行が今度は投入されて来た。

怪しい動きをする輩も居るから、暗部の物だろう。雰囲気が昨夜の暗殺者とソックリだ。気になって鑑定にかけると、暗殺のスキルもあるのでビンゴだろう。

「さて、もうひと踏ん張りだぞ」

俺がそう言いながら、前に躍り出ると、奴らが二の足を踏むが知ったことでは無い。奴らの罪は思い、苦しまずに済ますのが、せめてもの俺の情けだと思って貰おう。俺の一閃が閃いては騎士団の1人の首が飛んだら、ヤツラは一体何を相手に殺意を向けたのか理解を急速にしたのか、足を震え出していたが、他の皆も動き始めていた。もう、奴らの慈悲の時間は終わっていたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ