表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者になろう!【本編完結済み】  作者: 御伽ノRe:アル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/120

冒険19─ダンジョンって魔物ばかりだと思いました? いいえ、その逆でした。

いやぁ、冒険者多いね。

見渡す限りは魔物よりは冒険者だ。

むしろ、魔物が見えん。


「コレがダンジョンねぇ」

「だねぇ」

「魔物居ないねぇ」

「そうねぇ」

うん、マージで居ない。

階層を降りてみても似たような感じだ。


「あれ、此処って何階層だったっけ?」

「30階層って言ってなかったっけ?」

「ナビ的な力は?」

「……」

なんだろう。

あれ? ナビって、何が出来るんだ?

そう言えば、最初のマップの時も近場位しか出てこなくて後は更新待ちみたいな感じで表示された気がしたけれども──もしや、コイツ…サボりの常習犯なのか?


「なによ? 文句あんの?」

「いや、いいさ。うん、お前はそういうやつだった」

「あ! なんかムカつくんですが! ねぇ! ねぇ!」

「あ~、あ~、あ~」

服を引っ張るな、伸びるだろ。

服だって高いんだぞ!

って、言ったら言ったで揉めるんだろうな。

とりあえず、引っ張られながらも魔物も現れない階層を俺達は歩いていく。


「やっと空いてきたな。もう10階層だぞ」

「30階層だとしたら中級って感じかしら?」

「まぁ、ザックリだとそんな感じかもな」

冒険者も疎らになってきてる気がする。

それに魔物っぽい雰囲気もする。

マップならぬマッピングは出来てるようだから、迷うことは無いだろう。

とりあえず魔力の流れっぽいので階下へのポイントも分かるし、そちらへ向かってみるか。


「おっ、やっと発見。ゴブリンか?」

代表的なやつだなぁ。

それにちゃんと武器も持っている。

中級って事かね。

なら、俺も武器を出しますかね。

アイテムボックスから、そこら辺で買った剣を取り出しては自然な形で構えてみる。

うーん、何となく剣の扱い方が分かる感じは未だに慣れないな。


「グギャ!」と声を上げて、こちらへと突っ込んで来るゴブリンの剣筋をこちらの剣で受けては跳ね上げて、そのまま斬り込むと呆気なく終わりだ。

死体はそのままでもダンジョンに吸収されるし、一応ギルドタグにも討伐記録は分かるようだから、このままで良いだろう。

振り返ったら、アイツの方も終わらせていたみたいだった。


「肩透かしね」

「いや、でもやっとダンジョンって感じが味わえたぞ?」

「確かに! なら、早く先に進みましょ! ほら! 早く!」

「はいはい、分かりましたよ」

全く、どっちが保護者みたいな立ち位置なんだか。

とりあえず、先に階下へと進み始めるアイツを追い掛けつつも、俺もダンジョン攻略をどこか楽しみ始めていたのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ